【フェブラリーステークス 2023】最終予想

公開日: 

どうも、工藤新一です

今回は今年一発目のG1・東京ダート1600mで開催される「フェブラリーステークス(G1)」の最終予想記事になります

骨折により電撃引退となったギルデッドミラーが回避になった事でレモンポップ×鞍上・坂井がやや抜けた1番人気になりそうですが、能力は認めつつも1400mのスペシャリストなだけに1Fの距離延長は決してプラスではないのと、G1という大舞台で坂井への乗り変わりもマイナス。やや押し出された人気感は否めないですし、主役が不在であれば荒れても不思議ではないですし、ここは波乱込みで考えていきたいところですかね

展開的には真ん中からショウナンナデシコ×横山武史がテンの速さを活かして逃げる構えになりそうですが、外目からヘリオス×鞍上・武豊は2番手キープが濃厚になってきそうですが、そこに大外枠のケイアイターコイズ×鞍上・横山和生も前に行きたいはず。先行脚質のレモンポップ×鞍上・坂井もマークされながらの競馬になりそうですし、序盤からペースもあがりそれなりに流れて最後はタフな追い比べ決着になりそう。レモンポップが1400mまでと過程した場合に最後の200mでしっかり差してこれるような馬を中心に考えたいところ

という訳で、予想です!

フェブラリーステークス 2023 予想

◎ケンシンコウ
○ソリストサンダー
▲セキフウ
☆シャールズスパイト
△テイエムサウスダン
△レッドルゼル
△レモンポップ
△ケイアイターコイズ
△アドマイヤルプス
△ショウナンナデシコ
△ドライスタウト
△メイショウハリオ

◎ケンシンコウ

東京ダート1600mで穴を空けてくるパイロ産駒でこの馬自身も過去には同舞台の重賞ユニコーンステークス(G3)で11番人気3着と波乱演出の経験あり。タフな中距離で好走しているようにスタミナもありながら追って良しの末脚があり、前走は初の1400m戦からの距離延長はこの馬にとってプラス

その前走の根岸ステークス(G3)にしても初の1400mのレースとなりましたが、大外枠の8枠16番からスタートこそしっかり決めましたが、最後方まで下げる形になりポツンと一頭置かれる展開の中で最後の直線に向かうと一番大外を回って追い込んでの6着。この馬にとっては距離が短かったのもありましたし、勝ち馬レモンポップ、2着ギルデッドミラーが強かったレースの中で一辺倒な競馬をして6着まで押し上げてきたのであれば確実に次に繋がったという内容

2走前のポルックスステークス(OP)は逃げたウィリアムバローズが最内枠スタートから600m通過36.8秒→1000m通過1分02.1秒とやや楽に構える流れの中で後方に下げており、4コーナーでは追い出しに図ろうとしましたが、インの進路を通って伸びきれずの失速。勝ち馬ニューモニュメントも能力のある馬ですし、他の上位勢は先行していた前優勢の展開もこの馬にとっては向かなかったと考えればそこまで悲観する内容ではなかったはず

鞍上・バシュロも外人ジョッキーらしい最後まで追ってくれる強さがありますし、ここでの乗り変わりはプラスに考えていいはず。枠に関しては同コースでは有利な外枠の方が良かったと思いますが、バシュロが会見時に「2、3番から6、7番くらいを取れるといい」と語っており、今回は当人の希望通りの2枠3番。最後はタフな追い比べになるような展開になればハマっても良さそうですし、ここは一撃に期待です

○ソリストサンダー

去年の同レースでは追い込んでの4着と舞台設定は悪くはなさそうで、休み明け+8歳馬という年齢で一気に人気を落とす形での出走になるのであれば妙味的には抑えたい一頭

その去年のフェブラリーステークス(G1)を振り返ってみても逃げたテイエムサウスダンが2着、2番手ソダシが3着、勝ち馬カフェファラオにしても4番手追走の前優勢の展開となった中で好位の前目で脚を溜めて最後は伸びてきていましたが、前が止まらずという形なら仕方なし。外からスッとポジションを取りに行けるセンスが際立っており、やはりこの馬にとってのベストは東京ダート1600mという感じの一戦でした

実際に東京ダート1600mでは2021年の武蔵野ステークス(G3)での勝利がありますが、その時は外枠からスムーズな運びで最後の直線に向かうとそのまましっかり伸びきっての勝利と完勝。ゴール板手前では追ってきた2着エアスピネルを離しにかかる強さを見せており、そのエアスピネルも決して弱い相手ではないことを考えれば好内容

前走のマイルチャンピオンシップ南部杯(G1)では不発に終わりましたが、陣営は「ゲートを変に出て、脚を痛めてしまった」とコメントしておりこの一戦だけではまだ見限れないはず

鞍上・菅原明良への乗り変わりになりますが、関東圏の東京コースは得意としており、去年はペイシャエスでユニコーンステークス(G3)を勝利した舞台と問題はないはず。枠は6枠11番なら外を回っても問題なさそうなところですし、年齢によるの衰えは気になりますが…この舞台で末脚勝負になればチャンスはある

▲セキフウ

この舞台は得意のヘニーヒューズ産駒。気性面でムラがあり、好走→凡走を1走おきに繰り返していますが…このタイプは買い時さえ間違えなければ美味しく頂ける妙味馬。溜めれば弾ける末脚があり、ハマった時の破壊力は十分

前走の根岸ステークス(G3)は2枠4番とこの馬にとっては厳しくなる内枠に入った事で終始インで包まれてしまい、気持ちの面で走る気を損ねてしまったというレース内容。鞍上・ミルコもレース後には「気持ちが全然入っていなかった。押しても行かなかった」とコメントしており、陣営も今回に向けては「前走は前半からハミを取らなかった。前走後は疲労回復に充てており、いい状態で送り出したい」と語っており、明らかに不完全燃焼といった印象

好内容だったのはハイレベルな一戦となった去年のユニコーンステークス(G3)でこの時も枠は内目の2枠2番でしたが、中団より後ろで脚を溜めながらも最後の直線に向かうと抜群の手応えで伸びて最内のインを強襲しながらの2着。よくあそこから伸びてこれたなという感じがありましたし、勝ち馬ペイシャエス、3着バトルクライ、4着ヴァルツァーシャル、6着リメイクは後のダート路線でも活躍している事を考えれば高いレベルの相手に好走は価値のある一戦だったはず

鞍上・ミルコもこの馬には乗り慣れており、全盛期ほど目立つことはないのですが…大舞台には強いジョッキーというのは変わらず。ここ辺りで一気に穴を空けてもいいはずでしょう

☆シャールズスパイト

今回はレース史上初の外国馬の出走となり、まだ「未知の魅力」という立場ではありますが、Speightstown産駒は国内だとモズスーパーフレアやマテラスカイといったスピード寄りの血統で芝、ダート兼用という種牡馬。この馬自身も芝G1勝ちがありながらもダート重賞を勝利と二刀流が可能なタイプ

前走のブリーダーズカップマイル(G1)にしても芝での1600m戦になりましたが、伏兵の扱いとなり最後の直線では進路取りにややロスがありながらもしっかりキレのある末脚を使って伸びての2着。勝ち馬モダンゲームズは馬主・ゴドルフィン×鞍上・ビュイックのフランス2000ギニー(G1)馬という事を考えても世界で活躍する名馬ですし、勝ち時計1分33:96秒でそこに迫ったという事を考えれば価値のある一戦だったのは明らか

アメリカダート出走経験こそありますが、砂の質を考えれば日本の方が合いそうな印象はありますし、距離は1600mがベスト

そして今回特筆すべきなのは『鞍上・モレイラ』で挑むという点。日本での活躍はもはや折り紙付きで、やはり彼が乗って挑むというのはジョッキーも大事になってくるG1においては大きなプラス材料。全てのマイナスデータをひっくり返すほどの破壊力があり、テン乗りというのも不気味さが一層増すといった感じ。圧倒的な主役が不在のダート路線ですし、どちらかというと期待の方が大きい

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  • 工藤新一(管理人)

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    競馬歴:10年

    職業:予想家

    趣味:お酒、ドライブ、旅行、映画、読書、楽しむこと

    座右の銘:一期一会

    予想スタイル:オッズの盲点をつき、いかに回収率を上げれるか。ファクターはデータ、馬・騎手能力、調教、血統、メイチ度など全てを重視します

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