【京都牝馬ステークス 2023】最終予想

公開日: 

どうも、工藤新一です

今週の土曜の京都メインは荒れそうな牝馬による重賞「京都牝馬ステークス(G3)」の最終予想記事になります

今年も去年に引き続き阪神競馬場での開催。このコースはとにかくリピーターが走る傾向にあり、別の重賞ですが阪神カップ(G2)なんかもキンシャサノキセキ(2009年、2010年連覇)、サンカルロ(2011年、2012年連覇)、リアルインパクト(2013年、2014年連覇)と他にもリピーターが多く、適性面で得意な馬がしっかり走ってくるような舞台。ここは適性を重視して考えたいところ

という訳で、予想です!

京都牝馬ステークス 2023 予想

◎シゲルピンクルビー
○サブライムアンセム
▲テンハッピーローズ
☆ロータスランド
△ヒメノカリス
△ララクリスティーヌ
△スカイグルーヴ
△ウォーターナビレラ
△ウインシャーロット
△ルチェカリーナ
△ディヴィーナ
△メイショウミモザ

◎シゲルピンクルビー

操縦性の高い馬で立ち回り力に長けており、モーリス産駒らしいパワーがあり好位に付けれてスピードを持続させる脚があり、去年の同レースでは4着のリピーターで同舞台の2021年フィリーズレビュー(G2)勝ちがあり、適性なら十分ある一頭

前走のシルクロードステークス(G3)はハイレベルなスプリンターが揃ったという印象もありましたが、スタートでやや遅れる形になり、前目のポジションが取れずに最後は馬郡の中を追ってくるも厳しくなっての10着。当時の鞍上・和田も「デキは良かった。ゲートで突っかけてね。もう一列前で運びたかったんだけど…」とコメントしており、やはりスタートで終わってしまったという結果

2走前のキーンランドカップ(G3)ではやや前が優勢の展開の中で好スタートを決めてからは良いポジションをキープしつつ直線を向いたのですが手応えが無く8着。明確な敗因らしいものは無かったのですが、本質的に洋芝が向かなかったと考えれば仕方なしの結果だったはず

この馬にとって好内容だったのは鞍馬ステークス(OP)で、7枠13番と外目の枠でしたが好スタートからスッとインに切り込んで3番手をキープするとそのまま楽な手応えで回って最後の直線では後続を振り払う形での勝利。それなりに流れる中で先行して残していましたし、最後に追ってきた2着ダディーズビビッドの追撃も凌ぎつつ勝ちタイム1分07.1秒なら優秀

今回は得意舞台でやれる一戦で人気も落としてきそうな点は良さげ。鞍上・高倉に変わるのはそこまでプラスには思えないのですが…人気を被らない穴ジョッキーですし、枠も5枠10番であれば許容範囲内。スタートをしっかり決めて好位で運べれば上位に来れていいはず

○サブライムアンセム

この舞台は好走も多いロードカナロア産駒でこの馬自身も去年のフィリーズレビュー(G2)勝ちがあり、まだ底は見せていなシゲルピンクルビーい一頭。1600mよりは1400mの方が流れに乗れており、最後は確実に追ってこれる末脚は魅力

前走のターコイズステークス(G3)は上位は外枠の馬が占めた一戦の中で2枠4番からインで溜める競馬を選択しており、直線ではキレのある末脚で一瞬伸びたのですが、ゴール手前で前が詰まった事でややバランスを崩す形になっての失速。そもそも1Fが長く感じましたし、その中で勝ち馬から0.2秒差での6着なら上出来。鞍上・岩田望来も「内枠を生かしてポジションを取れたし、道中も我慢してくれました。ただラスト150mで前が詰まってしまったのがもったいなかったです」とコメントしており、やや不完全燃焼

2走前のスワンステークス(G2)にしてもややスタートで出遅れる形になった事で後手に回って最後の直線にしても大きく外を膨れる形になって最後はそれなりに伸びましたが8着。外を回りすぎたことも痛恨でしたし、勝ち馬ダイアトニックの強さが際立っていた一戦だっただけにそれなりに言い訳の出来る結果

斤量57キロさえ克服できれば牝馬限定戦なら上位に来れる力は持っていますし、鞍上・岩田望来も藤原厩舎でこそ結果を出したいと思っているはず。枠もインで溜めれそうな最内枠は良さげで、ここは持ち前の末脚を繰り出してくれることに期待

▲テンハッピーローズ

1400m戦は主戦場で阪神芝1400mでは(1.1.0.0)と経験こそ少ないですが、崩れることなく走れている安定タイプ。早熟説がささやかれているエピファネイア産駒の5歳馬ですが、今回の相手レベルを考えてもこの手の安定型は抑えておきたいところ

前走のオーロカップ(L)にしてもインが荒れていた馬場を最内枠の1枠1番からスタートして終始内々を回った事でやや伸びを欠いたという印象。逃げたメイショウチタンは600m通過を34.5秒とややスローに落としていましたし、結果的に逃げ馬、2番手の馬がワンツーとなった一戦で中団で構える展開も向かなかったという感じ

騎手も大事になってくる重賞において鞍上・今村→鞍上・福永への乗り変わりは明らかな鞍上強化ですし、この馬の全4勝は全て鞍上・福永だった事を考えても手が合っているとみていいはず。ここは人馬共に期待値が上がってきそうなので抑えたい

☆ロータスランド

去年の同レース勝ち馬で阪神芝1400mは得意舞台。先行して持続力のある脚を繰り出せるタイプでパワーも備わっており、雨が降る事で渋ってきそうな馬場もプラスになってきそう

前走の阪神カップ(G2)は1400mのスペシャリストのダイアトニックが勝ち、2着グレナディアガーズ、3着ラウダシオンはG1馬と相手レベルが高い一戦で、持ち前の先行力を活かして3番手のポジションを取り最後の直線に向かうところでは勝ったかと思われましたが、ゴール板手前で一気に後続の強襲を食らっての9着。逃げたオパールシャルムは600m通過が33.3秒ですからハイペースの中を後方で脚を溜めていた馬達に向いた展開の中で苦しくなった感じもあり、ここでの負けは仕方なし

2走前のマイルチャンピオンシップ(G1)にしてもハイレベルなマイラーを相手にインで先行しながらも最後の直線では「おっ」と思う脚を見せましたが、この馬にとっては1F長かったようにも見えましたし、伸びを欠いていたインの進路を終始回った事で失速。それでも勝ち馬セリフォスからは0.4秒差ですし、見せ場を作ったのは明らか

今回は牝馬限定戦になりますし、鞍上・岩田望来→鞍上・岩田康誠への乗り変わりは重賞では確実にプラスになってくるはず。大外枠は明らかなマイナスですが…積極策で運んでくれそうな点も合いそうですし、最後まで強気に追って「勝ち」にこだわる騎乗を見せてくれそう。このメンバーが相手ならこの枠でも抑えてはおきたい

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  • 工藤新一(管理人)

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    競馬歴:10年

    職業:予想家

    趣味:お酒、ドライブ、旅行、映画、読書、楽しむこと

    座右の銘:一期一会

    予想スタイル:オッズの盲点をつき、いかに回収率を上げれるか。ファクターはデータ、馬・騎手能力、調教、血統、メイチ度など全てを重視します

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