【フェブラリーステークス 2021】最終予想

公開日: 

どうも、工藤新一です

今回は今年一発目のG1・東京ダート1600mで開催される「フェブラリーステークス(G1)」の最終予想記事になります

まず土曜のダートコースを見た感じだと超が付くほどの「前残り」の傾向にあり、早めに前目のポジションを取り切った馬が有利な傾向。2月20日(土)のダートコースのレースは7戦ありましたが…逃げ馬の成績は(3.1.1.2)と好成績。3連単が20,738,890円の払い戻しで話題となった東京4R(ダート1400m)も逃げたハコダテブショウ(11番人気)→2番マイグレーション(15番人気)がそのままワンツー決着の行った行ったの競馬となり、人気の有無に関わらず前に行った馬が優勢なのは明らか

そして今回のフェブラリーステークス(G1)ですが、展開を考えれば絶対的な逃げ馬が不在の中で…武豊に競ってくる騎手がいない事を考えればハナを切りそうなのが1枠2番を引いたインティになってきそう。エアアルマスが内に居ますがこちらも前に出そうで、更には芝スタートの方が断然に行き脚が付くタイプのワイドファラオも去年同様に前には出てくるはず。この3頭の配列が決まるまでは序盤のペースは早そうですが、徐々に落ち着き平均ペースとなってきそう

騎手心理的には「前有利」が働いてペースが上がりそうな気もしますが…その点は走ってみないとわからないので、ここは今のセオリー通りに先行勢の中から妙味のある馬からしっかり狙っておきたいところです

という訳で、予想です!

フェブラリーステークス 2021 予想

◎オーヴェルニュ
○エアスピネル
▲ワイドファラオ
☆サクセスエナジー
△サンライズノヴァ
△エアアルマス
△ソリストサンダー
△アルクトス
△カフェファラオ
△インティ
△ワンダーリーデル

◎オーヴェルニュ

スマートファルコン産駒で3連勝で東海ステークス(G2)を制した上り馬。今年初めてのG1はこの馬の連勝に期待して本命で勝負

まず3走前の福島民友カップ(L)ですが、イン追走の3番手からの競馬となりましたが、逃げるスマートセラヴィーが粘る中をあっさり交わしてからは1馬身差を付けての完勝。最後は流す余裕があったほどでしたし、この時点で覚醒を印象付けたという内容。更にはこの時の2着だったスマートセラヴィーは次走のオープンを勝利し、3着ソリストサンダーも次走の武蔵野ステークス(G3)で2着と健闘しておりレースレベルもそこそこ高かった一戦

そして2走前のベテルギウスステークス(L)では中団からインに潜り込む競馬を選択。最後の直線では2番手から先に抜け出したベストタッチダウンを捉えてしっかり伸びており、ここでも更なる成長を見せつけたという好内容。この時点でリステッド競走を2連勝しており、明らかに充実期を迎えたという印象でした

そして今年の初戦で初重賞挑戦となった前走の東海ステークス(G2)では外目を回りながらの先行策を取りましたが、ペースは1000m通過が59.3秒と前には厳しかった中で力強く抜け出すと2着のアナザートゥルースには1馬身以上の差を付けての完勝。逃げていた1番人気のインティ、2番手追走のダイシンインディーはかなり下位に沈む中でこの競馬が出来た事を考えれば能力的にはかなり高いものがあり、勢いならこのメンバーでは一番上とも言えるでしょう

とにかくこの3連勝はいずれも好内容で、先行脚質+被されない外目の7枠14番という点も今の東京ダートコースを考えればプラス材料。今回はG1未勝利の鞍上・丸山に乗り替わりますが…おそらく川田(レッドルゼル)やルメール(カフェファラオ)は先約があったと考えられそうですし、ここは丸山にとっても『チャンスの順番』が回ってきたと考えるのがベター。妙味的にも騎手が理由でそれなりに人気を被らなくて済みそうですし、馬の力を信じで乗れば大仕事が出来ることに期待します!

○エアスピネル

芝もダートも走れる良血馬で、8歳を迎えても成長が見込めるキングカメハメハ産駒。今回は馬券的な妙味が一気に増しそうな存在

前走のチャンピオンズカップ(G1)こそ強敵を相手に屈しましたが…後方から競馬を進めて最後はそれなりに伸びており、勝ち馬のチュウワウィザードから0.9秒差でしたが、他の馬とはそこまでタイム差のない競馬が出来ている点は魅力

ダート一発目だったプロキオンステークス(G3)では距離が短い1400mに加えて1年ぶりの実戦でしたが、好位で脚を溜めて最後のコーナーでは外目を回って伸びての2着も評価できるものでしたし、勝ち馬サンライズノヴァにこそ差されましたが…ダートでもやれる適正は十分に示すことの出来た内容。今回と同じ舞台だった武蔵野ステークス(G3)でも好位からの競馬で最後の直線ではあわや勝ちそうな見せ場まで作っての3着と好走しており、サンライズノヴァやソリストサンダーなどの人気どころと比較してもそこまで差はないはず

パワー+持続性のある脚はここでも驚異になってきそうで、中団からロスなく競馬をすすめて好位のポジションさえ取れれば能力的には持ってこれていいはず。鞍上・鮫島克駿で人気で人気を落としそうですが…プロキオンステークス(G3)で乗った時は2着と手の内に入れており、最後まで追えればチャンスがあるかもしれないです

▲ワイドファラオ

東京ダート1600mでは好相性のヘニーヒューズ産駒で頼れる男こと鞍上・福永ならここでも巻き返しは可能。一気に人気を落とす形になりそうですが…得意舞台で前で競馬が出来れば面白い一頭でしょう

去年の同レースでは12着でしたが、序盤から飛ばしてアルクトスと競り合うように逃げており、ペースは1000m通過が58.7秒と前にいった馬にとっては厳しくなった展開。もともとは3歳時にユニコーンステークス(G3)での同コースでの重賞勝利がある実績もあり、かしわ記念(G1)ではルヴァンスレーヴ、モズアスコット、サンライズノヴァなどの好メンバー相手に逃げ切り勝ちを決めるなど…能力は十分足りており、休み明けでも走るタイプ

あとは仁義的な話になってしまいますが…このG1を最後に引退を表明している角居厩舎の管理馬に鞍上・福永という点も魅力。過去にはシーザリオやエピファネイアでG1を制しているコンビなだけに福永にとっても恩を結果で返したい気持ちは強いはず。だからこそ「これで負けたら仕方ない」という騎乗が見れそうですし、前で競馬が出来れば残り目があってもいいかもしれません

☆サクセスエナジー

人気は全くないので馬券的な起爆剤になりそうですが、ここは拾っておきたい穴馬

去年のコーラルステークス(OP)では今回人気となっているレッドルゼルよりも2.5キロを重い斤量を背負いながらの2着があり、その時は2番手で競馬を進めての積極策で最後こそ差されましたが…1000m通過が57.8秒と早い流れの中を先行して残したことを考えれば好内容だった一戦でした。7歳馬ですが、去年は交流重賞を2勝しておりまだまだ衰えを感じさせておらず、超人気薄でダートを得意としている鞍上・酒井学も怖い存在

本来なら能力的に足りなそうな存在ですが…今のダートの前残りの傾向であれば積極的な競馬で残っても驚けないですし、距離さえ持つことが出来ればこの馬も能力的には十分通用していいと思います

△サンライズノヴァ

差し馬にとっては鬼門ともいえる現状の東京ダートコースなのでやや評価を落とした形の抑え評価

ですが…さすがに一頭ぐらいは突っ込んで来そうなのでここは順当に東京巧者で能力上位のこの馬は抑えておきたいところ。とにかく東京ダートコースに強く、通算成績は(7.3.1.5)と得意舞台。長い直線を確実に追い込んで来れる決め手のある末脚が武器なので今回も後方から競馬をしてきそうですが…差し届かずという結果は十分に考えられるでしょう

シェアありがとうございます

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket

Your Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


  • 工藤新一(管理人)

  • プロフィール

    競馬歴:10年

    職業:予想家

    趣味:お酒、ドライブ、旅行、映画、読書、楽しむこと

    座右の銘:一期一会

    予想スタイル:オッズの盲点をつき、いかに回収率を上げれるか。ファクターはデータ、馬・騎手能力、調教、血統、メイチ度など全てを重視します

    詳しいプロフィールは→こちら

  • サイト内検索

  • カテゴリー

  • Twitter もやってます!

  • アーカイブ

  • 相互リンク【募集中】

PAGE TOP ↑