【ダービー 2022】最終予想

公開日: 

どうも、工藤新一です

今回は日曜の東京メインレース「ダービー(G1)」の最終予想記事になります

先週のオークス(G1)は指定席が取れたので現地にて観戦してきました!

null

◎ベルクレスタは10着で撃沈で馬券的には振るわずの結果に(涙)。個人的にはひそかに期待していた☆ニシノラブウインクが外枠から果敢にハナを取って逃げの一手を打ったことは良いと思っていて、結果的に8着でしたが…買っている人が負けても納得してくれる乗り方をしてくれたのは明らか。個人的に一番の「推しジョッキー」でもある三浦皇成もどこかでやってくれると信じております。距離的な問題もあったので秋華賞(G1)に出てくるなら狙ってみても良いかもしれません

気持ちを切り替えてダービーに挑みたいところですが、今年は圧倒的な主役がおらずイクイノックス、ダノンベルーガ、ドウデュース、ジオグリフの4強といった感じでしょうか。2016年の時も皐月賞上位組がそのままスライドでダービーでも人気になり似たような感じでしたが…結果は1~3番人気で決まり3連複は850円(1番人気)とガチガチの決着でした。ただそれなりに荒れるのもダービーの特徴ですし、固かったら諦めるぐらいの気持ちで4強以外の別の馬から考えたい一戦

という訳で、予想です!

ダービー 2022 予想

◎ロードレゼル
○アスクビクターモア
▲キラーアビリティ
☆ダノンベルーガ
△プラダリア
△ドウデュース
△ジャスティンパレス
△ジオグリフ
△イクイノックス
△ジャスティンロック
△アスクワイルドモア

◎ロードレゼル

ダービーにおける最上位血統のディープインパクト産駒で母父キングカメハメハと東京2400mはいかにも走ってきそうな組み合わせ。人気薄ので鞍上・レーンが先行馬に乗るのであれば狙いたい一頭

枠は鬼門の8枠17番を引きましたが、この枠だと一か八かで「逃げの一手」まで考えられそうで、そうなると逃げた時の成績はズバ抜けて良いダミアン・レーンの得意ゾーンに入りますし、立場的にも人気薄の前残りというロジャーバローズ的な一発に賭ける方が魅力的だと判断して本命で挑みます

どちらかというと瞬発力で勝負するというよりはジリジリと伸びる持続力のある末脚を繰り出すタイプなのでタフな流れになった時には浮上してきても良さそう。「レーンはディープインパクト産駒が合わない」と言われることもありますが…キレ味で勝負するタイプでもないので、この馬に関しては別物とみても良さそうでしょう

前走の青葉賞(G2)にしても逃げたディライトバローズが作ったペースは1000m通過が58.9秒とかなりのハイペース。その中でも同馬は2番手で競馬を進めており、タフな流れの中で最後こそプラタリアに差されましたが、結果的に目標にされてしまった事で差されただけですし、かなり厳しい展開の中で2着に残せた点は評価したい内容でした。当時の鞍上・川田は正直に感想を語るタイプなのですが「課題だらけで修正するところの多い馬ですが、権利を取れたことは、最低限の仕事をしてくれたと思います」とコメントしており、逆に言うとこの課題をしっかりクリア出来ればまだまだ良化の余地があるとみていいはず

2走前の水仙賞(1勝クラス)は中山2200mでのレースでしたが、最内枠から前に馬を置き3番手で競馬を進めると道中は折り合いに専念。最後は外に持ち出して…前が止まらずに先に抜け出したオウケンボルトが完全に勝ちパターンになった中で届くかの不安がありましたが、追い出してからはグイグイ伸びての勝利と味のある内容。距離もまだ伸びて良さそうでしたし、当時の鞍上・三浦はレース後に「まだ幼い面はありますが、ゲート内で待たされても、よく我慢していました。初戦、2戦目と使ってきて、競馬に上手く活かされていました。メリハリのある厳しい競馬でしたが、上手く対応してくれました。まだ身体を上手く使い切れていないので、これから良くなっていくと思います」と馬としてはまだ未完成を強調するようなコメント

とにかく今回のダービーは4強は後方からの競馬となりますので…波乱があるとすれば有力馬よりも前で競馬をするタイプの残り目という荒れ方になってきそうですし、早めに抜け出してポジションを取る競馬が出来ればチャンスがあってもいいはずでしょう

○アスクビクターモア

ディープインパクト産駒+先行して粘りこめる脚質はややタフになってきそうなダービーであれば向きそうな一頭

この馬の最大の持ち味は相手レベルが高くても展開・コース不問で崩れることなく走れる「立ち回り力」。実際に東京芝コースに関しては新馬戦でジオグリフから0.3秒差の3着。アイビーステークス(L)ではドウデュースから0.1秒差の3着と後にG1を勝つ2頭を相手でも上位に来れている点は能力の証明

その後も1勝クラスではレヴァンジルとの接戦を制しており、弥生賞(G2)ではドウデュースの追撃を凌いでの勝利とこれまでのレースを見てもまだ底を見せてないのは明らか

その持ち味である立ち回り力の高さが特に際立って出たのが前走の皐月賞(G1)で、当時の馬場は内が不利となっており、その中でも同馬は1枠2番となったのはややマイナスでした。展開的にはスタートこそそこまで良くは無かったのですが、出たなりにハナを取り切るとそのまま4コーナーまで先頭をキープ。最後の直線では真ん中に追い出そうとしましたが…隣にいたデシエルトに被される形になり、結果的には内目を突いて伸びたところをイクイノックス、ジオグリフに交わされて差されるという結果に。それでも1000m通過を1分00.2秒で逃げて勝ち馬から0.4秒差の5着に残せたなら上出来でしょうし、世代の中でも上位に来れる能力は示せたレース内容。鞍上・田辺もレース後は「デシエルトが逃げると思っていたのですが、ゲートを出たら(デシエルトが)いなかったので、自分で行きました。田村調教師とも逃げることを考えているという話はしていました。良い流れは作れたと思います。弥生賞(G2)よりメンバーが強くなって、その中でもう少しというところでゴールしてくれました。この馬も能力のあるところを確認することができました。上積みはあると思いますし、次に向けて今日の競馬を生かしたいです」とコメントしており…思った展開ではなかった中での立ち回り力は評価したい結果だったのかと思います

鞍上・田辺に関しても東京芝コースは得意としていますし、ダービーこそまだ勝ったことはありませんが…乗り変わりなく人馬一体で挑めるのは良さげ。今回は特に有力馬が差しの競馬をしてきそうですし、その中でも前で競馬が出来るポジションは穴としては魅力。枠は2枠3番とこの馬にとっては絶好枠を引いたのもプラス。キャラ的に頭ではどうかな…という感じではありますが、持ち前の立ち回り力で馬券内なら十分にあると思います

▲キラーアビリティ

この馬もディープインパクト産駒で馬主・キャロットファーム×生産ノーザンファームとブランド力なら備わっており、言うてもホープフルステークス(G1)を完勝している馬が一気に人気を落とす形になるなら妙味的にも上位に推したいところ

新馬戦ではルメールが乗って5着からの未勝利戦では2着のパーソナルハイに7馬身差を付けての圧勝だった事を踏まえても一度使われることで良くなりそうな叩き良化タイプな感じもしますし、まだ前走だけで見限るのは早いはず

前走の皐月賞(G1)にしても陣営の意図にもやや叩き台に使ったようなレースでしたが、内が不利だった中で同馬は2枠4番からの競馬。更にはゲートの中で体勢が崩れた中でスタートとなり、出遅れたことが痛恨だったという内容。両サイドの馬に挟まれる形となり、4コーナーまでは荒れていたインに封じ込められたことで本来の力が発揮できなかったという内容でした。鞍上・横山武史もレース後には「ホープフルステークス(G1)でもゲートが怪しい感じがあって無事に出られればと思っていたけど…ゲートがすべてです」と語っており、外を回っていればもうちょっと違った結果になっていたと考えるのが妥当

好内容だったのは2走前のホープフルステークス(G1)で1000mの通過が1分00.1秒とミドルペースで流れる中で3番手から競馬を進めると、先に抜け出したボーンディスウェイを捉えきってからはそのままグイグイ伸びて脚色は衰えることなく完勝。当時はノリに乗っていた鞍上だった事を考えると勢いそのままに勝利という感じもありましたが…完成度の高さは世代の中でもトップクラスというものを感じるレースでした

鞍上・横山武史に関しても近走では馬主・キャロットファームの馬でヴィクトリアマイル(G1)ではレシステンシア3着、オークス(G1)ではナミュール3着と調子を戻してきているのは好材料。状態面さえ良くなっていれば上位に来ても驚けない一頭でしょう

☆ダノンベルーガ

有力馬の中なら一番ダービーに向きそうなのがこの馬。東京芝コースは2戦2勝で追うほどに伸びるハーツクライ産駒であれば距離延長にも対応可能

前走の皐月賞(G1)にしても内が不利だった中で一番インを突いての4着なら上出来。そもそも中山芝コースよりも東京芝コースでこそ能力全開というタイプですし、ダービーを最大目標に絞ってローテーションを組んできたことを考えても負けて強しという内容だったのは誰が見ても明らかでしょう

やはり圧巻だったのは2走前の共同通信杯(G2)でややスローで流れる展開の中で6番手のポジションから4コーナーでは外に持ち出すと、そこから余力のある伸びを見せての完勝。上がりのタイムは33.7秒と最速をマークしていますし、2着に負かした相手はジオグリフだった事を考えれば相手レベルも低くはなかったレース内容。当時の鞍上・松山も「前走で石橋騎手がレースを教えててくれたので、僕はつかまっていただけ。良馬場ならもっといいパフォーマンスができそうだし、大きい舞台に行っても楽しみな馬だと思います」とコメントしており、今回は良馬場で戦える事を考えれば更に良い末脚を引き出せるとみていいはず

馬主・ダノックスの主戦でもある鞍上・川田が前走に引き続き乗るわけですし、やはり騎手も重要になってくる大舞台という事を考えても信頼できるジョッキーが乗るのは大きなプラス材料。枠に関しても外に追いやられた有力馬に比べれば6枠12番なら悪くはないところ。ここは人気でも逆らわずが妥当かなと思います

シェアありがとうございます

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket

Your Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


  • 工藤新一(管理人)

  • プロフィール

    競馬歴:10年

    職業:予想家

    趣味:お酒、ドライブ、旅行、映画、読書、楽しむこと

    座右の銘:一期一会

    予想スタイル:オッズの盲点をつき、いかに回収率を上げれるか。ファクターはデータ、馬・騎手能力、調教、血統、メイチ度など全てを重視します

    詳しいプロフィールは→こちら

  • サイト内検索

  • カテゴリー

  • Twitter もやってます!

  • アーカイブ

  • 相互リンク【募集中】

PAGE TOP ↑