【ヴィクトリアマイル 2020】予想オッズとレース展望 超人気薄でも抑えたい爆穴候補も!

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どうも、工藤新一です

今回は「ヴィクトリアマイル(G1)」の予想オッズとレース展望についての記事になります

近年のヴィクトリアマイル(G1)と言えばとにかく波乱というイメージが強く、2015年の3連単は20,705,810円とG1での最高払い戻し金額を記録したりなどとにかく荒れるレース

実際にここ6年の勝ち馬は↓

2019年 ノームコア    (5番人気・単勝9.4倍)

2018年 ジュールポレール (8番人気・単勝19.4倍)

2017年 アドマイヤリード (6番人気・単勝13.5倍)

2016年 ストレイトガール (7番人気・単勝17.7倍)

2015年 ストレイトガール (5番人気・単勝14.1倍)

2014年 ヴィルシーナ   (11番人気・単勝28.3倍)

と、完全に伏兵と言われるような馬が勝ち切っていることを考えれば今年も一筋縄ではいかない可能性もあると予想していきたい一戦です

特に今年はコロナの影響がありアーモンドアイ、ラヴズオンリーユーなどの人気が想定される有力馬はここへの出走は予定していなかったという点もポイントになってくるでしょう

まずはnetkeibaによる予想オッズと人気上位馬についての見解です

ヴィクトリアマイル 2020 予想オッズ

アーモンドアイ   1.8
サウンドキアラ   5.8
ラヴズオンリーユー 6.3
プリモシーン    9.1
ノームコア     10.2
スカーレットカラー 16.0
ダノンファンタジー 20.0
ビーチサンバ    21.9
コントラチェック  27.3
シゲルピンクダイヤ 44.2
シャドウディーヴァ 55.7
セラピア      75.3
トロワゼトワル   174.0
ディメンシオン   198.6

アーモンドアイ

G1を5勝挙げており、現役最強牝馬が今年は参戦

前走の有馬記念(G1)では個人的に軽視しましたが…やはり大きな理由として挙げたいのはこの馬のベストの距離は1800m~2000mで今回はトリッキーな中山2500mでは紛れもあると思ったから。今回もマイルになるのは気になる感じ

とはいってもこれまでのレースぶりは申し分なくて、特に圧巻だったのが前走の天皇賞・秋(G1)で最後の直線ではやや詰まったかに見えましたが…わずかにインの空いたところを狙って追走してからは独壇場で上り33.8秒の勝ちタイム1.56.2秒はレコードに0.1秒差。去年のジャパンカップ(G1)では53キロを活かしたとはいえ強豪牡馬相手を完封した上にタイムは芝2400mの世界レコードの2.20.6秒は圧巻の内容。次走のドバイターフ(G1)もかなり余裕の内容で勝利で、下にいたのは同斤量だったヴィブロス、ディアドラ等の国内でも屈指の実力馬なのは明らかでしょう

同じ舞台で行われた去年の安田記念(G1)では3着に敗れましたが…スタート直後の不利があってのものですし、それでも上り最速32.4秒を繰り出しての結果なら負けて強しの内容。それを考えればマイルでもやれてよさそうですが…本来の予定だったドバイターフ(G1)からのスライドは少なからずプラスにならないでしょう

サウンドキアラ

京都金杯(G3)→京都牝馬ステークス(G3)→阪神牝馬ステークス(G2)の重賞3連勝で今一番勢いに乗っている牝馬なら間違いなくこの馬

前走の阪神牝馬ステークス(G2)の時はレース前までは京都巧者と思っていましたが…終わってみれば想定以上の結果。序盤の600m通過が34.5秒で前半の1000m通過が58.4秒というややよどみのないペースの中を終始インを回って最後は突き抜ける形での勝利と好内容。馬場を考えれば前残りな傾向にあった阪神芝コースという事を踏まえても強かったという印象

高速馬場も歓迎なディープインパクト産駒ですし、鞍上は今年ブレイク必至の松山ともなれば好騎乗で好走があってもよさそう

ラヴズオンリーユー

去年は無敗で優駿牝馬(G1)を制したほどの実績馬。デビューからの4戦はすべて上り最速と底知れないポテンシャルは秘めているはず

前走のエリザベス女王杯(G1)では1番人気で3着でしたが、内容的には好スタートから番手追走で逃げたクロコスミアが作った1000m通過が62.8秒という遅いペースもハマったという感じがあったとは言え初の古馬対戦で能力は示せていたという感じ

海外のドバイシーマクラシック(G1)を予定していたのですが、コロナによりスライドとなった点は気がかり。実際にそのドバイシーマクラシック(G1)は距離2410mのレースですし、陣営もベストは中距離だと思っての出走だったはずで、距離適性も本質的にはもうちょい長い方が向きそう。勢いに乗った時の鞍上・ミルコは無視は出来ないのですが…人気ならここは抑え程度にしておきたい一頭

プリモシーン

時計の出る良馬場向きで高速馬場を得意としており、ベスト距離の1600mで牝馬同士ならこの馬は普通に有力視したい一頭

去年のマイルチャンピオンシップ(G1)はタフな京都芝コースだった上にインディチャンプ、ダノンプレミアムなどの高レベルが相手だったので仕方なしの一戦という内容。その前の東京新聞杯(G3)はやや時計の掛かる馬場でしたが…最内枠から絶好の手応えで上がってからは圧巻の勝ち方

今回は馬主シルクレーシングが鞍上に去年は同レースを制しているダミアン・レーンを要しているぐらいですし、本気度も高そう

ノームコア

去年の覇者で、その時は勝ち時計1分30.5秒で制している点からも高速馬場向いてそうな一頭

前走の高松宮記念(G1)は香港からの遠征帰り初戦でしたが15着と惨敗。初の1200mに加えてかなり特殊な中京での重馬場というのは言い訳の出来る内容だったはず

とにかくこのレースはリピーターが強いレースで、2015年のストレイトガールみたいに高松宮記念(G1)15着→ヴィクトリアマイル(G1)1着があったように巻き返すという事も考えられそう。東京1600mは2戦2勝とどちらも好内容ですし、普通に考えれば無視は出来ない存在でしょう

鞍上・横山典弘がポツンをしてきそうなので怖い気もしますが…適正面で言うなら評価したいところ

スカーレットカラー

ヴィクトワールピサ産駒で爆発的な末脚が持ち味

前走の阪神牝馬ステークス(G2)からの「次走狙い馬」に指名していますが…その時の回顧記事では「やや時計の掛かる阪神芝コースも合っていましたし、次走はヴィクトリアマイル(G1)になりそうですが…超が付くほどの高速馬場よりは時計が掛かっていた方が良さそう」と書いたように高速馬場になると分が悪くなりそうな印象

叩き仕上げのプラス16キロで負けて強しという感じで最後も脚をまだまだ伸びきれるほどの余力は見せてはいましたが…今回ばっかりは時計勝負に対応出来ずに不発という可能性もありそう。馬場が渋ったらチャンスはありそうなのですが…という感じ

と、上位6頭について書きましたが…アーモンドアイの取り捨ては重要になってきますが、妙味的には嫌ってこその馬ですし、ここは穴馬を模索したいレース。という訳で現時点での爆穴候補はこちら↓

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単勝万馬券クラスの爆穴!あまりにも人気落ちした感がありますが…時計の裏付けもありますし、2走前は大外枠も響いての惨敗で前走は叩き仕上げ。今の馬場も向きそうなのと東京マイルを得意としている鞍上も不気味。いかにもピンかパーかの存在ですが…おそらくこの馬が好走するようなことばあれば配当は一気に跳ね上がるはず

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  • 工藤新一(管理人)

  • プロフィール

    競馬歴:10年

    職業:予想家

    趣味:お酒、ドライブ、旅行、映画、読書、楽しむこと

    座右の銘:一期一会

    予想スタイル:オッズの盲点をつき、いかに回収率を上げれるか。ファクターはデータ、馬・騎手能力、調教、血統、メイチ度など全てを重視します

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