【キーンランドカップ 2022】最終予想
どうも、工藤新一です
今回は札幌競馬場で開催されるスプリント重賞「キーンランドカップ(G3)」の最終予想記事になります
先週までの札幌の芝コースは完全な前有利の傾向となっており、1200mのレースともなれば騎手心理も前への意識が高まりそうな一戦。ここはスピードの持続力に加えてスプリンターらしい馬をしっかり狙っていきたいところ
という訳で、予想です!
キーンランドカップ 2022 予想
◎オパールシャルム
○レイハリア
▲メイショウミモザ
☆サヴォワールエメ
△トウシンマカオ
△ウインマーベル
△ジュビリーヘッド
△マウンテンムスメ
△ロードマックス
△ヴァトレニ
◎オパールシャルム
3勝クラス→OP戦で1200戦を連勝中で勢いならメンバーでもトップクラス。ダイワメジャー産駒という事もあって先行力に優れており、芝1200mでは(3.5.3.2)と着外だった2戦も掲示板内と大崩れのない安定感はここでも魅力の一頭
未勝利戦を勝った舞台が函館芝1200mだったように洋芝はOK。パワーもあるタイプでやや時計が掛かった方が良さそうなので舞台設定も悪くないはず
特に前走の福島テレビオープン(OP)は好内容のレースっぷりで、逃げ馬を前に置きながら2番手をキープしながらレースを運び、最後の4コーナーでは楽に先頭に立つと、そのまま押し切る形での勝利。それなりにハイペースで2着インターミッション、3着チェアリングソングは外から差してきた馬で前が不利となった展開の中でしっかり残せたのは収穫とも言えるレース内容でした
2走前の朱雀ステークス(3勝クラス)では600m通過が32.9秒とこちらもそれなりに早い流れを自ら作っての競馬になりましたが、最後の直線では何とか凌ぎきる形となり2着のビアイにはハナ差まで迫られましたが、持ち前の先行力を活かしての勝利は着差以上に味のある勝利だったはず
陣営は「前回で競馬の幅が広がったし、逃げにはこだわらない。そういう意味でレースはしやすい」と語っており、絶対にハナを切るとまでは言えないのですが、これまでのレースを見ててもハナor2.3番手は濃厚。鞍上・江田も穴でこそというジョッキーですし、ここはこの馬の勢いに期待したい一戦です
○レイハリア
ロードカナロア産駒らしいスピードの持続性があり、スタートのセンスとテンの速さはここでもトップクラス。先行力があるので今の馬場も向きそう。これまでの戦歴は10戦中9戦が1200mでのレースで走っており、生粋のスプリンターといったタイプ。去年の同レース勝ち馬でもありますし、洋芝もOK
前走の函館スプリントステークス(G3)では鬼門の大外枠でしたが、スタートからテンの速さを活かして逃げるビアンフェの2番手のポジションを確保。600mを32.7秒とそれなりに流れる展開の中で最後の直線に向いた時にはいったん先頭に立つもすぐ後ろを追走していたナムラクレアに交わされる形に。それでもしっかり粘りを見せての4着なら上出来でしたし、ナムラクレアの斤量50キロはやや反則級で同馬は斤量54キロだった事を考えれば味のあるレースをしたという印象でした
2走前の高松宮記念(G1)では重馬場に加えてかなりのハイペースとなった事で追走出来なかった事が痛恨でしたし、結果的に差し有利の展開になった事を考えれば惨敗も仕方なしといったレース内容
鞍上・松岡も前走からの継続騎乗となるのはプラスですし、先行意識の高いジョッキーではありますので…4コーナーでは先頭に立つという意識は当然持っているはず。ここは持ち前の先行力を活かしての粘り込みに期待です
▲メイショウミモザ
ハーツクライ産駒で母メイショウベルーガの良血馬。5歳になった今年に入って阪神牝馬ステークス(G3)を勝つなど力を付けてきた印象もあり、人気の盲点にもなりそうな一頭
1200m戦は久しぶりになりますが、どちらかというと短い距離の方が向くタイプなので前走からの距離短縮はプラスになってきそう
今年の初戦だった巌流島ステークス(3勝クラス)での勝ち方は圧巻で4コーナー手前で捲くるように上がってきてから最後の直線で前が開けるとそのまま後続を突き放す形での勝利。2着には3馬身差を付けており、この時点で覚醒を感じさせるようなレースっぷりでした
鞍上・丹内も北海道シリーズでこそというジョッキーですし、圧勝した巌流島ステークス(3勝クラス)で乗っていた事を考えればプラス材料。好位で立ち回れるのも良さそうですし、このメンバーなら食い込みの可能性はありそうです
☆サヴォワールエメ
ダイワメジャー産駒らしい先行力があり、右回りの1200m戦がこの馬にとって一番ベストな条件。洋芝もOKで舞台設定を考えれば好走があっても驚けない一頭
前走のUHB賞(OP)の際も本命で勝負させてもらいましたが、逃げるアスタールビーのすぐ後ろのポジションをしっかりキープしており、そのまま行った行ったの形となって3着。これまでは外枠に泣かされて結果を出せない事が多かったので、この馬の本来の力を出し切れたといった感じのレース内容でした
2走前の福島テレビオープン(OP)では理想的な最内枠をGETしてのレースとなりましたが…テンの速さで置いていかれてやや内で包まれる形となった事で4コーナーでは外を回る形となり、それでも最後の直線ではジリジリ伸びての5着。外差しが決まった事で追い抜かれる事になりましたが…インが荒れていた馬場を考えれば言い訳もできる内容でしたし、最後の伸びを見ても悪くはなかった内容
それまでの鞍馬ステークス(OP)、オーシャンステークス(G3)では外枠が響いたレースだったので参考外と考えれば条件さえ揃えば好走出来るタイプ。枠も内枠の2枠3番をGETも好材料。鞍上・松田も前走からの継続騎乗ですし、強気に先行出来れば残り目があってもいいはず
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