【阪神ジュベナイルフィリーズ 2021】最終予想
どうも、工藤新一です
今週の日曜の阪神メインである「阪神ジュベナイルフィリーズ(G1)」の最終予想記事になります
過去の勝ち馬を見てもウオッカ、ブエナビスタ、レーヴディソール、ジョワドヴィーヴル、メジャーエンブレム、ソウルスターリング、ラッキーライラック、レシステンシア、ソダシ・・・牝馬屈指のと出世レース
個人的には当ブログで挙げていた同レースの本命馬は
2018年 ◎ビーチサンバ (4番人気 3着)
2019年 ◎マルターズディオサ (6番人気 2着)
2020年 ◎ユーバーレーベン (6番人気 3着)
と、一応は本命馬は好走する傾向にあり、それなりに得意な2歳G1なので…今年もしっかり決めたいところ
今年のメンバーを見た感じだとコレといった主役も不在で人気的が分散して難解な一戦。阪神1600m外回りコースというはごまかしが利きにくく…実力馬が普通に力を出し切れる舞台。牝馬の場合は同距離・同コースで行われるクラシック初戦でもある桜花賞を見据えてここを使うパターンが多いのも特徴。そおらくですが…このメンバーの中から来年の桜花賞馬が出る気がします
展開的には大外枠に入ったパーソナルハイ×鞍上・藤岡康太が果敢にハナを主張してきそうで、そこに続くのがウォーターナビレラ、キミワクイーン、ナムラリコリス、シークルーズ辺りでしょうか。先行したい馬も多い中でのポジション争いは激化してきそうですし、G1という事もあって超スローは考えにくい一戦。やはり例年通りに総合力の高さが大事になってくるでしょうし、瞬発力だけの馬と言うよりはある程度のポジションが取れてパワー+追い比べも通用する馬を推したいところ
という訳で、予想です!
阪神ジュベナイルフィリーズ 2021 予想
◎ベルクレスタ
○ナムラクレア
▲キミワクイーン
☆パーソナルハイ
△ナミュール
△ステルナティーア
△スタティスティクス
△ウォーターナビレラ
△サークルオブライフ
△ラブリイユアアイズ
◎ベルクレスタ
ドゥラメンテ産駒で血統的には姉にヴィクトリアマイル(G1)勝ち馬アドマイヤリードが居る良血。馬格がありパワーがありながら操縦性も高そうでどこからでも競馬が進められる自在性はここでは上位
これまでの3戦は全て異なる競馬場でのレースで、その中で崩れず走れてる点はキャリアの浅い2歳戦では強みになってきそうですし、須貝厩舎は同レースをソダシ、レッドリヴェール、ローブティサージュと3勝している厩舎力の高さも強み
新馬戦は中京1600m戦で2着でしたが、勝ち馬セリフォスは後に重賞を2勝しており、その相手に対して中団好位から正攻法の競馬を進めて最後は上り最速をマークしての0.2秒差。次走の未勝利戦は新潟芝1600mでこちらも好位で脚を溜めつつ、最後の直線ではインを一気に弾けて上り最速となる33.8秒で駆け抜けての勝利。2着には3馬身半差を付けておりまだまだ上に行ける素質を見せつける内容でした
前走のアルテミスステークス(G3)では3番手から競馬を進めるレースでしたが逃げ馬のボンクラージュは600m通過35.2秒→1000m通過59.2秒とそれなりに締まった流れを作っており、その中で最後の直線ではインを突いたシゲルイワイザケを交わして勝ちパターンに持ち込んでおり、最後こそサークルオブライフの末脚に屈しましたが…まぁ決め手負けしただけで悲観する負け方ではなかったはず。実際に鞍上・松山もレース後には「勝ち馬の決め手にやられてしまいました。それでもこの馬の成長も感じますし、この先が楽しみです」とコメントしており、次に繋がるような内容での2着でした
鞍上・松山も先週のテーオーケインズでG1を勝っており勢いに乗ってきてるのは明らか。他の有力馬と違って新馬戦から3戦連続で継続騎乗で挑んでいるという点もプラス材料でしょう。言うても天下の馬主・サンデーレーシングですし、鞍上にとってもここは結果が求められる一戦。枠は8枠16番と外目ですが、インを見ながら持ち前の自在性の高さで立ち回れば結果は付いてきそうな気はしています
○ナムラクレア
まだまだ未知数のミッキーアイル産駒ですがディープ系に母父Storm Catと血統的にはマイルもこなしてくれそうな黄金配合
小倉1200m戦での2勝があるので本質的にはスプリンターなイメージもあるのですが…2歳までは完成度の高さだけでスプリンター寄りの馬でも走れてしまうのが同舞台の特徴。実際に過去10年では1200mで好走した2011年アイムユアーズ2着、2012年クロフネサプライズ2着、2013年フォーエバーモア3着、2015年ブランボヌール3着・・・と勝ちきれないまでも馬券内に来られているのは印象的。この馬も重賞を勝つほどの能力がある訳ですし、完成度の高さならメンバーの中でも上位
前走のファンタジーステークス(G3)では勝ち馬のウォーターナビレラを前に置く形で競馬を進めましたが…最後は捉えきれずの2着。とは言っても阪神の舞台で上り最速をマークしており、距離延長もOKという印象を受けました。妙味的な面からも前走1番人気から一気に人気を落とす形であれば美味しいオッズになりそうですし鞍上・浜中もこのぐらいの人気でこそというジョッキー。枠はもうちょっと外が良かったのかもしれないですが…陣営は最内枠を悲観する様子もないですし、ロスなく運ぶことが出来れば最後はオッと思わせる走りを見せても良いかもしれません
▲キミワクイーン
小柄ながらもレースセンスが高く優等生らしいロードカナロア産駒といったタイプで前走・1勝クラスからの参戦ですが、負かした相手はオタルエバーだった事を考えればここでも十分通用して良さそうな一頭
その前走ですが、東京芝1400mでのレースでしたが、同馬は1番人気のオタルエバーよりワンテンポ後ろのポジションからの競馬を選択。最後の直線では完全に上位2頭の叩き合いになりましたが…一瞬のキレる脚を使ってしっかり抜き去ったところを見る感じでは距離もマイルまでなら伸びて良さそうですし、ポテンシャルの高さを感じさせる内容でした
鞍上・内田も最近は目立ってないのですが…人気馬を負かす競馬が出来るという点では心強く、人気は無いぐらいの方が買いやすい印象。枠も4枠7番なら良いところを引いたと言えるでしょう。並んだ後に負けない強さがありますので、先行して抜け出す競馬が出来れば面白いはず
☆パーソナルハイ
混戦であるのであれば前に行ける人気薄のディープインパクト産駒を上位に推しておきたいという感じでの4番手。更には妙味的な視点で言うと「圧倒的な勝ち方をした馬がいたレースの2着馬」はかなり妙味が増す存在になるのでこの馬もそれに該当
それがまさに前走の赤松賞(1勝クラス)なのですが…やはり勝ち馬ナミュールがとにかく強烈なインパクトを残しての勝利したレースでした。勝ち時計も1分33.8秒と優秀だった事を考えれば裏付けもあるのですが、そのナミュールは鞍上にクリスチャンを迎えており過剰人気は明らか。その中で同馬は逃げる競馬をして最後の直線に入ってからは一気に突き放しにかかりますが…最後は捕まっての2着だったのですが、しっかり粘り切った点は評価できますし勝ち馬が強過ぎた可能性もあるので、悲観する負けではなかったはず
ディープインパクト産駒ながらも切れる脚を使うというよりは持続性がある脚が使えますので…瞬発力勝負にならなければ上位にこれてもいいはず。枠は鬼門の大外枠ですが…スムーズに前に付けれれば残り目があるかもしれません
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