どうも、工藤新一です

台風も接近していますが…今週は3連休で3日開催の週末。最大の目玉でもあるのが牝馬クラシック最終戦の「秋華賞(G1)」

過去の勝ち馬はアーモンドアイ、ディアドラ、ヴィブロス、ミッキークイーン、ショウナンパンドラと素晴らしい馬ばかりで…今年の勝ち馬も今後の活躍に期待が出来る馬と考えていいでしょう

距離適性に関しては結構大事になってきそうで、JRAのデータを見る限りで気になるのはコチラ↓

つまりは過去10年で1800m以上のレースで勝った事の無い馬には厳しい条件となっていて・・・

今年の場合はビーチサンバ、シゲルピンクダイヤなどはマイルまでの勝ち星しかないのは気になるところですね

まずはnetkeibaによる予想オッズと人気上位馬についての見解です

秋華賞　2019　予想オッズ

ダノンファンタジー　　2.5
クロノジェネシス　　　4.3
コントラチェック　　　6.3
カレンブーケドール　　7.1
エスポワール　　　　　12.1
ビーチサンバ　　　　　12.3
パッシングスルー　　　14.5
シゲルピンクダイヤ　　21.1
サトノダムゼル　　　　24.7
フェアリーポルカ　　　29.6
シェーングランツ　　　46.4
ブランノワール　　　　69.6
シャドウディーヴァ　　75.5

ダノンファンタジー

阪神JFは無敗のまま1着→チューリップ賞1着→桜花賞4着→オークス5着の成績を見ても世代の中では一番危なげなく王道ローテーションを進んでいて実績も出している馬

前走のローズステークス(G3)は高速馬場もハマっての1.44.4秒のレコードで勝利と勢いもあり、鞍上の川田も合っているので…ここでは当然有力候補の一角

とは言っても本質的にはベストの距離は1600mで、京都の内回り2000mは条件的には厳しくなりそうなレース設定。オークスのように距離が長すぎての取りこぼしがあるならここなのかも？という感じはしています

クロノジェネシス

こちらも実績的には3歳牝馬の中ではトップクラスで、G1を3つ含めた通算成績も(3.1.2.0)と安定した末脚を繰り出せる点は魅力的な一頭

個人的には一番合いそうなオークスで本命を打ちましたが結果は堅実に走れる末脚は見せたもののロングスパート戦が合わずに3着。とは言っても実力があるところは見せていましたし、距離も持つことが分かったのは収穫と言えるレースでした

オークスからのぶっつけ本番という点と早熟っぽさのあるバゴ産駒というのは気になりますが…状態さえまともなら普通に上位に来れるはず

コントラチェック

前走のオークスはレーンが乗って3番人気9着でしたが…番手に付けてハイペースのロングスパート戦となり展開的には厳しかったレース。それまでのレースは溜めて逃げるような競馬をしており、そのような競馬が出来れば怖い一頭

とにかくG1において不安材料がある時ほど…このぐらいの人気の『鞍上・ルメール』というのは全ての不安を払拭するほどの怖さがあって、終わってみれば「結局ルメール」みたいな結果になっても驚けない

カレンブーケドール

前走の紫苑ステークス(G3)は叩き台というレースながらも3着と最低限の結果は出しており、本番となる今回の方が明らかに状態は良さそうなはず
もともと叩かれて良くなるタイプですし、2走前のオークスはあわや勝ちまでありそうな2着とロングスパート戦で結果を出しているのは魅力で、立ち回り力が問われる京都の内回り2000mは合いそうな一頭でしょう。完璧に乗れれば津村のG1初制覇があっても不思議ではないはず

エスポワール

1勝クラス→2勝クラスを圧巻の内容で連勝。今回の出走メンバーの中では一番の上り馬という立場で挑むのがこの馬

半兄にはアドミラブルがいる良血馬で、素質が開花されてしまっているならクラシック未出走のこの馬にもチャンスがあってもいいはず。オルフェーヴル産駒という事もあって馬場は渋った方が良さそうで当日の馬場も気にした方が良さそう。鞍上・シュタルケがどう乗ってくるかですが、オッズ的にも面白い一頭

と、とりあえず人気上位5頭について書きましたが…どの馬もそれなりに不安要素もあって…尚且つ今年は桜花賞馬(グランアレグリア)、オークス馬(ラヴズオンリーユー)が2頭とも不在により激戦により拍車の掛かった最後の1冠！！当然ですが穴馬に出番があっても良い一戦でしょう

めっちゃ悩みそうですが…現時点での穴馬候補はこちら↓

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前走から次走狙い馬に指名した馬。後方過ぎると危ないですが…堅実に繰り出せる脚は持っているはず。ハマれば一発もありそうですし、脚を余さなければチャンスはある。ローテーションと正攻法の競馬しかしてくれなそうな鞍上だけが不安だけとオッズ的には妙味あり