【セントウルステークス 2021】最終予想
どうも、工藤新一です
今回は日曜の中京メイン「セントウルステークス(G2)」の最終予想記事になります
秋のスプリンターズSの前哨戦としての位置付けであり、今年は去年と同様に中京での開催。近年は1番人気が5年連続での勝利と実力馬はキッチリ勝ちきっていますが…今年はどうなるでしょうかね。展開的にはハナを切りそうなのがレシステンシア×鞍上・ルメールが濃厚。この馬の持ち味を活かすにはそれなりによどみのない流れになってきそう。となれば先行勢なら持続性があるタイプが優勢で…粘り切れない馬達が脱落する中で最後は差し込んでくるようなタイプを組み合わせて馬券を組み立てていきたいですね
という訳で、予想です!
セントウルステークス 2021 予想
◎タイセイビジョン
○ラウダシオン
▲ジャンダルム
☆レシステンシア
△ボンボヤージ
△カレンモエ
△ピクシーナイト
△シャインガーネット
△シゲルピンクルビー
△レッドアンシェル
◎タイセイビジョン
去年の4月のアーリントンカップ(G3)以来は馬券内に入れていませんが…3歳時は重賞での好走歴も多く、G1では朝日杯フューチュリティステークス(G1)を2着、NHKマイルカップ(G1)4着と大舞台での実績があり持っている自力ならここでも上位。マイルを使われていることも多いのですが本質的なベストは1400mで、今回1200m戦ですが条件的には悪くはないはず
前走のCBC賞(G3)にしても超が付くほどの高速馬場に加えて久しぶりのスプリント戦でしたが…最後は後方から上り33.3秒を使って押し上げての4着。勝ち時計は1分6.0秒の日本レコードとなった決着でしたし、前のヨカヨカに進路をふさがれたのも痛恨で、斤量57キロを背負っていたことを考えても好内容。陣営は「スムーズならもっと際どかったと思います。久々の6ハロンをしっかり走って速い時計に対応でき、収穫がありました」とコメントしており、明らかに復調の兆しを見せたといった感じでした
2走前の京王杯スプリングカップ(G2)では鞍上にルメールを要して得意の1400mで盤石といった感じの舞台でしたが…やや前が有利となったレースの中を後方待機から最後の直線では外目を回して伸びきれずの12着。ただ勝ち馬からは0.7秒差ですし、最後の伸び脚を見ても着差ほどの負けではないという印象でした
エンジンが掛かってから追うほどに伸びるタイプで長い直線は得意な舞台。更には「決め手」も持っていますので今回は先行勢がよどみのないペースを作ってくれれば最後に差しが決まるというパターンもあっていいはず。枠も開幕週で内枠を引けたというのはプラスになってきそうですし、インで脚を溜めて最後に弾けることが出来れば久しぶりの勝利があっても驚けないでしょう
○ラウダシオン
スピードの持続性がありロングスパート戦となれば粘れる力はここでは驚異。現在は5番人気で思っていたよりも人気になっておらず妙味アリな一頭
1400m以下の成績は(4.1.2.1)と大きく崩れたのは重馬場だった高松宮記念(G1)のみ。その崩れた時のレースを見てもやや掛かり気味になっておりレース後に鞍上・ミルコは「行きっぷりが良すぎる感じで、重い馬場に脚をとられていました」とコメントしており…馬場が不向きだったと考えればノーカウント
前走の安田記念(G1)は惨敗をしていますが…上り33秒台を必要とする決め手が勝負となったレースで先行して失速ならまぁ見直せるといった感じの内容。このそれなりに言い訳の出来る負けた2レースを除けば左回り+直線の長いコースでは安定しており、1200mも対応出来ている事を考えればまだまだ見限るには早いはず
今回と同条件の舞台で開催されたシルクロードステークス(G3)では3着と好走出来ており、その時は休み明けで叩き台に使ったようなレースといった臨戦過程で中団より前で競馬を進めて最後の直線では外目を回って伸びており、ペースを考えれば600m通過33.7秒とそれなりに流れている中をじわっと伸びて3着を確保。勝ち馬のシヴァージは上り最速を繰り出したことで決め手に屈しましたが…2着のライトオンキューとはそこまで差のない競馬
鞍上・ミルコも一度ノリに乗ったら勝ち続けるようなジョッキーですし、先週に引き続き重賞勝利があってもいいかもしれません
▲ジャンダルム
立ち回り力に優れており、ここに来て更に馬が良くなってきた印象。言うても母ビリーヴは高松宮記念(G1)、スプリンターズS(G1)を制するなど短距離で活躍していた馬
6歳にして初のスプリント戦に挑んだ2走前の春雷ステークス(L)ではスタート後はスッと好位に付けて最後の直線では楽に外のポジションから抜け出しをはかると2着マリアズハートには2馬身半差を付けての快勝。1番人気で迎えた次走の北九州記念(G3)はスタートでやや後手に回された感じで、結果的にはロスなく立ち回った好位に付けた先行勢が有利になった展開も向かなかったレース。尚且つ斤量も背負わされた感のある57.5キロ。最後の直線では一番外を回っており…それでも上り2位となる34.1秒を使って勝ち馬からは0.4秒差の7着
鞍上・浜中も末脚を引き出す競馬をしてきそうですし、最後の長い直線でしっかり抜け出すことが出来ればチャンスがあっても良さそうです
☆レシステンシア
実績+能力なら明らかにここでは上位。ダイワメジャー産駒らしい先行力+持続性があり、休み明けながらも鞍上にはルメールを要して盤石の態勢で挑めるのも好材料でしょう
1200m戦に関しても同舞台で行われた高松宮記念(G1)での2着があり、その時はこれまで乗っていた鞍上・北村友一が落馬負傷によりテン乗りで鞍上・浜中というのも痛手。枠も外枠を引いてしまい、結果としては控える競馬となったので本来のスタイルではなかったというレース内容でした
どちらかと言うならばマイル路線を進むよりは陣営もスプリント路線で行きたいという意図もみえるローテーション。ここは前哨戦ですが…それなりの結果を出さなければいけない立場でしょう
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