【福島牝馬ステークス 2020】最終予想
どうも、工藤新一です
今回はヴィクトリアマイル(G1)の前哨戦でもある「福島牝馬ステークス(G3)」の最終予想記事になります
まず大事なデータとして挙げておきたいのが、このレースは『前走中山牝馬ステークス(G3)組』が圧倒的に強く。過去10年で8勝を挙げており、近3年の連対馬は全て中山牝馬ステークスからのローテーション↓
2019年
1着 デンコウアンジュ (前走中山牝馬ステークス4着)
2着 フローレスマジック (前走中山牝馬ステークス5着)
2018年
1着 キンショーユキヒメ (前走中山牝馬ステークス7着)
2着 カワキタエンカ (前走中山牝馬ステークス1着)
2017年
1着 ウキヨノカゼ (前走中山牝馬ステークス6着)
2着 フロンテアクイーン (前走中山牝馬ステークス8着)
3着 クインズミラーグロ (前走中山牝馬ステークス3着)
どちらかと言うと中山牝馬ステークスで負けた馬がここで巻き返すというイメージの方が強く、特に今年の中山牝馬ステークスは大雪の不良馬場の中で開催されており、やや見直しの利く馬も出てくるのは間違いないはず。という訳で、予想です!
福島牝馬ステークス 2020 予想
◎フィリアプーラ
○リュヌルージュ
▲カリビアンゴールド
☆デンコウアンジュ
△エスポワール
△フェアリーポルカ
△マルシュロレーヌ
△人気ブログランキングへ (穴推し!)
△ショウナンバビアナ
△リープフラウミルヒ
◎フィリアプーラ
まず前走の中山牝馬ステークス(G3)ですが、後ろ過ぎたポジションも無理がありましたし、さすがにここまで馬場が不良となると厳しかったレース。その上最後のコーナーでは外を回っており、物理的に届かない位置からの競馬という事を考えてもレースに参加出来ておらず、良馬場でやれる今回は見直せる一戦だったでしょう
2走前のターコイズステークス(G3)では後方待機策からあわや馬券内に来そうな勢いで上がってきており、最後にごちゃついたのと時計が速くなければもっと上位にはこれてもおかしくなかったという内容。上りのタイムは33.8秒と最速で、ハービンジャー産駒らしい小回りの適正は十分に示しているはず
ローカルでは地味ながらも活躍している鞍上・丸山は同馬をフェアリーステークス(G3)で重賞勝利しており、馬主キャロットファームに乗るからには下手な乗り方はしないでしょう。土曜の天候も良さそうですし、晴れての良馬場で巻き返し必至の一戦
○リュヌルージュ
こちらも前走中山牝馬ステークス(G3)組で、その時は14番人気での2着とややフロック視されそうですが、内容的には逃げるモルフェオルフェをしっかり可愛がる形の番手追走となり最後は斤量50キロという恩恵も受けて残せたといった感じではありますが、ペース的には前半の1000m通過が1分00.7秒と馬場を考えてもそこまでスローだった訳ではないので、先行有利という感じではなかったことを考えれば能力的にはそれなりに評価出来る一戦
鞍上・団野は重賞初騎乗にして大仕事をやってのけた感じもありますし、若手の中では注目株の存在。大崩れが少なくて相手なりに走れるタイプで器用さがありレースセンスがある馬なので、再びの激走があっても驚けないでしょう
▲カリビアンゴールド
前走の中山牝馬ステークス(G3)は荒れていたインで詰まりながらも失速しており、不良馬場+ポジション取りにも泣いた形での結果。マイルよりは距離延長でこその馬なので今回こそ1800mで好走があってもいいはず
ステイゴールド産駒でスタミナもありタフなコースは得意だとは思いますし、去年のクイーンステークス(G3)は大外枠で鞍上・柴山というやや重賞では厳しい条件の中で積極先を取ってミッキーチャームを見る形でレースを進めてからは持ち前の持続力を活かしての3着と小回りへの適正も高そうな印象
☆デンコウアンジュ
7歳馬ながらもまだまだ見限れないのがこの馬。去年の同レース勝ち馬ですし、まず軽視は出来ない存在なのは明らか
前走の中山牝馬ステークス(G3)は4着でしたが、斤量56キロを背負っていたことを考えれば今回の55キロという斤量減は魅力ですし、その時は上がりは36.7秒の2位でここでも屈指の安定感は健在だったという内容。とにかく小回りでこそ能力が発揮できるタイプなのでここは得意舞台で普通に好走があっていいはず
あとは一頭穴推し馬として挙げたい馬が一頭。戦歴からしても人気を一気に落としていますが、これまでは相手レベルもやや高かったのも事実。福島芝コースでは底を見せておらず小回りの1800mはベストな条件。この先の事を考えればココでの復調が無ければ厳しくなりそうですしメイチ度も高いでしょう→人気ブログランキングへ
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