【スプリンターズステークス 2020】予想オッズとレース展望 今年は乗り替わりが多く波乱も?爆穴候補も!

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今週からいよいよ秋のG1が開幕。まず一発目となるのが日曜の中山メイン「スプリンターズステークス(G1)」

去年こそタワーオブロンドン(2番人気)→モズスーパーフレア(3番人気)→ダノンスマッシュ(1番人気)と人気馬が上位を占める形になりましが…過去のレースを振り返ってみると何かとヒモ荒れが起こり波乱となる傾向も考えられるレース

堅かった去年はともかく、2014年~2018年の3連単の配当は

2018年 209,620円 (1番人気→11番人気→13番人気)

2017年 31,850円 (1番人気→5番人気→7番人気)

2016年 180,060円 (3番人気→2番人気→9番人気)

2015年 106,170円 (1番人気→11番人気→9番人気)

2014年 190,930円 (13番人気→2番人気→5番人気)

とG1の中でもやや荒れ気味で予想的にも面白さがあるレースでしょう。更にはデータ的に気になるのは過去10年で前走からの乗り替わりの勝利が一度もないという点

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やはりG1ともなれば陣営もここを最大目標にしてくるでしょうし、乗り替わりはマイナス要素だと考えていきたいです。特に今年は人気上位馬が乗り替わりになっている点は注目!

主な乗り替わりはコチラ↓

グランアレグリア (池添謙一 → ルメール)

ダノンスマッシュ (三浦皇成 → 川田将雅)

ダイアトニック  (武豊 → 横山典弘)

ミスターメロディ (北村友一 → 福永祐一)

レッドアンシェル (福永祐一 → デムーロ)

エイティーンガール (坂井瑠星 → 池添謙一)

クリノガウディー (森裕太朗 → 三浦皇成)

人気馬上位になりそうな馬のほとんどがまさかの乗り替わりなので…今年はデータブレイクもありそうですが、この乗り替わりにより波乱に拍車が掛かれば更に面白さは増してくるでしょう

という訳でまずはnetkeibaによる予想オッズと人気上位馬についての見解です

スプリンターズステークス 2020 予想オッズ

グランアレグリア  1.9
モズスーパーフレア 3.0
ダノンスマッシュ  5.2
ダイアトニック   11.8
ミスターメロディ  22.8
レッドアンシェル  22.9
ライトオンキュー  32.3
エイティーンガール 42.5
クリノガウディー  46.4
アウィルアウェイ  64.6
ビアンフェ     90.5
メイショウグロッケ 182.7
ダイメイプリンセス 197.4
ダイメイフジ    214.5
ヤマカツマーメイド 237.9
ラブカンプー    263.3
ノーワン      308.6
キングハート    346.7

グランアレグリア

高松宮記念(G1)2着→安田記念(G1)1着と充実期を迎えた4歳牝馬。鞍上にはG1でも好安定を誇るルメールなのであれば、ここでも普通に有力の一頭

前走の安田記念(G1)ではアーモンドアイに先着していることで人気にも拍車がかかりそうですが、内容的には普通に強いレースで、好スタートからは中団待機のポジションから最後の直線では楽に抜け出すような形になり上りのタイムは33.7秒と2着のアーモンドアイには2馬身半差に加えて3着インディチャンプ、4着ノームコアと国内屈指のマイラー相手という事を考えても非凡な能力を見せつけたのは明らか

今回はやや適正外とも見える1200mの距離短縮ですが…どちらかと言うと強烈だったのは2着だった高松宮記念(G1)の方で、平均ペースで流れてから最後に33.1秒という末脚で飛んでくるような走りを見せており、レースを見返してみても普通に考えればこの馬が「負けて強し」という一番強いレース内容だったはず。非凡でキレのある瞬発力に加えてスピードも兼ね備えているディープインパクト産駒ですし、内枠を引いてもルメールなら何とかしてくれそうな感じ。本質的にはベストは1600mなのですが…高松宮記念(G1)とそこまで変わらないメンバー構成なら上位に来れてもいいはず

モズスーパーフレア

中山芝1200mは(3.2.0.0)と得意舞台。去年の同レースでも逃げてタワーオブロンドンの2着ですし、一番ベストな条件が揃ったともいえる一頭

展開のカギを握りそうな逃げ馬という立場ですが、こちらも今年に入ってからは更に充実期を迎えており、高松宮記念(G1)1着→北九州記念(G3)2着と好安定

言うても前走の北九州記念(G3)は5ヵ月ぶりの実戦で明らかに叩き台のレースだったのですが、斤量56.5キロを背負って粘り切るレースっぷりは次に繋がったという感じ。最後にレッドアンシェルに差されましたが…展開的には前に前に行きたい同型の快速馬が揃っており、600m通過32.4秒とハイペースの中を前にいった馬の中では唯一残った点は評価したいところ

陣営もここを最大の目標にしてきたレースでしょうし、鞍上・松若も手が合っているので強気に逃げてアッサリなんて事もあるかもしれません

ダノンスマッシュ

G1になるとワンパンチ足りなくなりますが…現役のスプリンターの中では実績も能力も上位の存在

前走のセントウルステークス(G2)はやや相手レベルに恵まれた感じがありましたが…前目の好位に付けて最後の直線では楽に抜け出すとアッサリと先頭に立ってからは他を寄せ付けない完封の競馬。2走前の安田記念(G1)に関しては大外から果敢にハナを取り切って800m通過45.7秒、1000m通過57.3とやや飛ばし気味となったペースが厳しく最後の失速は距離の問題もあっての負けなので明らかに見直せる内容でした。ただその時に1600mなどを使ってきた良さがここに来て活きてきている印象

データ的にマイナスな前走からの乗り替わりで鞍上・川田に戻りますが…去年も同レースで乗って3着でしたし、人馬共にG1勝ちが欲しい立場。ここは大舞台でも臆せず乗ってくれる点を考えれば上位に来れてもいい

ダイアトニック

噛み合った時の破壊力ならメンバー屈指のものがあり不気味な存在。これまでは1400mの鬼みたいな馬だったのですが…今年の1200m戦では高松宮記念(G1)3着→函館スプリントステークス(G3)1着。パワーもありスピードも兼ね備えている万能なロードカナロア産駒といった馬

高松宮記念(G1)は結果的に降着となったクリノガウディーに馬体を寄せられて不利を受けた今回のレース。あの不利が無ければあわや勝ちまであった事を考えればやはり非凡な破壊力があったかなと思います。そして迎えた次走の函館スプリントステークス(G3)は斤量58キロを背負って番手からの競馬で2着に2馬身差を付ける楽勝という内容

前走のキーンランドカップ(G3)こそ1番人気で15着と惨敗していますが…どちらかと言うと最内枠に加えて重馬場もこなせずに競馬に参加すら出来なかったような内容だったので、ダメージが無かったと考えれば改めて見直したいというレースでした。人気落ちする立場で挑めるのは妙味的にには良く、代打となる鞍上・横山典弘という点もかなり不気味でしょう

ミスターメロディ

去年の高松宮記念(G1)の勝ち馬で、去年の同レース4着と実績ならここでも見劣らない一頭

前走のセントウルステークス(G2)は安田記念(G1)からの休み明けで前哨戦仕上げだったでしょうし、好位で立ち回ったのですが勝ち馬ダノンスマッシュから0.2秒差なら許容範囲の負け方というレース内容

中京巧者+左回りの方が良いイメージが強いので、そこまで人気は被らなそうなのですが…去年の同レースでは不利だった外枠からの競馬の中を積極策を取って最後のコーナーで勝負をかけるように押し上げており、外枠なりに力は示したレースだったはず。今年は鞍上に絶好調の福永を要しており、妙味を考えればオッズ的にも美味しい存在になってくるでしょう

と、とりあえず人気上位5頭について書きましたが…グランアレグリアが1番人気になりそうですが、中山1200mが初という点は気になりますし、データ的には継続騎乗となるモズスーパーフレア辺りはここではマイナス要素も少なく有力かなといった感じ。ただ…今年は波乱もあると見ているなら他から攻めても良さそうな一戦でヒモ荒れ期待のレース

という訳で、現時点での爆穴候補はこちら↓

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予想オッズ的に一気に人気落ちした感じがしますが…右回りに変わる点はプラスになってきそうで、同型こそいますが…好枠を引いて番手をキープしていればそのまま行った行ったなんかもあるかもしれないです

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  • 工藤新一(管理人)

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    競馬歴:10年

    職業:予想家

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    座右の銘:一期一会

    予想スタイル:オッズの盲点をつき、いかに回収率を上げれるか。ファクターはデータ、馬・騎手能力、調教、血統、メイチ度など全てを重視します

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