【先週の結果】宝塚記念 レース回顧と次走狙い馬 神騎乗だったレーンに対して、積極策を打てなかった日本人Jの弱さ

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どうも、工藤新一です

今回は先週開催された「宝塚記念(G1)」の予想結果とレース回顧についての記事になります

皆さん、上半期の総決算お疲れさまでした!

これで一先ず折り返し地点となり、いよいよここから本格的に夏競馬がスタート!個人的には波乱の起こりやすいローカルの方が昔から好きで、高配当も夏場が多いので…ビシッと当てたい季節が始まりました

それに夏=遊びの季節

やはり、お金も大事ですからね!!しっかり当ててドカンと遊んだりましょう!

という訳で、先週行われたグランプリ「宝塚記念(G1)」結果と回顧だけはサクッと書いておきます

【宝塚記念 2019】結果

1着  ◎ リスグラシュー
2着    キセキ
3着    スワーヴリチャード

勝ち馬の◎リスグラシューですが、想像以上の圧勝に加えて強烈なインパクトを残した鞍上ダミアン・レーンの神騎乗。スタートを決めてからは前に行ったキセキをマークする形での番手追走は、おそらく陣営含め見ていた競馬ファンにとっても意外となった序盤の展開。ただこの日の馬場を考えれば前に行かないと苦しくなるのはわかっていましたし、実際に同日に行われた同じ芝2200mコースだった阪神7Rでは前に行った馬で決まっていて、その時の勝ち馬の鞍上もレーンでした。そういった鞍上の馬場読みを含めても人馬一体で強かったというか…終わってみれば番手追走から上りは最速の35.2秒で、2着のキセキには3馬身差をつける圧勝劇。とにかく今回は「日本人ジョッキーには出来ないような騎乗」だったのは明らか。個人的には2歳時から追っていた馬ですが…ここにきて完成の域に達してしまったのは明らかな一戦でしょう。今後は海外レースが優先されそうですが…期待したい一頭です

2着のキセキに関しては渾身の消しで挑んだレースですが…あそこまで楽に逃げられたら、仕方ないと言える結果。消した理由としては、この馬はスタートダッシュを決めるようなタイプではなくテンが遅く、揉まれ弱く被されたら危険な最内枠だったのとクリンチャーの積極策宣言があったのが大きかったです。あとは普通に人気になっていましたし…同世代のレイデオロとの勝負付けは済んだと思ってきたのですが…普通に逃げられたら仕方なしです。まぁキセキがキセキらしい競馬をしたと言えばそれまでなのですが…今後も勝ちきるレースが出てくるかと言われれば単勝は疑問を持った方がいい一頭。今後も人気馬になる立場ですからね

3着のスワーヴリチャードですが、外枠に入った時点でミルコの捲りがあるとは思っていましたが…予想通りに最終コーナーでしっかり上がって残したところは手腕の差だったのではないでしょうか。もともと右回りよりは左回り巧者なので…この舞台での好走は今後の大舞台にも繋がった一戦だったはず。秋のG1路線では普通に好走してきそうなので、東京コースでは無印には出来ないと思えた結果

4着の○アルアインですが…抜群の安定感は見せたが、絶好枠から前に行く馬を見る形での3番手という想定通りで理想的な競馬をしてこの結果なら悔いなしと言える内容。2戦して2着が2回の2200mは問題ないと思っていましたが…若干距離は長めに感じた印象。右回りでこその馬だとは思いますので…今年なら秋のマイルCS(G1)や来年の大阪杯(G1)あたりで狙ってもいいかもしれません

5着の▲レイデオロは超惨敗は免れましたが…この馬がこの結果は展開と馬場が影響したのかなと思えるようなレース。鞍上のルメールは「傷んだ内の馬場の狭いところで反応ができず、加速もできなかった」と言っていたように、東京の良馬場向きな印象を与えてしまった一戦だったはず。遠征帰りで見えない疲れとローテーションの不安もありましたが…今後の秋の古馬3冠レース(天皇賞、ジャパンカップ、有馬記念)での巻き返しに期待。ルメールを乗せたがるノーザンファームという事を考えればアーモンドアイとの使い分けもありそうですが、買うなら個人的にはジャパンカップかなとは現時点で思っています

それにしても以下の着順は能力がどうこうというよりは騎手の差が大きく出た一戦だったのかなと思います。まず積極策を打つ宣言をしていた鞍上・三浦の△クリンチャーですが…どうみてもこのメンバー相手なら前に行かないと勝ち目がないのにハナを取り切れずに8着と惨敗。序盤にもっと主張していれば変わっていた一戦だったと思いますし大舞台では超消極的になるのは鞍上の弱さが露呈されてしまったのかなと。三浦もこれで通算82回目のG1騎乗ですが…勝てない理由はこの大舞台での消極性にあるのかなと思いました

あとは一発に賭けてほしかった☆スティッフェリオはスタートも良かったのに…「なぜハナに行かなかったのか」と思ったのが正直なところ、クリンチャー同様にこのメンバーに勝つなら馬場を考えても前に行かないと無理な一戦だったのに…結果としてはキセキにハナを譲る消極的な競馬は残念な一戦。こちらにレーンが乗っていたら…と思うぐらいだったので、改めて日本人ジョッキーの弱さを痛感した一戦

次走買い馬 → リスグラシュー、キセキ、スワーヴリチャード、レイデオロ

と、反省点も色々あったグランプリでした。今週も当たり前に競馬がありますし…夏競馬頑張りたいですね。という訳で今週の中京メイン「CBC賞(G3)」の現時点での穴候補はこちら↓

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能力的には上位。もともと安定タイプで前走の復活勝利は印象的だった一戦。鞍上も魅力

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  • 工藤新一(管理人)

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    競馬歴:10年

    職業:予想家

    趣味:お酒、ドライブ、旅行、映画、読書、楽しむこと

    座右の銘:一期一会

    予想スタイル:オッズの盲点をつき、いかに回収率を上げれるか。ファクターはデータ、馬・騎手能力、調教、血統、メイチ度など全てを重視します

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