【読売マイラーズカップ 2023】最終予想
どうも、工藤新一です
今回は安田記念(G1)の前哨戦でもある「読売マイラーズカップ(G2)」の最終予想記事になります
いよいよ今週から2年半の改修工事を経て「京都競馬場」がオープン
芝の全面張り替えを実施したという事もあって馬場状態も気になりますが、土曜の馬場を見た感じだと開幕週の良馬場らしい高速馬場寄りで差しも決まっていますが、基本的には開幕週のセオリー通り「前有利」は変わらない印象。同レースも過去には2020年ベステンダンク(7番人気2着)、2019年グァンチャーレ(5番人気2着)、2015年サンライズメジャー(5番人気2着)といった前につけるタイプが穴を空けており、今回も穴を空けるなら前というイメージである程度決め打って馬券を組み立てていきたいところ
という訳で、予想です!
読売マイラーズカップ 2023 予想
◎シュネルマイスター
○キングエルメス
▲マテンロウオリオン
☆シャイニーロック
△ソウルラッシュ
△エアロロノア
△ビーアストニッシド
△サヴァ
△ジャスティンスカイ
△ガイアフォース
◎シュネルマイスター
メンバーの中では能力最上位で、ベスト距離は1600mという馬なので前走からの距離短縮はプラス。高速向きの馬場は得意としていますし、外回りのコースで末脚を発揮できる舞台なのも歓迎。開幕週という事でやや前が優勢になってきそうですが、有力馬の中なら一番安定して上位に来れそう
前走の中山記念(G2)にしてもこの馬にとっては1F長い1800m戦でしたが、スタート後はやや下げる形になり、道中はインで立ち回っていたのですが、最後の直線に向かうと前に居たダノンザキッドが壁になり、進路取りに手間取りながらもジワジワと伸びを見せて勝ち馬ヒシイグアスからは0.2秒差の4着なら収穫の方があったという一戦。小回りという舞台も厳しかったですし、むしろこの舞台でよくやれていたという印象でした
2走前の香港マイル(G1)では完全に末脚が不発で終わっていますが、地元馬が優位に働いた中でのレースで輸送もありイレギュラーな舞台設定を考えれば仕方なしの惨敗。ドバイの時もそうでしたが、海外遠征は見えない何かにやられてしまうという感じで、遠征後は問題なく走れている点からもここでの惨敗は気にしないのがベター
今回に関しては栗東滞在を経ての出走になりますし、この馬にとっては輸送が無い点もいい方向に働きそう。ここはメンバーレベルを考えれば絶対的な能力値は普通に上位ですし、鞍上・ルメールであれば馬場を考慮したレースをしてくれそう。格の違いを見せるという場面があってもいいはずでしょう
○キングエルメス
ロードカナロア産駒らしいスピードに加えて先行力があり、開幕週はプラス。これまでのレースを見てもハマった時の破壊力は魅力で、有力馬を出し抜ける自力は兼ね備えている一頭
前走の睦月ステークス(OP)は中京芝1600mでのレースでしたが2番手に付ける競馬からそのまま押し切っての勝利と好内容で負かした相手もグラティアス、ワールドバローズ、ディヴィーナといった骨っぽいOPクラスが揃っていた事を考えれば価値のある一戦。全てが上手くいったようなレースだっただけにそこまで評価はされなそうですが、もともとは重賞勝ちがあり、ここで復活出来たのは次走に繋がったという内容
鞍上・坂井瑠星もこの馬では10戦中8回乗っており、先行力を活かしてくれるような競馬は得意のジョッキー。海外遠征時も乗っているほどですし、ここは人馬一体で挑めば怖い存在なのかなと思います
▲マテンロウオリオン
ダイワメジャー産駒ながらも決め手があり、昆貢厩舎×マテンロウ冠×鞍上・横山典弘が継続されるのであれば不気味な一頭。これまでの乗り方を見ても後方から末脚に賭ける競馬をしていますが…開幕週という事を考えてもそろそろ好位で立ち回るという鞍上の奇策もありそうな予感
前走のダービー卿チャレンジトロフィー(G3)にしても後方待機策から最後は外を回っての上がり33.2秒の末脚を使っての4着。斤量58キロを背負っていた事を考えれば負けて強しでしたし、馬の目はまだ死んでないというレースっぷり
2走前の東京新聞杯(G3)は勝ち馬ウインカーネリアンが逃げる立ち回り力を活かしての勝利でしたが、この時は後方からの一辺倒な競馬ではなく好位で立ち回る競馬が出来ており、大きく離されてなかったのは収穫ともいえるレース内容でした
自力を考えればここでも十分やれると思いますし、後方からのポツンをされたら届かなくなる可能性はありますが、好位で折り合えれば上位に来れてもいいはずでしょう
☆シャイニーロック
開幕週の京都競馬場でまだ馬場という面では未知数なところもありますが、単騎での逃げが出来れば残り目もありそうな一頭。前走からの距離短縮もプラスに働きそうですし、有力馬がこぞって差し馬という点からも一撃の可能性は秘めていそう
前走の大阪城ステークス(L)では内枠の2番から好スタートを決めてハナを取りに行く形になりましたが、外から競り合ってきたニホンピロスクーロの応戦もあって前半1000m通過は58.5秒とハイペースになった事が痛恨。最後の直線では序盤は粘りを見せていましたが、さすがに苦しくなっての8着。やや距離が長かった事に加えて展開が向かなかったと考えれば仕方なしの結果だったはず
2走前の洛陽ステークス(L)にしてもしっかりハナを取り切って逃げの一手を打つとマイペースに持ち込んでそのまま最後の直線に向かうと、ここでもしっかりと粘りを見せての3着。外から差してきたジャスティンスカイが完勝したレースではありますが、この時は1キロ差がありながらも善戦出来ており、今回はそのジャスティンスカイも人気馬という形で出走するのであれば妙味があるのはどう見てもこちら
人気薄×鞍上・酒井で逃げ馬という点もワクワク出来そうな組み合わせで、差しに徹する有力馬を相手にやることはもうわかっているはず。ここはマイペースで逃げる事が出来れば馬券内ならチャンス
Your Message