【シルクロードステークス 2023】最終予想

公開日:  最終更新日:2023/01/28

どうも、工藤新一です

今回は日曜の中京メイン「シルクロードステークス(G3)」の最終予想記事になります

高松宮記念(G1)に向けた前哨戦という位置付けとなっている同レース。今年は強いと言われる現4歳世代のナムラクレア、ウインマーベル、トウシンマカオ、マッドクールが人気の中心になっていますが、まだ1頭だけ抜けたような存在は不在で、どの馬にもチャンスがあり、ここの結果次第では同じコースで行われる高松宮記念(G1)の展望も大きく見えてきそうな一戦

展開的にはテンの速さがあるテイエムスパーダ×鞍上・今村orレイハリア×鞍上・古川が先手を主張してきそうで、そこに続くのが前目を取りたいキルロード×鞍上・福永、マッドクール×鞍上・藤岡康太あたりでしょうか。やや長い直線を考えれば脚を溜めておきたいところですが、先行勢は序盤から飛ばしてきそうで…差しも決まる舞台という事を考えてもやや後方優勢になってきそう。先行して残れるのはある程度パワーがあり持続性に長けたタイプといった感じでしょうか

という訳で、予想です!

シルクロードステークス 2023 予想

◎トウシンマカオ
○マッドクール
▲シゲルピンクルビー
☆グルーヴィット
△ファストフォース
△シャインガーネット
△ナムラクレア
△エイティーンガール
△ウインマーベル
△キルロード

◎トウシンマカオ

パワー+スピードが持ち味で短距離向きのビッグアーサー産駒。何よりも勢いが大事になってくる1200m戦を2連勝で挑んでこれるのは良さげ

前走の京阪杯(G3)がとくにかく優秀という内容で、インの先行勢が優勢となったレースだったのですが、同馬は道中では好位をキープしつつ最後の直線向かうとそのまま一頭だけ抜けた末脚を使っての勝利。上がり33.0秒は2位に0.3秒差をつけていましたし、ゴール板では最後にインで立ち回った2着キルロードを交わした後は手を緩める余裕を見せての勝利はどう見ても強かったという内容。勝ちタイムも1分07.2秒ですし、キルロードにしてもG1でも好走するぐらいの馬だった事を考えれば相手レベルも低くは無かったはず

オパールステークス(L)の内容を見てもタフな稍重の阪神芝1200mでの開催となり大外枠の8枠16番からの競馬になりましたが、逃げたエレナアヴァンティがそのまま軽ハンデの恩恵を受けて逃げ切りを図ろうとする中で、最後の直線だけで一気に押し上げて上がり1位となる34.0秒をマークしての差し切り勝ちと好内容。先に抜け出していた2着サンライズオネストも楽に捉えていますし、そのサンライズオネストも決して弱い馬ではないことを考えれば明らかに力を付けている印象を受けたレース

中京芝コースではファルコンステークス(G3)で1400m戦を経験していますが、その時は斤量57キロを背負いつつ、展開面でもかなり先行勢にとっては厳しい流れになりましたが、自力で5着に残したという感じの一戦だったので決して中京芝コースや左回りが合わないという感じではなさそう

斤量58.5キロこそ課題で、やや背負わされた感じはありますが、今の充実度と勢いを考えればこなしてくれそう。枠は大外枠の8枠16番を引きましたが…これまで外枠でも結果は出せており、鞍上・鮫島克駿もコンビを組んで2戦2勝と好相性ですし、外からでも好位に付けるのは得意なジョッキー。ここは叩きの一戦ながらも持ち前の末脚でねじ伏せてしまってもいいかもしれません

○マッドクール

中京芝1200m戦では2戦2勝と底は見せておらず、一気に4連勝というのは能力が高い馬の証明。やはり勢いも大事になってくるスプリント戦においてフレッシュさがあるのは良さげですし、ここを勝たなければ賞金的にも高松宮記念(G1)には出られない事を考えればメイチ度も高そう

スピードの持続性があり、好位に付けれて立ち回れる自在性も魅力。前走の知立ステークス(3勝クラス)では600m通過が33.4秒とそこそこ流れる展開の中でインの好位をキープ。最後の直線では馬場が良かった外目を回す馬が多い中でインを突いてそのまま加速して上がり33.3秒での勝利と好内容。2着エイシンスポッターには1馬身以上の差を付けての勝利でしたが、そのエイシンスポッターは次走の3勝クラスを勝利しており、勝ちタイム1分07.2秒という時計面を見ても能力の高さを証明するようなレースだったのは明らか

馬主・サンデーレーシング×池添学厩舎とブランド力も備わっていますし、何よりも他の馬はそこそこ背負わされた斤量に比べて牡馬で斤量56キロは魅力。勝つための条件は揃った感じもありますし、試金石の一戦でがはありますが、あっさり5連勝という可能性は十分に秘めた一頭かと思います

▲シゲルピンクルビー

短距離型のモーリス産駒で休み明けも苦にしないタイプ。操縦性の高い馬で立ち回り力に長けており、パワーがあり好位に付けれてスピードを持続させる脚がありますので、今の中京芝コースはいかにも合いそう

前走のキーンランドカップ(G3)ではやや前が優勢の展開の中で好スタートを決めてからは良いポジションをキープしつつ直線を向いたのですが手応えが無く8着。明確な敗因らしいものは無かったのですが、本質的に洋芝が向かなかったと考えれば仕方なしの結果ですし、この一戦だけではまだ見限れないという感じ

好内容だったのは3走前の鞍馬ステークス(OP)で、7枠13番と外目の枠でしたが好スタートからスッとインに切り込んで3番手をキープするとそのまま楽な手応えで回って最後の直線では後続を振り払う形での勝利。それなりに流れる中で先行して残していましたし、最後に追ってきた2着ダディーズビビッドの追撃も凌ぎつつ勝ちタイム1分07.1秒なら優秀。このレース内容を見た感じでは十分に重賞でやれる能力は持っていると感じましたし、今回は同じ中京芝1200mでやれるのも良さげ

鞍上・和田もこの馬の乗り方は熟知していますし、前に付けてから強気に追って最後までスピードを維持する競馬は得意なジョッキー。ハンデも牝馬で55キロと背負わされ過ぎないところも良さそうですし、ここは好勝負可能と判断しました

☆グルーヴィット

ロードカナロア産駒×母系エアグルーヴの良血馬で、もともとはダートでデビューしていたようにパワーがあり、今のややタフな中京芝コースは合いそうな印象

久しぶりの勝利で復活となったタンザナイトステークス(OP)ではトップハンデの57キロを背負っていましたが、強気に先行策を取ってからはそのまま押し切っての勝利。稍重の馬場で逃げたアスタールビーが前半600mを33.4秒とそれなりに流れる展開を先行しての競馬は評価したいですし、最後はインから2着エレナアヴァンティを指し返すことが出来たのも好内容。相手レベルこそそこまで高くは無かったのですが、しっかり勝ち切れた点は良さげ

中京芝コースでは中京記念(G3)勝ちがありますし、今回と同じコースだった2020年の高松宮記念(G1)にしても重馬場での開催の中で逃げたモズスーパーフレアが勝利しましたが、同馬は上りの脚は33.2秒を繰り出して勝ち馬から0.3秒差の6着なら上出来。上に居たのはグランアレグリア、ダイアトニック、シヴァージといった重賞馬だった事を考えてもやれていた一戦

とにかく重賞には強い鞍上・岩田康誠が継続騎乗で乗ってくるのは大きなプラス材料ですし、これまではよりも前で競馬が出来るようになって脚質の幅が広がっているも良さそう。枠も鞍上が最も得意としている内枠の2枠3番も不気味。ここはもう一丁があってもいいかもしれません

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  • 工藤新一(管理人)

  • プロフィール

    競馬歴:10年

    職業:予想家

    趣味:お酒、ドライブ、旅行、映画、読書、楽しむこと

    座右の銘:一期一会

    予想スタイル:オッズの盲点をつき、いかに回収率を上げれるか。ファクターはデータ、馬・騎手能力、調教、血統、メイチ度など全てを重視します

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