【天皇賞・春 2020】予想オッズとレース展望 爆穴候補も!

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どうも、工藤新一です

今回は「天皇賞・春(G1)」の予想オッズとレース展望についての記事になります

過去にはキタサンブラックが2016、2017年と連覇。それ以前ではフェノーメノが2013年、2014年と連覇しており、他ではシュヴァルグラン(2017年2着、2018年2着)やカレンミロティック(2015年3着、2016年2着)と2年連続で馬券内に入るなど…とにかくリピーターが強いイメージのある同レース

近年の傾向としては実力馬のほとんどがG1に格上げされた大阪杯を目標にローテーションを組んでいたり、この時期に行われるドバイなどの海外レースに向かったりと…昔ほどそこまで重視されてはいない感じもしますが…言うてもG1ですし国内屈指のステイヤーを決定する舞台なのは変わらないのかなと

まずはnetkeibaによる予想オッズと人気上位馬についての見解です

天皇賞・春 2020 予想オッズ

フィエールマン   2.1
ユーキャンスマイル 3.6
キセキ       5.4
ミッキースワロー  11.2
メイショウテンゲン 13.9
モズベッロ     19.3
トーセンカンビーナ 19.5
エタリオウ     23.6
ダンビュライト   36.5
ミライヘノツバサ  54.7
シルヴァンシャー  58.2
スティッフェリオ  63.9
オセアグレイト   85.9
メロディーレーン  87.6
タイセイトレイル  258.8
ハッピーグリン   312.0

フィエールマン

去年の同レース勝ち馬で、今年は連覇をかけた一戦

ディープインパクト産駒では珍しく中距離以上での重賞で息長く走れており、瞬発力も高くて、更には母リュヌドールはフランス馬でパワーも兼ね揃えながらもキレ脚のある末脚も繰り出せる万能なタイプ

今回は休み明けですが、凱旋門賞(G1)からの遠征帰りだった次走の有馬記念(G1)でも4着と好走。あの時の上位はリスグラシュー、サートゥルナーリア、ワールドプレミアとハイレベルだった事を考えても自力ならこの馬も相当なものがあるはずでしょう。勝ち馬リスグラシューこそ異次元でしたが、2、3着馬よりも2キロ重い斤量57キロを背負って勝ちにいく競馬をしての結果なら上出来と言う結果でしたし、内容は悪くなかったはず

長距離は騎手の手腕も問われますが、鞍上・ルメールを要して万全態勢ですし、間隔が開いても問題はない馬なので、相手レベルを考えてもここは有力の一頭

ユーキャンスマイル

5歳になり充実期を迎えたキングカメハメハ産駒

前走の阪神大賞典(G2)はプラス12キロとおそらく叩き台だったような仕上げでしたが、レースを振り返ってみると前半の1000m通過が1分02.6秒で2000m通過が2分02.9秒、勝ちタイムは3分03.0秒と出遅れたキセキが上がっていったことで後半にかけて徐々にペースが上がっていたという展開の中で自分の競馬に徹して上りのタイムが最速タイとなる35.8秒での完勝と右回りも克服

とにかくここに来て本格化しており、陣営も「1回使ってさらに良くなった」と言っており、去年こそ5着でしたが…近走を見る限りでは1年前よりは馬はよくなっているはず

ただ気がかりなのは主戦だった鞍上・岩田康誠が先週の落馬負傷により乗り替わりになる点で、代打が誰になるのかは注目したいところ

キセキ

前走の阪神大賞典(G2)は単勝1.6倍の1番人気でしたが、大幅な出遅れにより後方からの競馬となり、完全に持ち味を活かせずの失速。前哨戦だった上に言い訳のできる内容だったので悲観するほどではないでしょう

国内のG1では去年の大阪杯(G1)2着、宝塚記念(G1)2着、有馬記念(G1)5着と前に行って粘れる持続力とスタミナは一線級で相当ポテンシャルは高い一頭でしょう
近2走は出遅れているようにゲートに課題がまだ残っているのであれば、ここでもスタートが鍵にはなってきそう。その上で今回は乗り替わりとなる鞍上・武豊ですが…持ち前の持続力を活かすようなハイペースの逃げを打てるかは疑問といえる鞍上。言うても2017年の菊花賞(G1)以来2年以上勝ち星が無い馬ですから、ここは人気なのであれば評価は控えめにしたい一戦

ミッキースワロー

前走の日経賞(G2)は3コーナーで一気に捲ってからは最後の直線で手応えが余るぐらいの末脚を繰り出しての勝利。この勝利で評価されそうな気はしますが…操縦性が高く小回り向きで末脚を持続させる能力こそ長けていますが…逆に言うならばいかにも「中山巧者」っぽさがあり今回の京都外回り3200mというのは未知の領域

鞍上・横山典弘はベテランで長距離でこそ腕は光るジョッキーですが、今回は走ってみなければ分からない感じもあるので…そこまで有力視は出来ないでしょう

メイショウテンゲン

ディープインパクト産駒ですが母メイショウベルーガ譲りのスタミナがあり、ステイヤーの素質は十分に秘めた存在

個人的には近2走は重い印を打っていますが、今回の天皇賞・春(G1)はこの手のキレる脚がなくゴリゴリのステイヤーはハマりにくいのも特徴。実際にダイヤモンドステークス(G3)やステイヤーズステークス(G2)好走馬は軒並み天皇賞では走らないですし、馬場が渋ったら浮上はしてきそうですが…良馬場で開催なのであればここは買い時ではないと判断したい一頭

モズベッロ

京都芝コースでは重賞勝ちを含めて4戦3勝と好相性

前走の日経賞(G2)では最後の直線では勝ち馬のミッキースワローに寄られる形でやや不利を受けての2着と内容的には悪くなくて、得意舞台に戻る今回は巻き返しは可能といった感じ

とにかく京都芝コースは向いてそうな印象で2走前の日経新春杯(G2)ではハンデ差のある斤量52キロでしたが、2着に2馬身半差を付けての勝利。内容的にはそこまでハイレベルでないメンバー+スローの瞬発力勝負ではありましたが…本質的には長く良い脚も使えますし…大舞台でこその鞍上・池添も怖い存在

トーセンカンビーナ

近5走が全て上り最速を使っており、ここに来て馬がデビューから期待されていた素質馬がようやく本格化

前走の阪神大賞典(G2)はスタートはやや出遅れる形で最後方からの競馬になりましたが、最後の直線の手応えは勝ち馬ユーキャンスマイルに迫るものがあり、実際に上りもユーキャンスマイルと同じ最速タイの上り3ハロン35.8秒を繰り出しての2着なら評価したいレースでした

京都芝コースでは2戦2勝と底は見せていないですし、ゲートにこそ課題はありますが…スタートがしっかり出れればここでも通用していいはずでしょう

と、上位7頭について書きましたが…やはり有力は去年の覇者でもありリピーターのフィエールマン。ただそのフィエールマンでさえも絶対的とまでは行かない存在ですし、その他が横一線なら穴馬にも出番があっていいようなレース。そんな中でも現時点での爆穴候補はこちら↓

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人気はしなさそうですが、個人的には前走の回顧時ではそのレースの唯一の「次走狙い馬」にし指名しており、やや人気の盲点になりそう。血統的にもスタミナは問題なさそうですし、ここは穴を空けても不思議ではないはず

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  • 工藤新一(管理人)

  • プロフィール

    競馬歴:10年

    職業:予想家

    趣味:お酒、ドライブ、旅行、映画、読書、楽しむこと

    座右の銘:一期一会

    予想スタイル:オッズの盲点をつき、いかに回収率を上げれるか。ファクターはデータ、馬・騎手能力、調教、血統、メイチ度など全てを重視します

    詳しいプロフィールは→こちら

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