【ヴィクトリアマイル 2022】最終予想

公開日:  最終更新日:2022/05/14

どうも、工藤新一です

今回は日曜の東京メインレース「ヴィクトリアマイル(G1)」の最終予想記事になります

ヴィクトリアマイル(G1)は何だかんだで波乱というイメージが強く、もう古い話になってしまうのかもしれないですが…2015年の3連単は20,705,810円とG1での最高払い戻し金額を記録したりなど荒れるレース。近2年こそ1番人気が勝っていますが、勝ち馬はアーモンドアイ、アーモンドアイといった圧倒的に強い馬で…今年は特にそのタイプが居ないのは良さそう。例年通り、波乱に期待したいですね

先週のNHKマイルカップ(G1)を見ても後方からの外差しは決まっており、そこまで馬場傾向が変わってないのであれば…最後にしっかり脚を使える馬を中心に考えていきたいところ

という訳で、予想です!

ヴィクトリアマイル 2022 予想

◎デゼル
○マジックキャッスル
▲ソングライン
☆シャドウディーヴァ
△テルツェット
△ファインルージュ
△アンドヴァラナウト
△レイパパレ

◎デゼル

ディープインパクト産駒×母アヴニールセルタン(母父Le Havre)とただの良血馬というよりは奥深い血統で高速馬場もこなせるパワータイプという点では舞台設定はそこまで悪くはないはず。リピーターが走るレースという事を踏まえたうえで…去年は勝ち馬から0.9秒差の8着。着差だけ見るとやや離された感はあるのですが、グランアレグリアが2着を4馬身突き放す圧勝だったレースですし、3着のマジックキャッスルとは0.2秒差ならそこそこやれていた一戦でした。上がりのタイムも33.2秒と3位タイですし、マイルをそこまで苦にするという事はなかったレース内容

前走の阪神牝馬ステークス(G2)にしても得意の阪神芝1600m戦でしたが…インが有利なレースとなった事が痛恨で、勝ち馬メイショウミモザは内枠からインベタで上手く立ち回って最後もインを突いて伸びたことを考えれば、同馬は外を回っての3着。それでも上がりのタイムは33.7秒と3位タイなら上出来。陣営も「能力は出せるようになったし、どんな相手でも伸びてきてくれますよ。(昨秋は状態が)上がりきらなかったですが、今は良くなって去年以上で臨めます」とコメントからも去年以上の意気込みが感じられる点は好材料

2走前の愛知杯(G3)にしても大きく崩れることなく走れており、このレースもイン有利の馬場の中で勝ち馬ルビーカサブランカは最内枠からレースを進めて勝利しており、同馬は最後のコーナーでも一番外を回っており、それでもしっかり末脚を使っての3着。勝ち馬とはタイム差はないレースでしたし、ゴール板を駆け抜けた時の手ごたえは一番良いものを感じた一戦でした

とにかく近2走を見る限りではまだまだ走れそうな印象を受けましたし、去年のレースを見た感じでも東京芝1600mも問題なし。鮮度の削がれてないディープインパクト産駒という点では魅力的な一頭。枠も外枠の8枠16番となれば最後は外を回っての差しに徹してきそうですし、そうなれば理想的な形で最後の直線を迎えられるはず

鞍上・藤岡康太こそテン乗りで不安はあるのですが、この手の差し馬で穴を空ける印象もあり、穴でこそのジョッキーなのは人気が被らない事を考えれば妙味的にそこまで悪くはないはずでしょう。ここは波乱も想定していますので、渾身の本命で挑みたいと思います

○マジックキャッスル

本命をデゼルに打っているからには差のないレースをしてきたこの馬が対抗評価。そもそもリピーターが走るレースで去年3着馬がここまで人気を落とすことになるのであれば狙い目な一頭。近走3走こそ着外ですが…前走と前々走は共に休み明けでのレースだった事を考えれば見直す余地があり、この馬は叩き良化タイプだと思いますので…前哨戦をしっかり使ってここに挑めるのは好材料

牝馬を得意とする国枝厩舎の厩舎力にも期待したいですし、距離・展開不問で大崩れが少なく安定した末脚を繰り出せるタイプなので得意の東京芝1600mであれば最後はしっかり伸びてこれるはず

前走の阪神牝馬ステークス(G2)は休み明け初戦に加えて大外枠+後方待機の競馬が仇となった事もあり、上がり33.6秒の末脚を繰り出すも届かずの5着。勝ち馬メイショウミモザは内枠からインベタで上手く立ち回って最後もインを突いて伸びたことを考えれば、同馬は外を回っての0.4秒差ならそれなりに言い訳はできる内容でした

2走前の愛知杯(G3)ですが、当時はイン有利の馬場だった中で同馬は1枠2番だったのですが、道中は後方に下げて競馬を進めて最後は外目を回したことが痛恨といった一戦でした。やや不可解な負け方でしたが…レース後に乗っていたルメールは「直線で大きなスペースに入れず、アンラッキーでした。休み明けだったので、次は結果を出せると思います」とコメントしており、見直す余地はそれなりにあるとみていいでしょう

今回の鞍上・戸崎に関してもこの馬に乗ったときは(2.3.1.1)と大きく崩れたのは1回だけで全2勝を挙げている鞍上に戻るのはプラスなはず。去年こそ1頭抜けた馬が居ましたが、2着とはそこまで差のない3着ですし、混戦で抜けた馬がいない今回であればいつもの末脚を見せて上位に来れていいはず

▲ソングライン

人気上位馬の中なら一番安定して走ってくれそうな事を考えれば思い印は必要な一頭。言うても左回り1600m戦に限れば(2.1.1.0)と崩れたことは一度もなく、去年のNHKマイルカップ(G1)ではシュネルマイスターとタイム差なしの2着

万能なキズナ産駒らしい器用さがありながらも高速馬場にも対応できるスピードはここでは魅力。前走は遠征となったサウジアラビアでの1351ターフスプリント(G3)でしたが…距離短縮も問題なくこなせており、とにかく高いレースセンスと対応力はこのメンバーならどう見ても最上位

2走前の阪神カップ(G2)では大きく崩れましたが…右回りが合わなかった感もあり、この一戦だけでは見限れないというのは否めないでしょう。鞍上・池添にしても「ここは取りにいかないといけないレース」と強気なコメントをしているように…有力馬の中であれば素直に信頼はしておきたいところ。馬場が渋るのは良くはなさそうなのですが…そこはキズナ産駒の万能さでカバー出来そうですし、得意の左回り1600mであれば崩れることはなさそうです

☆シャドウディーヴァ

メンバーの中で唯一の6歳馬ですが、戦ってきた相手レベルは高く、東京巧者で左回り+長い直線は追えば追うほどに伸びる末脚のタイプ

前走の金鯱賞(G2)では中京芝コースでの負けとなりましたが…ハナを取り切ったジャックドールがそのまま逃げての勝利。上位に居たのはレイパパレ、アカイイトといったG1馬ですし…見せ場なく終わったのは気がかりですが、舞台替わりはプラスになってくるはず。2走前の有馬記念(G1)にしても能力で負けたというよりは適正がやや厳しかったという感じ。さすがに相手レベルが悪かったレースですし、右回りの中山芝2500mはこの馬にとっては適正外の一戦でした

東京芝コースに限れば去年のジャパンカップ(G1)で好スタートを決めてからは3番手に付けるまさかの展開。アリストテレス、ワグネリアンを見る形で前目+インをロスなく回っており…最後の直線では一瞬オッと思わせる手応えで上がってきましたが、上位を占めた馬達の末脚に屈したという内容。それでも勝ち馬コントレイルはともかく2着オーソリティ、3着オーソリティとはそこまで差のない競馬だったはず。もうちょっと溜める競馬をしていれば更に上位はあったはず

とにかく東京芝コースは相性が良く、それなりに流れて末脚がハマってくれればチャンスがあってもいいはず。無欲の差し馬という立場で挑むなら最後にシレっと食い込んでも驚けない一頭です

シェアありがとうございます

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket

Your Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


  • 工藤新一(管理人)

  • プロフィール

    競馬歴:10年

    職業:予想家

    趣味:お酒、ドライブ、旅行、映画、読書、楽しむこと

    座右の銘:一期一会

    予想スタイル:オッズの盲点をつき、いかに回収率を上げれるか。ファクターはデータ、馬・騎手能力、調教、血統、メイチ度など全てを重視します

    詳しいプロフィールは→こちら

  • サイト内検索

  • カテゴリー

  • Twitter もやってます!

  • アーカイブ

  • 相互リンク【募集中】

PAGE TOP ↑