【先週の結果】秋華賞 レース回顧と次走狙い馬 菊花賞逆転候補も!

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どうも、工藤新一です

先週はデアリングタクトが無敗の3冠牝馬達成という事で盛り上がった競馬界。更には今週25日(日)にも無敗で3冠に挑むコントレイルが出走する菊花賞(G1)もあり、歴史的な1年になりそうな予感のする週末

ただ…圧倒的な人気を集めるであろうコントレイルに本命を打つ気はないですし、現時点で逆転候補として考えているのはこの馬↓

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勝負付けは済んでいるように見えますが、コントレイルとっても未知数の3000mなら…この馬が最後の一冠奪取のチャンスはあるかもしれないです

【秋華賞 2020】結果

1着 △ デアリングタクト
2着 ▲ マジックキャッスル
3着 ○ ソフトフルート

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何とか縦目で決まって3連複が的中!一応はプラスですが…気持ちとしては負けた気分(涙)

まず本命を打った◎マルターズディオサですが、好スタートを決めてそのまま内枠の利を活かしてハナを取り切る競馬を選択。この手の乗り方をさせたらピカイチな田辺なので、この時点では「してやったり!」と思ってみていましたが…ウインマリリンも競りかけており、1000mの通過が59.4とややハイラップのペースで、最後までインを追走して頑張っていましたが、最後の直線では失速しながらもなんとか7着を確保という内容。鞍上・田辺はレース後には「引くのももったいないので、逃げる形になりました。本当はもっとペースを落としたかったのですが、後続の追撃がありましたからね。そんなに速いペースというわけではありませんでしたが、内枠ということもあって、馬場の傷んだところを通らざるを得ませんでした。それが最後に脚が上がった要因かもしれません。桜花賞でもオークスでも秋華賞でも馬場に泣かさました。本当はもう少し距離が短い方が走れるかもしれません。これまで頑張ってくれました。これからは得意な距離で頑張ってもらいたいです」とコメント。この馬なりに強敵を倒すために勝負をしに行った結果という感じもあり、乗り方一つでは内容も変わっていたかもしれないですが…逃げ馬不在だった今回のレース運び的には負けても悔いなしの騎乗。これで更にトライアルホースという印象が強くはなりましたが…言うても走っても人気にはならないオッズ的な妙味の高い馬なので、今後も注目はしていきたいです

勝ち馬の△デアリングタクトについてはまぁ普通にこの世代では頭一つ抜けて強かったのかなと思います。ローテーション的にはオークス(G1)からのぶっつけでしたが陣営のこの判断も良い方に向きましたし、道中は中団に構えて脚をじっくり溜めて4コーナーでは先団に取り付くように動いてからは直線に向くと上り2位タイの35.8秒の豪脚での勝利。馬体重はプラスの14キロでしたが、鞍上・松山はレース後に「体も大きくなっていましたし、いい成長をしてくれていた」とコメントしており、これからも成長が楽しみな存在。エピファネイア産駒の中では一番の出世頭になっていますし、古馬との対戦が楽しみ

2着の▲マジックキャッスルはテン乗りでしたが良くも悪くも鞍上・大野らしい乗り方で…後方待機策から最後の直線で末脚に賭けるような競馬での入線。予想記事には「大崩れが少なく、相手なりに末脚は発揮出来るタイプなので…この人気であれば上位に取りたい一頭」と書きましたが、まさにそのような感じで…今後も大崩れなく走れそうな気はしています。血統的にはディープインパクト産駒で母ソーマジックと良血ですし、本質的にはマイラーな気はしますが…2000mまでなら許容範囲でしょう。1600m戦なら重い印は不可欠といった感じ

3着の○ソフトフルートは鮮度の削がれてないディープインパクト産駒はやはりG1でも驚異といった感じで、この馬も今後の視野が広がったような内容。序盤から最後方待機から最後の直線だけに賭けるような競馬でしたが、予想記事にも「今の京都の芝コースで鞍上・藤岡康太もおそらく待機して末脚に賭けるでしょうし、最後に突っ込んでくるイメージで上位に来れてもいい」と書きましたが…まさにそんな競馬をしてくれましたし、終わってみれば上り3Fのタイムはメンバー最速の35.7秒とスタートで立ち上がってやや出負けもしたことを考えれば好内容。距離は1800m~2000mぐらいがベストでしょうし、中距離路線の牝馬としてこれからも注目の一頭

4着は△パラスアテナでしたが、こちらも道中は中団より後ろに待機して末脚に賭ける競馬を選択。鞍上・坂井は「勝ち馬を見ながら、思った位置取りで運ぶことができました。3、4コーナーでもたつきましたが、4コーナーでまたハミを取って、直線では一瞬やったかなという手応えでした」とコメントしており乗り方とポジションに関しては完璧に立ち回った内容でこの結果なら仕方無しでしょう。3着とは紙一重のハナ差でしたし、これで紫苑ステークス(G3)2着はフロックではない事を証明。ルーラーシップ産駒でまだまだ伸びしろがありそうなので、重賞で好走も今後はあるはず

5着△ミスニューヨークですが、16番人気とかなり舐められていましたが…能力的にはここまで見劣らない存在で、キングズベスト産駒で鞍上・長岡と地味な要素があったのもオッズに影響したという感じ。外枠からの競馬になりましたが…道中はしっかり脚を溜めれており、最後の直線でスムーズに出し切れなかったのは痛恨だった内容。紫苑ステークス(G3)の時もそうだったのですが、騎手が変われば更に上の順位は目指せそうなレースを2戦連続でしているので本当に惜しい馬。小回り特化タイプで買い時は選びそうなのですが…ローカル路線での重賞なら忘れた頃に穴を空けそうなので注目はしておきたいです

次走狙い馬 → マルターズディオサ、ミスニューヨーク

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  • 工藤新一(管理人)

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    競馬歴:10年

    職業:予想家

    趣味:お酒、ドライブ、旅行、映画、読書、楽しむこと

    座右の銘:一期一会

    予想スタイル:オッズの盲点をつき、いかに回収率を上げれるか。ファクターはデータ、馬・騎手能力、調教、血統、メイチ度など全てを重視します

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