【先週の結果】函館スプリントステークス、ユニコーンステークス レース回顧と次走狙い馬 ドーピングは厳しく取り締まって正解

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どうも、工藤新一です

今回は先週開催された「函館スプリントステークス(G3)」、「ユニコーンステークス(G3)」の予想結果とレース回顧についての記事になります

まず先週の大きなニュースと言えば『禁止薬物問題による大量の除外』。土日に出走を予定していた156頭が一気に出走取消というのはまさに異例の事態

ことの発端は、各厩舎に販売された飼料添加物の一部に禁止薬物「テオブロミン」が含まれていた事が判明したという事(その「テオブロミン」は気管支拡張作用や強心作用があり、一時的に競走馬の能力を高める可能性があるため禁止薬物に指定とされています)→対象となったのはこの飼料添加物が納入された厩舎の管理馬全て

検査結果などを打ち出す前に…色々と先回って開催側は苦渋の決断だったとは思いますが、最終的にJRAが迅速に下した「禁止薬物を使った可能性があるなら全て除外」というこの判断は賢明で正しかったと思います。健全で公平なスポーツの世界ではドーピングは絶対禁止ですし…こうしてメディアが大きく取り上げてくれたことで、競馬もオリンピックなどと同様にドーピングに関してはクリーンな舞台で行われるという事がわかって良かったのかなと

そして一番大きく影響を受けたレースが函館スプリントステークスでしたね

当初は◎ダノンスマッシュを予定していましたが…まさかの回避により見送る事にしました

なので、予想記事も書いていませんが…結果と回顧だけはサクッと書いておきます

【函館スプリントステークス 2019】結果

1着  カイザーメランジェ
2着  アスターペガサス
3着  タワーオブロンドン

勝ち馬のカイザーメランジェですが、好スタートを決めたらそのままハナを取り切っての勝利。何もかもが噛み合ったのは明らか。土曜日から芝コースは前が止まらずに先行勢が有利でしたが…日曜も小雨+稍重の馬場でもそのまま継続されていて、鞍上・江田もペースを落としての逃げ方でしたし…人気薄を逃げさせたら怖いと思いましたが、完全にしてやったりの騎乗。とは言っても小頭数となった今回は運も味方したようなレースで…次走いきなり狙うのは危険な一頭

2着のアスターペガサスは最後は番手追走から、逃げ馬との差が縮まらずの勝ち馬とは展開負けな一戦。斤量的にも52キロは恵まれていて、こちらも次走いきなり狙えない感じはしますけど…これで芝1200は(2.2.0.0)でまだまだ底は見せていないので…今後もこの距離ならどこかで穴は開けてきそう

3着は1番人気のタワーオブロンドンでしたが、展開面と斤量58キロを考えても一番強い競馬をしたのはこの馬。前が止まらないペースの中を大外を回って上り最速となる33.5秒なら上出来な一戦。まぁ次走も人気はしてしまいますが…1200mを経験できたのは大きな収穫で、大舞台でも活躍は出来そうな力は示したでしょう

次走買い馬 → タワーオブロンドン

【ユニコーンステークス 2019】結果

1着   ワイドファラオ
2着 ◎ デュープロセス
3着   ダンツキャッスル

こちらは印2点で勝負した一戦ですが…◎デュープロセスからの相手選びで予想的には失敗したレース

まず勝ち馬のワイドファラオですが、初ダートで重賞制覇は今後も面白くなってきそうな一頭。ヘニーヒューズ産駒でこの舞台は合うと思っていましたが…好スタートを決めてからハナを取ってそのまま押し切りの勝利は圧巻の内容。斤量が1キロ軽かったデュープロセスの猛追をしのいでいましたし、このダートの出世レースを制したのは大きな収穫なはず。角居厩舎の判断が素晴らしいというか…やはり名門厩舎がこの手の路線転換をさせるとうのは勝算があっての事というのを改めて痛感しました

2着となった◎デュープロセスですが、まぁこの馬も普通に強い競馬をしたのは明らかな一戦。本来なら勝っていても不思議ではない馬なのですが鞍上・ミルコもレース後は「相手が強かった」と言っていたのは本音と見ていいようなレースだったはず。ですが、やはり持ち前の自在性と切れる脚は素晴らしいものを持っているので、今後は普通にダート界でのし上がっていけるはず

3着のダンツキャッスルは本質的にはハナを取りたかったでしょうが…今回はやや外目の枠とテンの速さで負けてしまったという一戦。それでも最後はインを突いて狙った自在性とレースセンスは高く評価したいところ。ダートではまだまだ底を見せてないので、今後も人気しないなら警戒は必要な一頭

1番人気で7着となったデアフルーグに関しては、馬場の影響もあったのかと思われるよな惨敗。今回はダート重馬場発表でしたが、時計勝負よりはパワーでこその一戦で…それなりに乾いた砂の方が合うのでしょう。にしても負け過ぎた感があり…次走も人気になりそうなタイプなのは明らか。ここで早熟と断定して脱落しても不思議ではない一頭

あとは馬券着外でしたが…このレースでも底を見せなかったのは、この馬も同様→人気ブログランキングへ。直前の乗り替わりという不運がありましたが…最後はインを突いてしっかり伸びてきており、ここでも通用出来るほどの能力は秘めている一頭。次走はどのレースを選択しても絶対に買いたいと思いました

次走買い馬 → ワイドファラオ、デュープロセス、人気ブログランキングへ

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    予想スタイル:オッズの盲点をつき、いかに回収率を上げれるか。ファクターはデータ、馬・騎手能力、調教、血統、メイチ度など全てを重視します

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