【エリザベス女王杯 2022】最終予想

公開日:  最終更新日:2022/11/12

どうも、工藤新一です

今回は秋の牝馬同士のG1「エリザベス女王杯(G1)」の最終予想記事になります

今年も去年同様に阪神開催。去年は1着アカイイト(10人気)→2着ステラリア(7人気)→クラヴェル(9人気)で決まり3連複282,710円、3連単3,393,960円と波乱の決着。今年も去年のようにやや混戦で、ここは紛れも見込めると考え穴っぽいところから攻めたいですね

という訳で、予想です!

エリザベス女王杯 2022 予想

◎アンドヴァラナウト
○ジェラルディーナ
▲ルビーカサブランカ
☆テルツェット
△マジカルラグーン
△イズジョーノキセキ
△デアリングタクト
△ウインマイティー
△ウインマリリン
△ホウオウエミーズ
△スタニングローズ
△アカイイト

◎アンドヴァラナウト

キングカメハメハ産駒×母グルヴェイグ(父ディープインパクト)の良血馬で阪神芝コースでは(1.2.1.0)と崩れたことがなく、去年の秋華賞(G1)でも3着の実績はここでも通用。更には馬主・サンデーレーシングが鞍上にはムーアを要した点は好材料

前走のアイルランド府中牝馬(G2)では決して得意ではない左回りの府中ながらも好位で立ち回ってからインを突いての3着。2着ソダシにも引けを取らないほどの粘りを見せており、最後はキレのある差し脚で突っ込んできた1着イズジョーノキセキに交わされていますが、休み明け初戦という事もありながらの健闘なら上出来のレース内容

2走前のヴィクトリアマイル(G1)にしても左回りでの東京芝1600mでは分が悪く勝ち馬ソダシからは0.9秒差と離されていたものの前優勢の展開の中で中団よりでの競馬となったのも痛恨でしたし、最後は早い上がりを求められる展開面もこの馬には合わずという結果

3走前の阪神牝馬ステークス(G2)では先行して押し切りを図ろうとしましたが、最後の直線ではインを追撃したメイショウミモザに出し抜かれる形での2着でしたが、まだ同馬は本格化を遂げる前だった感じもしますし、最後の直線では追い込んできたデゼルを抑え込んでいたところは評価すべき内容。ゴール板を過ぎてもジリジリと伸びていたところを見た感じでは距離延長も向きそうですし、何よりも阪神向きという印象を与えるレース内容でした

これまでの走りを見てもまだまだ奥を秘めたものを感じますし、4歳を超えてもここから一気に覚醒があるのがキングカメハメハ産駒の特徴。鞍上・福永→外人ジョッキーへの乗り変わりでG1というのは過去に何度も見てきた激走パターンでもあり、騎手の手腕も問われる阪神芝2200mで鞍上・ムーアならこの上ない乗り変わり。ここは勝機まであってもいいはずでしょう

○ジェラルディーナ

血統的には父モーリス×母ジェンティルドンナの超が付くほどの良血馬で大崩れなく走れる安定感に加えて最後は確実に追い込んで来れる末脚は魅力の一頭。今年のレースは5戦中4戦が上がり最速をマークしており…それなりに差しも決まるこの舞台はどう見ても向いてきそう

前走のオールカマー(G2)でも重い印を打ちましたが、イン追走から最後は持ち前の末脚を発揮しての勝利は味のある内容。この時の鞍上・横山武史の乗り方も良かったのはありましたが、終わってみれば2着のロバートソンキーには1馬身半差を付けており、3着以下にはウインキートス、バビット、テーオーロイヤル、デアリングタクト、ヴェルトライゼンデといった重賞馬がズラリとハイレベルな一戦で一頭だけ抜けた強さを見せたのは好内容

2走前の小倉記念(G3)では早めに仕掛けに行ったマリアエレーナが圧勝したレースではありましたが、同馬は道中インで包まれる形になり4コーナーで追い出しに掛かるも仕掛けどころが悪くさすがに届かなかったというレース内容。それでも上がり2位となる35.0秒の末脚を使って追い込んできており、ゴール板直前でヒンドゥタイムズにこそ差されましたが3着なら上出来のレース。当時の鞍上・福永も「前に行きたかったのですが行けませんでした。スタートは五分に切ったのですが、そこを改善しないといけないですね。競馬もタイトで厳しかったです。スムーズな競馬が出来ませんでした」と反省を口にしており、この馬の能力の高さを認めてのコメントは印象的

3走前の鳴尾記念(G3)も惜しかったレースで、外枠からのスタートでやや後手を踏んでの後方待機の競馬となり、インで脚を溜めて先に抜け出したヴェルトライゼンデを捉えきれずの2着。それでも相手もそれなりに強い馬ですし、共に追い込んできた3着サンレイポケットと同じ上がり1位となる33.6秒を繰り出しての2着なら重賞勝ちまでもう一歩まで来たという印象さえ受けたレースでした

鞍上・クリスチャンへの乗り変わりも問題はなさそうですし、むしろ馬郡を捌くのも上手くイン突きを得意としているジョッキーでもあるので、脚を余して終わるという事も考えにくいことから大崩れはなさそうな印象。ここは人気馬の中であれば信頼度は高いとみて良さそう

▲ルビーカサブランカ

キングカメハメハ産駒×母ムードインディゴの良血馬で、全兄ユーキャンスマイルも5歳を過ぎてから阪神大賞典(G2)を勝利するなどの息の長い活躍を見せている点からも、同馬も5歳になってもうひと成長があっても驚けない存在

タフな洋芝での実績があり、非根幹距離のこの舞台でこそ狙いたい一頭で実際に阪神芝2200mで行われた去年のオリオンステークス(3勝クラス)では2着ダノンレガーロに1馬身半差を付けての完勝をしていますし、これまでの牝馬限定戦では着外が続いているものの善戦が出来ているのは好材料

2走前のマーメイドステークス(G3)にしても同じ阪神芝コースでのレースでしたが、後方からの競馬で最後の直線でもそれなりに伸びてきそうな手応えはあったのですが、先に抜け出した馬達を捉えきれずだったのはまぁ仕方なしと言えるような内容でした。やや背負わされた55キロのハンデも響いたように見えましたし、レース後に当時の鞍上・岩田望来も「この馬の持ち味を出せなかった。悔いの残るレースだった」と反省を口にしており、この馬の本来の実力を出し切れなかったと考えたほうが良さそうな一戦でした

3走前の福島牝馬ステークス(G3)はどちらかというと好内容で、外枠+出遅れが全てだったと考えるのが妥当な一戦。それでも最後は大外から末脚を繰り出して上がり最速となる34.6秒をマークして伸びており、0.2秒差の5着なら負けて強しの結果

大きく崩れない点は良さそうですし、最後は確実に脚を使えるという点では距離延長も向いてきそう。阪神芝2200mを勝利しているというのは大きなアドバンテージですし、鞍上・横山和生も一発には賭けてきそう。ハマった時の破壊力は持ち合わせており、ここは波乱の立役者という可能性は十分に秘めている一頭でしょう

☆テルツェット

前走のクイーンステークス(G3)勝ちで挑むのは去年と同じローテーションですが、やはり鞍上・池添謙一で挑めるのは去年のミルコよりも良さそうですし、鮮度+勢いが大事になってくるディープインパクト産駒で前走1着という点はプラス材料

その前走のクイーンステークス(G3)にしてもインでロスのない立ち回りから最後の直線ではやや前が壁になって厳しくなったかと思ったらラチ沿いの隙間を差し込んでの勝利と好内容での勝利でした。ルビーカサブランカにも高い評価を与えているからには勝ち馬は更に評価すべきですし、価値のある内容だったのは明らか

2走前のヴィクトリアマイル(G1)はスタート直後から最後のコーナーまで最後方にいる競馬となった事で最後は32.9秒の末脚を使ってもさすがに届かずという結果なので仕方なし。競馬に参加すら出来ずに終わった事を考えればこの敗戦は特に気にしなくても良さそうでしょう

3走前の中山牝馬ステークス(G3)でも斤量56.5キロも響いていましたし、後方過ぎたことが仇となった結果で最後は伸びてきていましたが…差し届かずの0.2秒差での5着なら上出来

これまでのレースを見ても上がり最速を何度も繰り出しているように持っている決め手は強烈で、去年のように差しが優勢になってくればこの馬にもチャンスがあってもいいはずでしょう

シェアありがとうございます

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket

Your Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


  • 工藤新一(管理人)

  • プロフィール

    競馬歴:10年

    職業:予想家

    趣味:お酒、ドライブ、旅行、映画、読書、楽しむこと

    座右の銘:一期一会

    予想スタイル:オッズの盲点をつき、いかに回収率を上げれるか。ファクターはデータ、馬・騎手能力、調教、血統、メイチ度など全てを重視します

    詳しいプロフィールは→こちら

  • サイト内検索

  • カテゴリー

  • Twitter もやってます!

  • アーカイブ

  • 相互リンク【募集中】

PAGE TOP ↑