【安田記念 2020】最終予想
どうも、工藤新一です
今回は日曜の東京メインレース「安田記念(G1)」の最終予想記事になります
例年に比べてかなりの好カードになった印象の今年の安田記念
何といっても最大のポイントはアーモンドアイの取り扱いになってきそうですが…妙味的な事で言うならばグリグリの1番人気であり玄人にも素人にも好まれるスターホースなので、当然「妙味なし」の一頭ですし、やはり圧倒的な能力は認めても馬券的にプラスを目指すなら本命は打ちにくい存在。言うても中2週のローテーションはアーモンドアイ自身も初めてですし、楽勝したような牝馬同士のヴィクトリアマイル(G1)とは相手関係もガラリと変わっている一戦
そして今週末の東京の天候は本日6日(土)の夜→7日(日)の朝にかけて雨予報もありパンパンの良馬場にならないのも懸念材料。ここは付け入る隙はあると見て他の馬から勝負したいところです
という訳で、予想です!
安田記念 2020 予想
◎ダノンスマッシュ
○ダノンプレミアム
▲アドマイヤマーズ
☆グランアレグリア
△アーモンドアイ
△インディチャンプ
△クルーガー
△ミスターメロディ
△人気ブログランキングへ (穴推し!)
◎ダノンスマッシュ
前走の京王杯スプリングカップ(G2)はダミアン・レーンの神騎乗の後の鞍上・三浦というあまり好まれないパターンですが…逆に言えば妙味はグンと増した一頭
とは言っても前走は更に本格化を遂げるかのように強い内容、1000mの通過が57.6秒というペースを作ってからは上りのタイムも33.1秒となる雨が降り稍重で開催された今回の京王杯スプリングカップ(G1)でしたが、かなりの速いタイムで勝利とスピードを活かし切ったレースは評価すべきだったはず。1400m戦でしたが後半もかなり加速を見せており後続は32秒台の末脚を使っても届かずというラップ。2着以下もステルヴィオ、グルーヴィットですから相手レベルもそこまで悪くはなかったでしょう
これまでの1600mの成績は(0.0.0.3)と全くなのですが…跳びが大きく広い府中は向いてそうですし、父ロードカナロアも似たような不安がありながらも安田記念(G1)を制覇しており、本格化した今なら克服も可能
大外枠という鬼門ともいえる枠を引き当てましたが…同型になりそうなミスターメロディやセイウンコウセイよりはテンも早くこれっていう他の逃げ馬が不在な今回のレースなら外から強気に主張してハナを取りきりそうな予感。有力馬は後方からの馬が多い中でマイペースで逃げる事が出来ればまさかの残り目があってもいいはず
特に鞍上・三浦に関しては今年のヴィクトリアマイル(G1)ではトロワゼトワルでしっかりハナを取り切っており、大舞台でこそ勝負弱いジョッキーなのですが…あのレースを見る限りでは何となく一皮剥けたような印象。更には東京マイルG1では過去に2014年のグランプリボス(安田記念・16番人気2着)、タガノブルグ(NHKマイル・17番人気2着)と連続して2度の穴を空けた事があるのは強み
大舞台でも臆せずに渾身の騎乗が出来れば、強敵マイラー達に一泡吹かせてしまってもいいのかもしれません
○ダノンプレミアム
去年は本命を打って大外枠のロジクライが、スタート直後に内に大きく斜行という不利を受けて撃沈しましたが…今年こそ鞍上・レーンを要して尚且つ最内枠と反撃可能な舞台設定は整った印象
中距距離で好走が目立つイメージですが…2歳の時の走りを見る限りではベストの距離はマイルでしょうし、先行して尚且つ速い上りを使えるという…現代競馬の理想形。この馬自身は稍重での成績は(3.0.0.0)と全く苦にしなさそうですし、それなりに流れても脚は使ってこれるタイプ
前走のクイーンエリザベスS(G1)は重馬場に加えて斤量59キロ+道中は馬体をぶつけられる不利+初の海外遠征などと色々と言い訳の出来る内容での3着。去年のマイルチャンピオンシップ(G1)では先行してから脚を伸ばすような正攻法の競馬での2着と改めて自力の高さを実感した一戦でした
ディープインパクト産駒にしてはキレるタイプではないので決め手に欠けるような馬ですが…その手のタイプは合いそうな鞍上・レーンですし、オッズ的にもこのぐらいで買えるのは明らかに妙味増しな一頭なので上位に取りたいところ
▲アドマイヤマーズ
マイル戦は7戦6勝で前走の香港マイル(G1)では現地のビューティージェネレーションに先着しており、オッズ的には明らかに舐められた存在。その時一緒に走ったインディチャンプ、ノームコア、ペルシアンナイトは今回も同じレースに出走しているならその中なら最上位にとっても良さそうな一頭
ダイワメジャー産駒らしい持続力が売りで、長く良い脚を使えるタイプ。パンパンの良馬場というよりは時計はかかった方が良さそうなので雨予報で馬場が多少渋ってくれることはプラスになるはず。実際に同馬が勝ったNHKマイルカップ(G1)は前日に東京競馬場で大量の雹(ひょう)が降るというアクシデントがあり完全な良馬場ではなかった舞台で外枠から押し上げて持ち前の持続力でねじ伏せたという好内容
最近は影の薄くなってしまった鞍上・川田ですが…久しぶりの一撃を見せてくれるかもしれません
☆グランアレグリア
鮮度の削がれてないディープインパクト産駒の牝馬で近2走は異なる舞台で好走と勢いに乗っている同馬なら久しぶりのマイルでも対応可能
言うても桜花賞(G1)では2着に2馬身半差を付ける完勝で…クロノジェネシス、ダノンファンタジーなどを凌いでいる点からも能力的にはここでもヒケを取らない存在。次走のNHKマイルカップ(G1)こそ5着(4位入線→降着)でしたが…初めての牡馬混合のレースという事もあり内枠で被されてからはまだ幼い精神面での脆さが出てしまった内容なら見直せたはず
強かったのは前走の3位入線での2着だった高松宮記念(G1)の内容でレースを見返してみても普通に考えればこの馬が「負けて強し」という一番強いレースをしたという印象そもそも適正外であるはずの初の芝1200mに対応出来ていた点もすごいのですが、平均ペースで流れてから最後に33.1秒という末脚で飛んでくるような走りは圧巻。ディープインパクト産駒らしい瞬発力とスピードがあり、今後に繋がった一戦だったのは明らかだったでしょう
今回は大舞台に強い鞍上・池添が継続騎乗ですし、疲労によりヴィクトリアマイル(G1)を回避して万全を期したローテーションは同じ牝馬ならアーモンドアイよりも魅力と言える一頭
あとは穴推し馬として挙げたい馬が一頭。人気こそ全くないのですが…前走で見せた復調ぶりに加えて完全な良馬場ではないなら持ち前の持続力を活かせそう。人気薄でこその鞍上も怖いですし、言うても実績があり叩き良化タイプなので抑えておきたいです→人気ブログランキングへ
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