【ダービー 2021】最終予想

公開日: 

どうも、工藤新一です

今回は日曜の東京メインレース「ダービー(G1)」の最終予想記事になります

いよいよ明日はダービーデイ!去年こそ無観客でしたが…今年は観客有りでやれるのは何より。注目はやはり無敗の皐月賞馬エフフォーリアになりそうですが…オッズは当然一桁台の人気。牝馬のサトノレイナスも人気を集めそうですが、この2頭を買っても仕方ないというレースだと思いますので、妙味を追って別の馬から考えたい一戦

その上で玉砕覚悟で想定したいのは「エフフォーリアが負けるパターン」なのですが、これまでのレースを見てもとにかく操縦性とレースセンスが高く瞬発力が非凡。更には跳びが大きく広い東京コース向きで枠も神枠の1枠1番と絶好。いかにも鉄板っぽさはあるのですが…一番怖いのは経験したことのないハイペースでの消耗戦になった時なのかなと思います

展開的には大外枠のバスラットレオン×鞍上・藤岡佑介がハナを主張という感じになってきそうで、そこに続くのがタイトルホルダー、レッドジェネシス、グラティアスあたりでしょう。そこまで牽制し合う感じでもなさそうですが…やはり22歳の横山武史に対して先行で楽な競馬をさせたくないと働くのが騎手心理。ペースが遅いのであれば動きにかかるミルコや川田などの先輩ジョッキーも居ますので、前半はゆったりとした流れから後半からはロングスパート重視。となればエフフォーリアが有利となる瞬発力勝負になる事は考えにくく、言うてもタフな府中2400mですし…それなりの地力勝負となってくるでしょう。ここは決め打ちになるかもしれないですが、キレる脚を持つタイプよりはジリジリと最後まで伸びて来れる末脚の持続性が高そうな馬を中心に考えたいです

という訳で、予想です!

ダービー 2021 予想

◎ステラヴェローチェ
○ヨーホーレイク
▲グラティアス
☆アドマイヤハダル
△エフフォーリア
△タイトルホルダー
△バジオウ
△ラーゴム
△レッドジェネシス
△シャフリヤール
△グレートマジシャン
△サトノレイナス

◎ステラヴェローチェ

一瞬のキレる脚を使うというよりは末脚の持続性が高く、3Fが33秒7ハイペースでもバテることなく差し込んで来た朝日杯フューチュリティステークス(G1)を見る限りでは消耗戦になった時は怖い一頭。個人的には皐月賞(G1)でも本命を打ちましたが…3着と好走ながらも人気にならないのであれば妙味的にもココはこの馬から勝負。やはり人気にならない要素としては「バゴ産駒」「鞍上・吉田隼人」と地味な組み合わせも大きいのですが…G1は2着、3着で実績は十分で能力的にも見落とりはしない存在

同じくバゴ産駒のクロノジェネシスと似た感じで良馬場と重馬場の兼用タイプなので…高速馬場でも問題はなさそう。前走の皐月賞(G1)では稍重の馬場でしたが…先に抜け出したエフフォーリアよりも後方のポジションとなり最後の直線ではインを突きましたが届かずという内容。上りのタイムは36.7秒と遅いながらもメンバー2位の末脚は使えており、距離は伸びても問題なさそうな印象さえ受けました

共同通信杯(G3)では他の馬よりも1キロ重い斤量57キロを背負っての5着でしたが…良馬場の府中1800mコースで1000m通過が1分01.9秒とスローペースの瞬発力勝負となったのが分が悪く、更には最後の直線ではやや不利もあったのも痛恨。勝ち馬エフフォーリアの勝ち方が強くその一頭だけが際立ったレースですが…どちらかというと先を見据えたレースでしたし、今回のダービーでは瞬発力勝負にならなそうな点を考えても上位とは逆転は可能

特に好内容だったのは2走前の朝日杯フューチュリティステークス(G1)で、スタートで出負け+最後の直線で進路取りで手間取るロスがありながらも上り33.5秒の最速で駆け上がってグレナディアガーズに迫り、レッドベルオーブを馬群のインからしっかり交わしたという内容はまさに負けて強しというレース。これまでは不良馬場での勝利などがあり道悪巧者感があったにも関わらず高速馬場にも対応出来たのは収穫ですし、この時のタイムも2019年のリオスが記録したタイムを上回る1分32.3という2歳コースレコード。更には4着に負かしたバスラットレオンは後にニュージーランドトロフィー(G2)を圧勝とレベルも高かったはずの一戦

冒頭にも書きましたが…今回はタフな東京芝2400m戦で底力の問われる勝負になってきそうで、キレる脚を使えない事を考えれば長い直線でジワジワ伸びてくるイメージは強く、ここは強敵相手でも戦えると判断しました

○ヨーホーレイク

こちらも長く良い脚を使うタイプで、デビューからの5戦は全て上り最速とマーク。陣営も新馬の頃から東京芝2400mは合うと豪語しているように、ダービーでこそ買いの一頭。前走の岩田望来から川田への乗り替わりは明らかな強化ですしプラス材料

前走の皐月賞(G1)ではイン追走で後方からの競馬になりましたが…最後の直線では外を回って上り最速をマークしての5着と負けて強しの内容。2走前のきさらぎ賞(G3)にしても鞍上・武豊がやや溜め過ぎた感もあり、先に抜け出したラーゴムを捉えることは出来なかったですが…1000m通過が1分01.2秒とスローの流れの中を後方待機の競馬から外を回って2着と上出来の内容

言うてもホープフルステークス(G1)では3着と実績もあり大崩れなく走れるのは魅力。馬主・金子真人ホールディングス×友道厩舎×鞍上・川田と言えばマカヒキでダービーを制している組み合わせですし、データ的にも「乗り替わり」はやや不振ではありますが…それだけで嫌う訳にはいかない一頭でしょう

▲グラティアス

ハーツクライ産駒で距離延長は問題はなさそう。レシステンシアの半弟と良血馬で近3戦は人気を被っていましたが…ここに来て一気に人気を落とすようになるのであれば妙味的にも美味しい存在

デビュー戦→京成杯(G3)を制しておりレースセンスの高さはここでも驚異。前走の皐月賞(G1)では4コーナーでアサマノイタズラに馬体を寄せられて外に弾かれる不利がありながらも最後の直線では良い脚を使って伸びての6着と見直す余地はあったはず。そもそも前走が3ヵ月ぶりの実戦でしたし、フレッシュな状態面もプラス

脚質的にそれなりに前に付けてきそうですが…4コーナーを回って最後の直線で既に先頭に立つような競馬が出来れば残り目が合ってもいいかもしれません

☆アドマイヤハダル

こちらもキレる脚こそないのですが、長く良い脚を使う上に跳びが大きく良馬場で更にパフォーマンスを上げてきそうな一頭。鞍上・ミルコも先週はオークス(G1)を勝っており一度乗りだしたら止まらなそうな勢いもここでは驚異

前走の皐月賞(G1)ではやや苦手な稍重の馬場でしたが最内枠からしっかり好位で立ち回って最後の直線に入ると前が開けたポジションを確保してからはちゃんと脚を使って伸びての4着

圧巻だったのは2走前の若葉ステークス(L)で1000m通過が1分01.5秒とスローペースながらも先行して楽に抜け出してからは2着のシュヴァリエローズには3馬身差を付けての圧勝。3歳に入ってからの成長力ならメンバー中でも屈指のものがありますし、積極的に動きそうな鞍上も不気味。前走から人気は落としそうで妙味もありオッズ的にも上位の印は打っておきたい一頭です

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  • 工藤新一(管理人)

  • プロフィール

    競馬歴:10年

    職業:予想家

    趣味:お酒、ドライブ、旅行、映画、読書、楽しむこと

    座右の銘:一期一会

    予想スタイル:オッズの盲点をつき、いかに回収率を上げれるか。ファクターはデータ、馬・騎手能力、調教、血統、メイチ度など全てを重視します

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