【ローズステークス 2022】最終予想

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どうも、工藤新一です

今回は秋華賞(G1)トライアルレース「ローズステークス(G3)」の最終予想記事になります

今年も中京競馬場での開催で同レースですが、2020年は3連単1,139,000円、2021年は3連単117,100円と波乱も込みで一筋縄ではいかなくなっているという印象。今年もどんなレースになるのかは注目したいところ

という訳で、予想です!

ローズステークス 2022 予想

◎ヴァンルーラー
○ルージュリナージュ
▲セントカメリア
☆パーソナルハイ
△ラリュエル
△マイシンフォニー
△サリエラ
△エグランタイン
△ブルトンクール

◎ヴァンルーラー

ルーラーシップ産駒らしくエンジンの掛かりが遅く、キレる脚こそ無いのですが…ジリジリと伸びれる持続性のある末脚は長い直線でこそ活きてきそう

前走の三木特別(2勝クラス)では3番手に付けての競馬から前半1000mが59.0秒とそれなりに流れる中でしっかり粘り切る形で勝ち馬からハナ差の2着。タイムも1分46.4秒と上出来で、上がり最速で追ってきたミスフィガロの猛追を凌いだのは評価したい一戦でした。そのミスフィガロは次走の2勝クラスでは完勝している事を考えても価値ある内容

2走前のフローラステークス(G2)では大外枠の15番が痛恨でしたし、前残りとなった展開の中で後方待機を余儀なくされたのが痛恨だった一戦。実際に勝ち馬エリカヴィータ、2着パーソナルハイは内枠の利を活かしての競馬でしたし、3着シンシアウィッシュもスタートから前に付けたミルコのファインプレーが功を奏した形での好走。枠とポジション取りに恵まれなかったと考えれば見直す余地のある一戦でした

3走前の君子蘭賞(1勝クラス)では楽な逃げを打てたとは言っても2着のシンシアウィッシュには1馬身差を付けての勝利ですし、未勝利戦を勝ち上がってからはアルテミスステークス(G3)→フェアリーステークス(G3)を連戦したようにこれまで戦ってきた相手レベルを考えてもここでは上位

鞍上・小沢なら人気にもならなそうですし、古馬と戦ってきた経験がここで活きてくるはず。ここは人気以上の着順があってもいいはずでしょう

○ルージュリナージュ

次世代血統のスピルバーグ産駒でデビューから6戦連続で掲示板を外してない堅実派。とにかくレースセンスが高く、相手なりに走れるという点では抑えは必要な一頭

前走の1勝クラスのレースはそれなりにハイレベルな相手でしたが、しっかり好位に付けてからは上がり最速をマークしての勝利と味のある内容。負かした相手もエターナルタイム、ウインピクシスといった骨っぽい同世代が揃っており、危なげなく完勝したあたりは評価したい一戦でした

2走前のカーネーションカップ(1勝クラス)を見てもモカフラワー、シンシアウィッシュといった重賞を出走してきた相手に先着していますし、距離はもう少し伸びても問題はなさそう

しっかりポジションを取ってくれそうな鞍上・松山は合いそうですし、ここも持ち前のレースセンスを駆使出来れば上位に来れるはず

▲セントカメリア

瞬発力よりも持続性がある末脚を使うタイプで次世代血統のドゥラメンテ産駒で半兄にオーストラリアG1を制したアドマイヤラクティがいる良血馬。中京芝2000mでは2戦2勝とまだ底は見せておらず、相手レベルこそ一気に上がりますが、前走で古馬と戦った経験は活きてきそうですし、舞台設定は悪くないので上位に推したい一頭

印象的だったのは2走前のあずさ賞(1勝クラス)で自ら逃げる競馬でレースを作ってからは、そのままラチ沿いを走って更に加速しての勝利。重馬場ながらも勝ち時計は1分59.6秒と上出来で、更には2着ガイアフォースは次走の1勝クラスを圧勝しており、3着のマテンロウスカイも2走後に1勝クラスを完勝していた事を考えれば相手レベルは高かったと考えていいはず

中京芝コースを得意としている鞍上・福永が継続騎乗で乗れるのはどう見てもプラスですし、気性難を乗り越えて馬が一気に良くなっている印象。ここは勢いを考えても無視は出来ない存在かなと思います

☆パーソナルハイ

ディープインパクト産駒ながらも切れる脚を使うというよりは持続性が持ち味で、やはり前に行ってこそ。瞬発力勝負だと分が悪く、自分の競馬に徹すれば粘り強い馬

前走のオークス(G1)ではやや厳しい中1週のローテーションもあり、2番手の好位に付けての競馬も最後はズルズルと下がっていく形での16着。瞬発力も必要になってくるオークス(G1)ではこの馬にとっては厳しい舞台設定だったでしょうし…距離も長かったようには見えましたが、何よりさすがに強行したローテーションでお釣りが無かったのかなという結果

ハイレベルだった桜花賞(G1)ではスタートで後手を踏んでしまい、後方からのレースとなった事が痛恨。それでも勝ち馬スターズオンアースからは0.2秒差なら世代上位の力は示せましたし、鞍上・吉田豊もレース後には「もう少しゲートを出れば、2.3番手のもまれないところで運びたいと思っていました。腹をくくってイチかバチか内を突きましたが、ゴチャついて追えませんでした。ひるむ面があると聞いていましたが、そんなところもなく、着差が着差だけに何とかなっていたかもしれません。距離はもっと延びていい馬ですよ」とコメント

その前のフラワーカップ(G3)では前有利の馬場で逃げる事が出来なかったことが全てという騎乗でしたし、それでも最後は4コーナーから押し上げての6着。前が止まらなかった当時の中山の馬場の中なら仕方なしでしょうし、言い訳のできる結果

矢作厩舎×鞍上・吉田豊×逃げ馬と言えばパンサラッサでドバイターフ(G1)を制した組み合わせですし、ここでもおそらく前への意識は高いと見ていいはず。本来の先行力が活きる形になれば普通に上位に来れるでしょう

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  • 工藤新一(管理人)

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    競馬歴:10年

    職業:予想家

    趣味:お酒、ドライブ、旅行、映画、読書、楽しむこと

    座右の銘:一期一会

    予想スタイル:オッズの盲点をつき、いかに回収率を上げれるか。ファクターはデータ、馬・騎手能力、調教、血統、メイチ度など全てを重視します

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