【安田記念 2022】最終予想

公開日:  最終更新日:2022/06/04

どうも、工藤新一です

今回は日曜の東京メインレース「安田記念(G1)」の最終予想記事になります

新世代のマイラー達が集結して好カードとなった今回の同レースですが、その辺りの見極めも重要になってきそう

展開面はホウオウアマゾン×鞍上・坂井、レシステンシア×鞍上・横山武史あたりが早めに前目のポジションを取ってきそうで、強烈な末脚を持っている有力どころも早めに仕掛けてきそう。G1らしく自力勝負で今年もロングスパート戦となり…後方からジリジリと伸びてこれそうな馬達or先行勢なら持続性があり粘れるタイプに分があるとみたいですね

という訳で、予想です!

安田記念 2022 予想

◎サリオス
○カテドラル
▲ダイアトニック
☆ソングライン
△ソウルラッシュ
△イルーシヴパンサー
△シュネルマイスター
△ファインルージュ
△カラテ
△ナランフレグ
△セリフォス
△ヴァンドギャルド

◎サリオス

個人的には何度も本命を打っており、2歳時からずっと評価してきた馬。絶対的な能力値ならここでも見劣りはしないはず。鞍上・レーンが乗るという点は大きなプラス材料で、復活の勝利まであるとみて本命で勝負

血統的には奥手なハーツクライ産駒で、姉のサラキアは5歳の秋から覚醒した事を考えてもこの馬が5歳を迎えたココからもう一段階上のステージに行ってもおかしくはないはず。2~3歳時のレースを見ても覇王色の持ち主の資質は十分に備わっており、おそらくこの馬を買う競馬ファンも覚醒に期待して毎回買う訳ですが…自分もそのうちの一人

前走の高松宮記念(G1)はやや「試した」感じがあった初の1200m戦でしたが、絶好のスタートから中団のインに付けましたが…最後は馬郡に飲まれる形での失速。ハイペースでのスプリント戦はやや忙しすぎて勝ち馬から0.6秒差の負けでしたが、遠征帰り一発目でのレースでしたし、馬体重も大幅なプラスだった事を考えればこの一戦はノーカウントとみるのが妥当

2走前の香港マイル(G1)では相手は地元のスターホースでもあるゴールデンシックスティの3着ですし、他の日本馬(インディチャンプ5着、ヴァンドギャルド6着、ダノンキングリー8着)が苦戦する中で逃げて上位争いに加われたのは自力の高い証拠。レースを見てもスタート直後にハナを取って先頭に立つとそのまま押し切りの態勢を図ろうとしますが…手応え十分で最後の直線に入ったもののゴールデンシックスティに交わされたもののレースへのヤル気を感じさせたのは好内容でした

これまでのレースを見ても不完全燃焼で終わっているのは明らかで、3走前のマイルチャンピオンシップ(G1)では好枠からスムーズに先行してからは逃げ馬・番手を見る形で好位をキープ。600m通過が35.6秒とスローの流れの中で最後は馬場の悪かったインを突いての6着。最後は切れ味勝負となったのが分が悪かったレースでしたし、さすがに上位のグランアレグリア、シュネルマイスターといったハイレベルのマイラーは上り3Fは32秒台を出しており、パワータイプの同馬にとって切れ味では敵わなかったという感じの一戦

去年の同レースにしても大阪杯(G1)での疲労が取れずに本調子ではなかったと考えるのが妥当な結果。陣営も「大阪杯が重馬場での競馬となり、疲れが取れるのが遅くなり、回復具合を見ながら調整は慎重にしていましたが、戻り切っていないかなという調整面でした。レースでは終始行きっぷりが悪く不利もありました。」とコメントしており、着順だけで見限るのは軽率だと考えていいはず

買う人泣かせの「人気先行タイプ」ではあるのですが、今回は新世代のマイラー達が集い人気も分散されるのであれば鞍上・レーンを要してもそこまでの過剰人気にはならないはず。来日してからやや振るわずのレーンですが、ここで会心の一撃に期待です

○カテドラル

こちらもハーツクライ産駒でまだまだやれる6歳馬。前走の中山芝1600mからの東京替わりはプラスになってきそうですし、鞍上・戸崎で人気薄で挑めるなら穴を空けてきそうな一頭

本命とは対照的に「妙味特化タイプ」の馬。今年の成績は振るってないのですが…去年の成績は東京新聞杯(G3)12番人気2着、ダービー卿チャレンジトロフィー(G3)4番人気2着、中京記念(G3)6番人気2着、京成杯オータムハンデキャップ(G3)7番人気1着と人気よりも着順が上に来ており、買う側からすれば馬券的に美味しいのは魅力的

エンジンの掛かりが遅いタイプなので、どちらかというと東京芝コースのほうが向きそうですし、雨が降ることによってそこまでの高速馬場にならずに時計勝負にならなければ普通に上位に来れる存在でしょう。前走のダービー卿チャレンジトロフィー(G3)にしてもスタートの大幅な出遅れが痛恨だったレースで最後方待機の競馬から最後はしっかり伸びて何とか0.6秒差の9着。斤量差を考えればやれていましたし、出遅れがなければもう少し詰めれていたというレース内容でした

今度こそ…という気持ちが強いのですが、陣営もここを狙ってきたようなローテーションなのでメイチ度なら前走よりもあるはず。やることは脚を溜めて追い込んでくる戦法なので最後に突っ込んでくるイメージで馬券内に期待

▲ダイアトニック

人気を一気に落とす形になりそうですが…万能型のロードカナロア産駒らしいスピードに加えて、パワーがあり末脚の爆発力はここでもトップクラス

前走の高松宮記念(G1)に関しては出遅れが全てといった感じもありましたし、最後方待機の競馬から最後の直線ではインを突いたことでチグハグなレースになりましたが…上がりのタイムは使えており、まだまだ見限るには早いとみるのが良さそうでした

2走前の阪急杯(G3)は最も得意とする距離1400m戦で1番人気を背負って負けられない立場といった感じのレースでしたが…強気に3番手のポジションを取ってからは道中はインベタでやや行きたがる面を見せていましたが…折り合いに専念しつつ最後の直線では狭いところを割って抜け出してそのまま勝利と強い内容

イメージ的にはまさに父のロードカナロアにも似たタイプで、1200m~1600mもこなせるマイルも行けるスプリンターという印象。実際にロードカナロア自身は阪急杯(G3)→高松宮記念(G1)→安田記念(G1)のローテーションを安田隆行厩舎×鞍上・岩田康誠を背に連勝で勝っていますが…こちらも全て同じ組み合わせとなれば不気味。人気にはならなそうですし、抑えておきたい一頭です

☆ソングライン

万能なキズナ産駒らしいレースセンスに加えて器用さがありながらも高速馬場にも対応できるマイラーらしいスピードはここでは魅力

言うても左回り1600m戦に限れば(2.1.1.1)と前走のヴィクトリアマイル(G1)こそ勝ち馬から0.3秒差の5着でしたが、そこまで大きく崩れたことは一度もなく去年のNHKマイルカップ(G1)ではシュネルマイスターとタイム差なしの2着

前走にしても遠征帰り一発目という事もありましたし、前残りとなった展開の中で中団で競馬を進めて上がり33.2秒を繰り出しましたが、前が止まらずという結果。更にはこの馬は牡馬を相手にした時の方が力を発揮してくるタイプで、鞍上・池添が乗るのも心強いといった感じでしょう。2走前のサウジアラビアでの1351ターフスプリント(G3)では距離短縮も問題なくこなせており、とにかく高いレースセンスと対応力はこのメンバーならどう見ても最上位。ここは前走よりも着順を挙げてくれることに期待です

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  • 工藤新一(管理人)

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    競馬歴:10年

    職業:予想家

    趣味:お酒、ドライブ、旅行、映画、読書、楽しむこと

    座右の銘:一期一会

    予想スタイル:オッズの盲点をつき、いかに回収率を上げれるか。ファクターはデータ、馬・騎手能力、調教、血統、メイチ度など全てを重視します

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