【マーメイドステークス 2022】最終予想
どうも、工藤新一です
今回は日曜の阪神メインレース「マーメイドステークス(G3)」の最終予想記事になります
まず先週のエプソムカップ(G3)ですが、◎ガロアクリーク2着、○ダーリントンホール3着で何とか的中!
先に抜けた△ノースブリッジこそ差し切れなかったですが、◎ガロアクリークに関しては東京適正を信じておりましたので、結果に繋がって良かったです
今週こそは更なる高配当を決めたいところ。今回は荒れると言われる難解な牝馬限定ハンデ戦。去年はシャムロックヒル×鞍上・藤懸が斤量50キロを活かして10番人気で逃げ切り勝ち。一昨年はサマーセント(7番人気)が勝利し、3連単は125,270円。3年前はサラス(7番人気)が勝利で391,310円と近年も波乱傾向。今年のメンバーを見ても人気馬は付け入る隙があるタイプが多いので、ここは人気薄から攻める『思いきりの良さ』が大事になってきそうなレースなのかと思います
という訳で、予想です!
マーメイドステークス 2022 予想
◎アイコンテーラー
○ホウオウエミーズ
▲ラヴユーライヴ
☆マリアエレーナ
△ステイブルアスク
△クラヴェル
△ソフトフルート
△ヴェルトハイム
△ゴルトベルク
△スルーセブンシーズ
△リアアメリア
◎アイコンテーラー
本格化を遂げたドゥラメンテ産駒で先行馬の軽斤量×鞍上・亀田はいかにも穴を空けてきそうな組み合わせ。前走から一気に人気を落とす形になりましたが、ここは狙い目の一頭
叩き良化タイプなので2か月の間隔が空いた前走を使ってからここへ挑むローテーションも良さげ。先行して粘りを効かせるタイプで、雨が降ってそこまで高速馬場にならないことはこの馬にとってもプラスになってきそう
前走の新潟大賞典(G3)では得意コースという事もあって1番人気の支持を集めましたが…結果は9着と人気を裏切る形に。インで脚を溜めてからは最後の直線では弾けずに沈みましたが、当時はインがそこまで伸びていない馬場の中でジリジリと伸びてはいたのですが、1000m通過が58.5秒のハイペースの中で4番手を取り厳しい展開になりましたし、勝ち時計は1分57.7秒だった事を考えれば早い時計には対応できなかったと割り切っても良さそうな一戦でした
2走前の大阪城ステークス(L)でも牡馬を相手に勝ち馬から0.2秒差の3着とこれまで苦手にしていた右回りの阪神芝コースに対応できたのは収穫でしたし、上に居たのは上がり馬だったアルサトワや重賞でも善戦しているカレンシュトラウスだった事を考えればハイレベルを相手に食らいついたことは評価したい内容でした
牝馬限定のハンデ戦で53キロはまぁ妥当なところですが、充実期を迎えた今であれば右回りの2000mでも問題はないはず。積極的に運んでくれそうな鞍上・亀田がしっかりポジションさえ取れれば結果はついてくるでしょう
○ホウオウエミーズ
去年の同レースでは勝ち馬から0.4秒差の5着と阪神芝2000mへの適性は高そうな一頭。鞍上・松山の起用は勝負気配を感じさせる乗り変わりでしょうし、好位に付けて速い上がりでまとめられるタイプなのでポジションを取ってくれそうな松山は合いそうな印象
前走の福島牝馬ステークス(G3)はハイペースの末脚勝負になりましたが、同馬は後方待機の競馬から最後の直線ではそれなりに伸びて上がり3位で勝ち馬からは0.3秒差での6着。4コーナーで外に大きく膨れたのも痛恨でしたし、そのロスがなくコーナリングがもう少しスムーズであれば更に上の着順は狙えたという内容でした
2走前のスピカステークス(3勝クラス)では最内枠からの競馬で道中はロスなくインで脚を溜めて好位に付ける展開。平均ペースで流れる中を4コーナーでスムーズに押し上げてそのまま抜け出す形での完勝。スパイラルノヴァ、ククナが強襲してきましたが…その追撃を凌いでの勝利は味のある内容でしたし、とにかく右回りでは大きく崩れない点は評価したいところ
今回は末脚が強烈なソフトフルート、クラヴェルなどが人気を集めてきそうですが…その有力馬達よりも前で競馬をしてくれそうなのは良さそうですし、ロードカナロア産駒らしいスピードの持続性が活かせれば去年よりも上の順位狙えてもいいはずでしょう
▲ラヴユーライヴ
血統的にはディープインパクト産駒で全姉にはラヴズオンリーユー、全兄にリアルスティールが居る超良血馬。重症になるとワンパンチ足りない印象がありますが…荒れそうな気配漂う今回に関しては人気薄のディープインパクト産駒が食い込んできそうなので、ここは好走に期待したい一戦
前走の愛知杯(G3)にしても後方で競馬を進めており、当時はインの馬場が伸びていた中で同馬は一番外を回して最後は上がり2位となる34.1秒の末脚を繰り出しましたが、競馬に参加すら出来てなかったことを考えればノーカウントと見て良さそうな一戦でした。上位に居たのはインでロスなく運んだ1枠1番のルビーカサブランカや2枠4番のマリアエレーナだった事を考えても内と外の差は明らかに出ており、この一戦だけで見限るのはまだ早いとみてよさそうな内容
阪神芝コースに限れば(1.2.1.2)と負けた2戦のうちの一回は新馬戦ですし、2走前には立雲峡ステークス(3勝クラス)を勝ったことを考えても適性は高そうな印象
鞍上・川須がどのような乗り方をしてくるのかがポイントにもなりそうですが、溜めて末脚を使うよりは前で競馬をした方が良さそうなので、強気に逃げる可能性まであると考えておきたいところです
☆マリアエレーナ
クロフネ産駒×母父ディープインパクトで先行力が高く、距離1800m以上のレースでは(3.2.2.1)で唯一の着外は前走の京都記念(G2)だけという事を考えれば、牝馬限定で戦える今回も条件的にはベスト
その前走の京都記念(G2)ですが、好枠を引きアフリカンゴールドが逃げる展開を番手追走で絶好かと思われましたが…最後の直線では粘り切ることが出来ずとなって8着。やや距離が長かったような印象もありましたし、陣営も「距離を改める」と語るように今回の1ハロンの距離短縮はプラスになってきそうなのは好材料
2走前の愛知杯(G3)にしてもやや相手レベルが上がった一戦でしたが、逃げるアイコンテーラーの2番手に付けて最後押し切れると思ったのですが、インを上手く走ったルビーカサブランカに差されての2着。陣営も「あれだけモタれたのは休み明けの分」と語っており、実力のあるところは示せたという内容
3走前の新潟牝馬ステークス(OP)では2200mのレースでしたが、小頭数ながらも好位をキープして最後は馬場の真ん中をスルッと抜け出して後ろから差してきたソフトフルート、ムジカといった骨っぽい牝馬を抑え込んでの完勝。斤量51キロの恩恵があったとは言ってもレースセンスの高さと成長力+本格化を感じる内容だったのは明らかでした
斤量55キロはやや見込まれた感じもありますが…やはり牝馬限定戦でやれる舞台設定はいいですし、持ち前の先行力を活かしての押し切りに期待です
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