【エプソムカップ 2021】最終予想

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どうも、工藤新一です

今回は日曜の東京メインレース「エプソムカップ(G3)」の最終予想記事になります

去年はダイワキャグニー(9番人気)→ソーグリッタリング(5番人気)→トーラスジェミニ(18番人気)で決着し3連複739,440円、3連単4,219,320円と大波乱だった当レース。去年は単勝10倍以下が5頭おり、混戦模様という点では何となく今年も似たような印象。実際に今年の人気勢もそれなりの不安要素がありコレという主役も不在。ここは荒れる可能性も考えて予想したいです

という訳で、予想です!

エプソムカップ 2021 予想

◎ガロアクリーク
○ヒュミドール
▲シュリ
☆ファルコニア
△ミラアイトーン
△アルジャンナ
△アドマイヤビルゴ
△ヴェロックス
△アトミックフォース
△セダブリランテス
△マイラプソディ
△ザダル

◎ガロアクリーク

前日のオッズでは単勝12番人気。都大路ステークス(L)では取消直前まで1番人気だった事を考えれば…一気に下がったなという印象を受けましたが、逆に言えばオッズ的な面で言うならば明らかに妙味増しの一頭。おそらく前走の出走取消明けに加えて鞍上・野中と言うのが人気を下げる要因かと思いますが…鞍上に関してはもともとは新馬戦から手綱を取り、2走目のホープフルステークス(G1)でも騎乗予定でしたが…直前のインフルエンザで乗り替わりとなった縁のある馬

過去にはスプリングステークス(G2)でヴェルトライゼンデを負かしての1着、その後の皐月賞(G1)ではコントレイル、サリオスの2強に次ぐ3着、セントライト記念(G2)3着と実績も上位

中山コースでの好走が目立っていますが…個人的には跳びが大きくて広い東京コースでこそ更なる本領を発揮してくると見ており、中でも印象的だったのは同じく東京芝コースだった日本ダービー(G1)。その時も最後は良い脚を使って伸びておりヴェルトライゼンデとは0.1秒差の6着。ディープボンドともタイム差は無かったですし、今回人気となっているアルジャンナ、サトノフラッグにも先着している事を考えれば明らかに舐められた感は否めないでしょう

溜めても良し、前に付けても良しという自在性のある脚質も魅力ながら決め手があるというのも脅威になってきそう。使われつつ良くなるのは承知の上ですが…ここで好走したら次走の人気は確実になってしまいますし、人気馬達に付け入る隙がある今回が最大の買い時。短距離のイメージが強いキンシャサノキセキ産駒ではありますが…母父キングマンボという事もあって適正距離は1800m~2000mでこの舞台はとにかく絶好。ここは混戦を断つ馬だと期待して本命で勝負です

○ヒュミドール

前走の新潟大賞典(G3)こそ4番人気で11着でしたが…それまでは重賞3戦全てが掲示板以内と堅実な走りを見せており、前走だけで人気を落とすようであればこちらも妙味増しの一頭

特にこの馬が好内容だったのが同じ舞台の東京芝1800mで行われたノベンバーステークス(3勝クラス)なのですが、その時は12番人気でしたが…後方から競馬を進めて最後は上り最速となる33.4秒を使ってまとめて差し切っての勝利。2着位には1馬身差以上を付けており、明らかに本格化を遂げたという強い内容でした。その後は天皇賞・春(G1)に向けて強行ローテーションで長距離を連戦していましたが…惜しくも馬券内には入れずながらも強敵相手に善戦

前走の敗因に関して陣営は「前日輸送が失敗だった。土曜に競馬モードになり、当日はゆったりモードになってしまった。まだ繊細な馬」と語っており、今回は当日輸送なのでそこに関しては言い訳の出来ない舞台。なのでその前走を除けば安定して走れており、2走前の日経賞(G2)にしても着差こそ離されましたが…最後は良い脚でしっかり伸びており、追えば確実な末脚は使えるタイプ。この時の上位勢はウインマリリン、カレンブーケドール、ワールドプレミアと言ったG1でも好走するような馬達ですし…とにかく相手なりに伸びて来れるポテンシャルの高さと安定した末脚はここでも強み。今回の相手レベルを考えれば掲示板より上の上位に来れても驚けないでしょう

▲シュリ

ハーツクライ産駒で成長が見込めそうな5歳馬。疲れが溜まりやすいという事もあってかなり大事に使われている感があり、陣営も「賞金を積み重ねたい」と言っている点からも秋のG1戦線へ向けての期待が込められているので勝負度合いも高そうな一頭。馬主ノースヒルズ×池江厩舎が鞍上・ミルコを起用という点も不気味

前走の谷川岳ステークス(L)では逃げて自分の形に持ち込んでからスマートリアンの猛追を凌いでの完勝しており、明らかな成長を感じさせる内容でした。2走前の京都金杯(G3)が重賞初挑戦でしたが…1番人気の支持を集めて勝ち馬のケイデンスコールからは0.3秒差の5着。スタートで若干出負けしており、そこからイン追走で先行に取り付いてからは最後はやや進路の選択で戸惑っており、まだまだ底は見せてないという印象

初の東京コースがどうなるかという感じもありますが…どちらかと言うとマイルよりは1800m~2000mぐらいが向きそうなので距離延長はOK。気性面とポジションが大事になってきそうですが、先行して早めに抜け出しを図るような競馬が出来れば残り目があってもいいはずでしょう

☆ファルコニア

鮮度と勢いが大事になってくるディープインパクト産駒で2勝クラス→3勝クラスと連勝で重賞に挑めるのは強み。全兄のトーセンカンビーナも本格化したのは4歳以降で…この馬も現4歳と今がピークといった感じでしょう。更には鞍上・川田もヴェロックス、ガロアクリークなどの騎乗候補がありながらも…同馬の騎乗を選択したのは明らかに不気味

前走の難波ステークス(3勝クラス)は同着での入線でしたが、2走前では逃げて勝った時とは違って、逃げ馬・番手を見つつの競馬。1000m通過が1分01.4秒とかなりのスローペースで究極の瞬発力勝負になったレースですが…インを突いたスマートリアンよりはゴール板を過ぎた後も最後伸びていましたし…3着のコマノウインクルは上り3F31.9秒を使っても追いつけなかった事を考えれば好内容。同着だったスマートリアンも後にリステッド競争でタイム差無しの2着ですから相手レベルも悪くなかったはず。ここは鞍上込みで期待したい一頭

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  • 工藤新一(管理人)

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    競馬歴:10年

    職業:予想家

    趣味:お酒、ドライブ、旅行、映画、読書、楽しむこと

    座右の銘:一期一会

    予想スタイル:オッズの盲点をつき、いかに回収率を上げれるか。ファクターはデータ、馬・騎手能力、調教、血統、メイチ度など全てを重視します

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