【天皇賞・春 2021】最終予想

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どうも、工藤新一です

今回は最強のステイヤーを決める国内屈指の長距離の頂上決戦「天皇賞・春(G1)」の最終予想記事になります

個人的には2年連続で的中の相性の良いG1

今年は京都競馬場の整備工事により阪神競馬場での開催となりやや例年とは異なる舞台。馬場はやや読みにくいのですが…土曜日の午後~は雨・日曜は晴のち雨で完全な良馬場にはならないと見ていいでしょう。おそらく稍重以上が濃厚

展開的にはディアスティマ×鞍上・北村友一が逃げることになりそうですが…前走を見る限りではスローで緩むことなく消耗戦になってきそう。馬場を考えてもステイヤータイプが上位に来そうですし、阪神3200mというコース形態を考えても例年の天皇賞・春(G1)より更に自力+スタミナが求められることになりそうです

という訳で、予想です!

天皇賞・春 2021 予想

◎ワールドプレミア
○カレンブーケドール
▲ユーキャンスマイル
☆ディアスティマ
△メイショウテンゲン
△オセアグレイト
△ウインマリリン
△ナムラドノヴァン
△ゴースト
△ディープボンド
△オーソリティ

◎ワールドプレミア

2019年の菊花賞(G1)の勝ち馬で総合力が高いステイヤータイプ。ディープインパクト産駒らしいバネのある末脚を持っている上に末脚の持続性があり消耗戦にも向きそう

叩き良化タイプで休み明け2走目という走りごろなのも魅力。言うても前走の日経賞(G2)はいかにも前哨戦というローテーション。レースを振り返ってみてもジャコマルがスローペースで逃げて前が有利となった展開の中で中団後方よりから競馬を進めて最後の直線では上り最速をマークしての0.1秒差の3着。前に居た牝馬2頭には届きませんでしたが…先着を許したウインマリリン(53キロ)、カレンブーケドール(54キロ)という斤量面を考えても次に繋がる内容だったのは明らかだったはず

近2走はいずれもハイレベルだったG1を戦ってきており、ジャパンカップ(G1)では東京最強のアーモンドアイから0.8秒差の6着なら仕方なし。有馬記念(G1)ではタフな舞台にクロノジェネシスから0.6秒差の5着なら上出来といった内容。3歳時に挑んだ2019年の有馬記念(G1)が最もレベルが戦った気はしますが…勝ち馬リスグラシューが強過ぎただけでフィエールマン、キセキ、シュヴァルグラン、レイデオロ、アーモンドアイといったG1馬に先着出来るのは自力があってのもの

今年のメンバー構成を見てもこれまでG1戦ってきた相手レベルを考えれば明らかに手頃とも言えますし、鞍上・福永も大舞台では頼れる存在。枠は極端な1枠1番を引きましたが…インで脚を溜めて最後は馬群さえ捌くことが出来れば順当に上位には入ってこれるとみています

○カレンブーケドール

G1クラスの中では現役屈指の安定感を持っており、前走1番人気からここまで人気を落とすことになるのであれば妙味的にも美味しい存在

恐らく牝馬というデータ的な面やスタミナの不安から今回は軽視されそうなのですが…ディープインパクト産駒ながらもズブさがあり長く良い脚を使うタイプで、馬場や展開は不問といった立ち回り特化型。2400m・2500mも一線級相手にこなせている点からも距離の不安もそこまでは気にならないでしょう

前走の日経賞(G1)はこちらも休み明け1戦目といった感じのローテーションながらも中団に付けてから持ち前の持続性のある脚を見せての2着。勝ち馬ウインマリリンをマークしながらインを追走して最後は迫る勢いで上がってきた脚を見る限りは前哨戦にしては上出来な内容

言うても通算成績は(2.7.2.3)で負けたレースも掲示板以内と堅実派。更には最強世代とも言われるクロノジェネシス、ラヴズオンリーユーと戦ってきており、世紀の一戦とも称されるアーモンドアイ、コントレイル、デアリングタクトが1~3着となる豪華メンバーでその中での4着と戦ってきた相手レベルどう見ても高いはず。鞍上・戸崎も長距離は得意としており、勝ちきれないまでも馬券内なら可能性はあってもいいはず

▲ユーキャンスマイル

阪神芝コースは(1.2.0.1)と重賞でも1着、2着と安定して好走と得意としている舞台。G1の場合は惜しいレースが続いていますが…このメンバーで戦える今回の天皇賞・春はチャンス到来といった感じでしょう

前走の阪神大賞典(G2)では後方待機からの競馬から最後のコーナー手前で外を回って捲り差しを決めようとしましたが…先に抜け出したディープボンドとは差を離されつつの2着。勝ち馬も強かったですが…天皇賞・春(G1)に向けた前哨戦という立場で休み明けのレースでしたし…斤量差を考えても悲観する内容ではなかったはず。去年の同レースでは京都の舞台でしたが…最後の直線で一頭だけインを突いて上がっていましたが…またしてもG1の壁に阻まれた感じで惜しくも着外。とは言ってもその時の勝ち馬は連覇をしたフィエールマンだった事を考えれば能力的な高さを示すことが出来たといった一戦でした

今回も後方からの競馬で一辺倒な立ち回りをしてきそうな点はマイナスなのですが…鞍上・藤岡佑介も前走から引き続き継続騎乗ですし、このメンバーなら最後はしっかり伸びて着内というイメージが出来そうです

☆ディアスティマ

2勝クラス→3勝クラスを連勝中で鮮度の削がれてないディープインパクト産駒。メンバー内で唯一阪神芝3200mを勝利しており、スタミナがありそうなステイヤータイプなのでここでも好勝負は可能

その前走の松籟ステークス(3勝クラス)では1000m通過59.4秒と序盤から後続を突き放すラップで逃げて最後はそのままスピードをキープしつつ2番手に付けていたタイセイモナーク引き連れての勝利。最後の直線でも垂れることなくむしろ突き放すぐらいの余力があり心肺能力の高さを見せれた一戦とも言えるでしょう

鞍上・北村友一も長距離のレースは得意で近2年は同レースで2020年スティッフェリオ(11番人気2着)、2019年パフォーマプロミス(8番人気3着)と人気薄でも好走。騎手も大事になってくる長距離レースですし、スムーズに逃げることが出来れば残り目があってもいいかもしれません

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  • 工藤新一(管理人)

  • プロフィール

    競馬歴:10年

    職業:予想家

    趣味:お酒、ドライブ、旅行、映画、読書、楽しむこと

    座右の銘:一期一会

    予想スタイル:オッズの盲点をつき、いかに回収率を上げれるか。ファクターはデータ、馬・騎手能力、調教、血統、メイチ度など全てを重視します

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