【宝塚記念 2020】予想オッズとレース展望 爆穴候補も!

公開日: 

どうも、工藤新一です

今回は「宝塚記念(G1)」の予想オッズとレース展望についての記事になります

G1の中では非根幹距離、梅雨の時期に開催という舞台設定に加えて近年は海外遠征帰りの馬が人気を背負う流れも出来ていたりなど…比較的荒れやすく、更には今年はコロナの影響で遠征を予定していた馬も多数いた事を考えれば難解な一戦になりそうなのは明らかなメンバー構成

まず気になるデータとしては6歳以上の馬が過去10年で複勝率8.0%と振るわない成績

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今回該当はカデナ、キセキ、スティッフェリオ、ダンビュライト、ペルシアンナイト。余程、馬が充実してない限りは多少の割引は必要かもしれないですね

まずはnetkeibaによる予想オッズと人気上位馬についての見解です

宝塚記念 2020 予想オッズ

サートゥルナーリア 2.0
ラッキーライラック 2.9
クロノジェネシス  4.3
ブラストワンピース 13.2
グローリーヴェイズ 18.7
キセキ       24.3
ワグネリアン    27.8
スティッフェリオ  57.5
カデナ       88.4
ダンビュライト   100.8
モズベッロ     115.8
トーセンカンビーナ 133.5
レッドジェニアル  137.5
ペルシアンナイト  170.0
トーセンスーリヤ  188.4
メイショウテンゲン 216.1
アフリカンゴールド 350.3
アドマイヤアルバ  408.9

サートゥルナーリア

現役屈指の実績馬で、父ロードカナロア×母シーザリオと種牡馬入りが確約されているような血統

生産ノーザンファームですし、ディープインパクトやキングカメハメハが居ない今の種牡馬の勢力図的には一番価値を高めたいのはロードカナロアでしょうし、この馬自身の種牡馬としての価値を高めるならもう一つG1を勝っておきたいという構図。おそらくその観点からもコロナの影響で香港遠征が無くなり、宝塚記念一本にローテーションを絞ったと思われますし是が非でも取りたいレースなのは明らか

右回りは(5.1.0.0)とパーフェクトでホープフルステークス、皐月賞のG1連勝の内容が圧巻でしたし、去年の有馬記念(G1)は国内最高クラスのメンバー相手に2着だったのですが勝ち馬リスグラシューが強過ぎただけという事を考えれば好内容。更にはグランプリレースは冬と夏でのリンク率は高く、有馬記念(G1)での好走があるというのは大きな買い要素。これまでの着外のレースは良馬場の東京芝コースの2戦(ダービー4着、天皇賞・秋6着)で、今回の阪神2200mはベストな条件ともいえるでしょう

前走の金鯱賞(G2)は明らかに叩き台のレースでしたが、前半の1000m通過が1分03.8秒とスローの中を最後のコーナーを回ってからは楽な手応えで上りのタイムは33.2秒とここでは能力の差が明らかだったといえる内容。相手が弱すぎた感がありますが…斤量58キロに加えて苦手とされていた左回りでの勝利は成長の印。今回も鞍上は引き続きルメールですし、人気にはなりますが…普通に好走してもおかしくない一頭でしょう

ラッキーライラック

現役の牝馬では同世代のアーモンドアイに次ぐ実績があり、ファン投票最終結果では2位

使われつつ良くなる「叩き良化タイプ」なので…前走から間隔がそこまでないローテーションも問題はないでしょう

去年の秋から安定感は増しており、エリザベス女王杯(G1)からは馬も更に成長。ただ前走の大阪杯(G1)は展開的にもハマった感じがあり、前半1000m通過が60.4秒とスローの流れの中を3番手追走から最後は楽に押し上げる形での勝利。今回はよどみのない流れになれば脆さが出てしまいそうな気もしますが…今の充実度でどこまでこなせるかといった感じ

舞台設定は悪くなさそうなのですが…前走の勝ち方が出来るかはペース次第になってくるでしょう

クロノジェネシス

デビューしてからの成績は(5.2.2.1)とハイレベル相手でも安定感があり、尚且つタフな舞台に強いのでこの時期の雨で渋りがちな馬場はいかにも合いそうな一頭

今回の阪神2200mは距離的にもベストでよどみなく流れるペースになればいつものように安定した末脚を繰り出せそう

前走の大阪杯(G1)は負けて強しの内容で、後方からの馬にとっては厳しい流れの中をラッキーライラックと同じようなポジションに居ながら最後は外目を回っての上り34.0秒とやれることはやってのこの結果なら仕方なしというレースでした

気になる点を挙げるならどこかでピタッと成長が止まる早熟気味なバゴ産駒というところなのですが…半姉のノームコアは5歳になっても安定して好走しているところを見れば大丈夫なのかもしれません

ブラストワンピース

3歳で有馬記念(G1)を勝利しており、非根幹距離でリンク率の高い今回の舞台設定はいかにも合うはず。ハービンジャー産駒で小回りも行ける大型パワータイプなので雨で馬場が渋っても問題はなさそう

3歳時はコーナリングセンスのない馬でしたが2018年の有馬記念で完全にイメージを払拭してからは札幌記念(G2)、AJCC(G2)を勝利と年を重ねるごとに成長している点では好材料。同じ距離で行われたAJCC(G2)では凱旋門賞帰り一発目ながらも早めにポジションを取り押し切る内容

ピンかパーといった成績ですが…前走の大阪杯(G1)は前半1000m通過が60.4秒となったのはこの馬にとっては厳しかった感じだったので、よどみなく流れるペースとなれば巻き返しは普通に可能

グローリーヴェイズ

前走の香港ヴァーズ(G1)では地元のエグザルタントを完封しており、尚且つ同レース2着のラッキーライラックには3馬身半差を付けての圧勝

国内での重賞勝利は平坦な京都での勝利のみという点は気になりますが…覚醒している今なら坂のあるコースでも難なくこなしてしまっても良さそう

天皇賞・春(G1)のようなスタミナを要するレースでも好走しており、ディープインパクト産駒の中でも珍しいタイプ。勝っているレースを見ると中盤で脚を溜めてから弾けさせるような乗り方は鞍上・レーンとも合いそうですし、グランプリレースを2連勝中のこの上ない鞍上なのは明らか。馬主シルクレーシングが早くからこの鞍上を確保している点からは久しぶりの一戦ですが楽しみのほうがありそうな気はしています

と、上位5頭について書きましたが…今年はかなりの混戦!去年の同レースこそ◎リスグラシューとすんなり本命を決めれたのですが、ギリギリまで迷いそう。そんな混戦のレースの中でも爆穴候補はこちら↓

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人気はしなさそうですが…明らかに妙味がある一頭で前走も美味しく的中させてもらった馬。血統的にも晩成で今回のタフな舞台は良さそうですし、今の充実度なら馬券内の可能性はあるかもしれません

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  • 工藤新一(管理人)

  • プロフィール

    競馬歴:10年

    職業:予想家

    趣味:お酒、ドライブ、旅行、映画、読書、楽しむこと

    座右の銘:一期一会

    予想スタイル:オッズの盲点をつき、いかに回収率を上げれるか。ファクターはデータ、馬・騎手能力、調教、血統、メイチ度など全てを重視します

    詳しいプロフィールは→こちら

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