【チューリップ賞 2022】最終予想

公開日:  最終更新日:2022/03/05

どうも、工藤新一です

今回は土曜日に開催される阪神のメインレース「チューリップ賞(G2)」の最終予想記事になります

チューリップ賞(G2)と言えば桜花賞(G1)に向けての重賞なステップレースになるのですが、本番とは違ってスローペースになりがちなレースなので前目のポジションを取れるのかというのもポイントになってきそう

阪神芝1600mという舞台を考えれば順当に実績馬が力を出し切り固い決着が多いのですが…1番人気想定のサークルオブライフはいかにも前哨戦ですし、後方からの差し競馬なら届かずもありえそう。2番人気想定のナミュールに関しても出遅れの不安があり…絶対的とは言えない存在。ここはこの2頭を出し抜けそうな馬から狙っていきたいところ

という訳で、予想です!

チューリップ賞 2022 予想

◎ステルナティーア
○ナミュール
▲ルージュスティリア
☆ジャマン
△サークルオブライフ
△ウォーターナビレラ
△ラリュエル

◎ステルナティーア

血統的には全兄にステルヴィオがいる良血馬で、3戦連続で1600m戦を消化。血統+戦歴を見てもおそらくマイル路線を歩ませたいはずなので、クラシックなら桜花賞(G1)狙いが有力

前走の阪神ジュベナイルフィリーズ(G1)では2番人気に支持されましたが、場体重もマイナス10キロとやや細め仕上がりとなったのも響いた感じ。レース内容を見てもスタート直後に外から寄ってきたラブリイユアアイズに馬体をぶつけられており、ポジションを取れなかった不利もあったという感じ。レース後もルメールは「スタートして200mでぶつけられてしまい、いいポジションを取れませんでした。直線でもスペースがなかったです。最後は伸びていたけど、いいリズムではありませんでした」とコメントしており、本来の競馬が出来なかったのは明らか

2走前のサウジアラビアロイヤルカップ(G3)ではスローペースの中で3番手追走の競馬。最後はよーいドンの上がりの勝負になりましたが…同馬は33.4秒の脚を使っての2着。勝ち馬コマンドラインとはポジションだけの差だったように見えますし、後のホープフルステークス(G1)では結果がでなかったのですがルメールが惚れ込んでいた馬なのでまぁ仕方なしという内容

新馬戦は好内容でこちらもスローの瞬発力勝負になりましたが…上がり32.7秒の脚を使って2着のレッドアヴァンティには3馬身差をつけての完勝

今回も好走経験があるスローペースになりそうなのはこの馬にとっても良さそうですし、揉まれない8枠14番に入ったのもプラス。鞍上・福永ならしっかりポジションを取ってくれそうなので、前目に付けて先行有利の流れになれば上位に来れていいはずでしょう

○ナミュール

「出遅れなければ」という条件付にはなってしまいそうですが、おそらく能力的には世代トップクラスに入れそうな逸材

前走の阪神ジュベナイルフィリーズ(G1)は1番人気に支持されながらも4着でしたが、まさに負けて強しという内容。スタートで大きく出遅れながらも大外枠から最後は馬場が極端に悪かったインを付いて上がり33.6秒の最速をマーク。当時の鞍上・クリスチャンも「ゲートの出が悪くて、後ろからになってしまいました。向こう正面で前がゴチャついた時、怖がって内へ行く形になりました。馬場が悪い内からしっかり伸びてくれましたが、今日は外枠が難しかったです」と悔しがるコメントをしており、負けながらも能力は示せたのは明らかな一戦でした

2走前の赤松賞(1勝クラス)では中団から競馬を進めて逃げるパーソナルハイが止まらないような展開になりましたが…最後は上がり33.0秒をマークしての差し切り勝ちで勝ち時計も1分33.8秒と去年のアカイトリノムスメのタイムを上回る圧巻の内容。この時点でかなり高い評価はされていたのですが、有力馬には外人を優先で乗せがちの馬主・キャロットファームがクリスチャンを次走で起用したあたりをみても期待の現れだったと言えるでしょう

今回は鞍上・横山武史になりますが、もう言わずと知れたノーザン系の主戦になりつつありますし…強気にポジションを取ってきそうな点はプラス。陣営も桜花賞(G1)への出走権利は是が非でも取りたいでしょうし、仕上げもメイチなはず。不安はスタートだけなのですが…よほど大幅なロスではなければ出遅れても3着以内には来れると思います

▲ルージュスティリア

新馬戦からの参戦になりますが…ディープインパクト産駒×藤原厩舎と重賞での好走パターンは揃っており、高い瞬発力があるのでスローペースになれば怖い一頭

実際に新馬戦では新潟の芝1800m戦でしたが、1000m通過が1分05.9秒のスローペースとなった中で中団から競馬を進めて最後は上がり32.7秒をマークしての勝利。負かした2着のスターズオンアースは後のフェアリーステークス(G3)2着→クイーンカップ(G3)2着と重賞を連戦で好走している点からも相手レベルはそこまで低くはなかったと考えて良さそう

今回は鞍上・岩田望来となるのはやや不安なのですが、おそらく福永のままなら更に人気になっていたかと思われますし、挑戦者の気持ちで乗れれば権利獲りがあってもいいかもしれません

☆ジャマン

ポジション的に前に付けてきそうという事を考えれば鞍上が超強化されて怖いのがこの馬

デビューから2戦連続で逃げていますが、前走のエリカ賞(1勝クラス)では新馬戦よりもややペースが速くなったことで最後は甘さが出ての5着。とは言っても新人ジョッキーの永島が乗っていたことを考えれば妥当な結果ですし、新馬戦で阪神芝1600m戦を経験しているのはここでは強み

陣営はハナにはこだわらないと語っていますが、枠は内目の2枠2番を引きましたし、スタートさえ決めればスムーズにハナを取り切っても良さそう。そうなったときに鞍上・松山であればこの馬のペースを刻んできそうですし、人気薄+前有利の展開となれば残り目があっても良さそう

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  • 工藤新一(管理人)

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    競馬歴:10年

    職業:予想家

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    座右の銘:一期一会

    予想スタイル:オッズの盲点をつき、いかに回収率を上げれるか。ファクターはデータ、馬・騎手能力、調教、血統、メイチ度など全てを重視します

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