【アルゼンチン共和国杯 2020】最終予想

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どうも、工藤新一です

今回は出世馬も輩出率が高い「アルゼンチン共和国杯(G2)」の最終予想記事になります

過去の勝ち馬にはスワーヴリチャード、シュヴァルグラン、ゴールドアクターといった地味ながらも強いタイプのG1がおり…スタミナ+スピードも要する舞台

今回はこれと言う逃げ馬が不在なのでペース的にはスローになりそうですが、舞台を考えればゴリゴリの瞬発力勝負になるというよりは最後まで良い脚が使えてタフなも持っている馬が上位に来れるはず

という訳で、予想です!

アルゼンチン共和国杯 2020 予想

◎トーセンカンビーナ
○ラストドラフト
▲サンアップルトン
☆メイショウテンゲン
△ユーキャンスマイル
△オセアグレイト
△サトノルークス
△ベストアプローチ
△タイセイトレイル
△サンレイポケット
△オーソリティ

◎トーセンカンビーナ

前走のオクトーバーステークス(L)の惨敗で人気を落とすなら妙味的にも狙い目の一頭

その前走ですが、府中の2000mで不利な大外枠に加えて稍重となった馬場も響いた印象。陣営も「距離延長でゆったりと走れるのはいいし、今度は変わってくれるはず」と意気込むように…溜めたらしっかり弾ける末脚は持っていますので、この距離延長はプラス材料。明日の東京は天候も晴れで願っていた良馬場ですし、今回は斤量55キロで戦えるのも魅力

2走前の宝塚記念(G1)でもタフな馬場で一線級が相手でしたが…後方待機からそれなりに上がってきており、8着は仕方なしという結果。これまでのレースを観てもオリオンステークス(3勝クラス)はゲートで大きく立ち上がって大幅な出遅れとなり最後方からの競馬で1000mの通過は1分03.2秒と前が有利となったスローの展開で一頭だけ大外をぶん回しての上りは最速の33.3秒で猛追しての5着と好内容。阪神大賞典(G2)はスタートはやや出遅れる形で最後方からの競馬になりましたが、最後の直線の手応えは勝ち馬ユーキャンスマイルに迫るものがあり、実際に上りもユーキャンスマイルと同じ最速タイの上り3ハロン35.8秒を繰り出しての2着。そして天皇賞・春(G1)でも初の58キロの斤量を背負いながらスタートでやや立ち遅れる形になり、序盤は最後方追走の競馬でしたが、最後のコーナー手前で押し上げて上り3位タイとなる35.3秒で5着。とにかく「出遅れてなければ…」と全て言い訳は出来る結果ですし、今回人気となっているユーキャンスマイルとも差のない競馬をしているのは明らか。そしてそのユーキャンスマイルとの斤量差が今回は3キロもあるという事を考えても上位に来れていいはず

言うても2億3000万円で落札された超良血で、母カンビーナはアメリカのオークス勝ち馬でまだまだ成長も見込める4歳馬。デビューから期待されていた高額の素質馬が重賞未勝利で終わる訳にはいかないといった感じで角居厩舎がミルコを手配するという事は今回は特に本気度も高い証拠

課題のゲートこそかなり不安で尚且つ鞍上・ミルコこそ不振ではあるのですが…インが荒れていて外が伸びる今の府中の馬場を考えれば最後は外を回って一気に追い込んでくるイメージで着内はありそうです。とにかく「スタートはしっかり決めてくれ」とやや願望も込みで本命で挑みます

○ラストドラフト

重賞実績がありながらも近走の不振から人気を落としそうなココは狙い目の一頭。血統的にはヴェリスト産駒で母マルセリーナと奥深さがあり復活があれば能力的に十分やれていいはず

前走のケフェウスステークス(OP)は久々のレースに加えて、トップハンデの57キロ。更には夏場には弱いタイプで「レース後に熱中症の症状が見られた」と陣営もそこまで悲観はしていなかった印象。その前の金鯱賞(G2)ですが、スローペースの中をサートゥルナーリア徹底マークでは厳しかったという内容で、着順は5着でしたが、結果としてはう少し前目で競馬が出来れば少なくとも2~3着はあったかもと思ったレース内容

好内容だったAJCC(G2)のレースでは3着なのですが…故障したマイネルフロストが下がった影響でその際に同馬は致命的な不利を受けており、一旦ブレーキがかかりながらそこから進路を更に外に出して追い込みして上りのタイムは2位で猛追。上に居たのはブラストワンピース、ステイフーリッシュとハイレベルな相手でしたし、レース後にも当時の鞍上のマーフィーは「一度ブレーキをかけて、もう一度行かせるのは厳しい。あの不利がなければ、もう少し前に迫れたのでは」とコメントしており改めて見ても見直せる一戦でした

左回りに関しても去年の中日新聞杯(G3)では中団のインに付けて最後のコーナーでは真ん中を走っての上り33.8秒なら上出来といえる結果で最後は軽斤量の牝馬に強襲くらっただけで対応は可能というもあり、更には距離は伸びても良さそうで、2200mでも好内容が出来ているように非根幹距離で強さを発揮出来れば復活があってもいいはず

▲サンアップルトン

4歳になり更に充実期を迎えた雰囲気のゼンノロブロイ産駒。スタミナに加えて操縦性の高さと持ち前の末脚を持ってすれば重賞でも十分通用する力はあるはず

日経賞(G2)ではミッキースワロー、モズベッロ、スティッフェリオと言ったG1でも好走出来る馬が上位を占めましたが…その中でも上り最速となる35.3秒をマークしての4着と好内容。それまでのレースは4戦連続で上り最速をマークしており、3走前のサンシャインステークス(3勝クラス)に関しては早めに仕掛けながら外を回しての完勝で2500m戦を勝っているのは強み

鞍上・柴田善臣と地味な鞍上で人気は被らないようなタイプですが…妙味的には美味しい存在になるのであれば上位に取りたいところです

☆メイショウテンゲン

ディープインパクト産駒ですが…キレるタイプではなくむしろ母メイショウベルーガ譲りのスタミナ寄りな馬で、この舞台は向きそうな一頭

前走の宝塚記念(G1)は流石に勝ち馬が強かったのですが、異様にタフで上りの掛かったレースの中を最後方待機から最後はしっかり伸びており一線級を相手にロングスパート戦で5着なら上出来だった内容。東京芝コースではダイヤモンドステークス(G3)でもハナ差2着があり、あの時は最後の直線ではミライヘノツバサに馬体を寄せられてやや不利もあった感じで差し切れずという内容。決め手も持っている馬なので、持続力勝負となれまとめて料理しても不思議ではないでしょう

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  • 工藤新一(管理人)

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    競馬歴:10年

    職業:予想家

    趣味:お酒、ドライブ、旅行、映画、読書、楽しむこと

    座右の銘:一期一会

    予想スタイル:オッズの盲点をつき、いかに回収率を上げれるか。ファクターはデータ、馬・騎手能力、調教、血統、メイチ度など全てを重視します

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