【有馬記念 2017】枠順確定後のキタサンブラックの妙味について
どうも、工藤新一です
今回は今年で引退するキタサンブラックの妙味についての記事です
キタサンブラック
調教師:清水久詞 主戦:武豊
通算成績:19戦11勝 (11-2-4-2)
言わずと知れた北島三郎オーナーの馬で今回のファン投票も余裕の1位
菊花賞、ジャパンカップ、大阪杯、天皇賞春・秋
を勝利するなど、G1を6勝もとんでもなくすごいんですけど
更にすごいのは獲得賞金
2017年12月現在までの獲得賞金は15億7348万円
もちろん現役では断トツで1位で
2位のサトノダイヤモンドには倍以上の差を付けています
歴代では現在4位で最後のこの有馬記念を仮に勝つことが出来れば一気に2位まで浮上します
この時点で歴史的な名馬なのは明らかで、今年の有馬記念の最大の目玉馬でしょう
そして何よりも今回の有馬記念は絶好枠とも言える
1枠2番を引いたことで1番人気は確定ですし、馬券的に最も売れる馬になるでしょう
ですが・・・
本当にそこまで買う必要がある馬なのでしょうか?
まず結論から言ってしまうと今回のキタサンブラックの取り捨てですが
バッサリ切らないにしても軽視でOK
というのが個人的な結論です
前走のジャパンカップの時も「天皇賞の疲れはない」と言っていたにも関わらず3着
まぁ3着まで来たのは流石の一言に尽きますが、連覇のかかる大一番でこの結果は惨敗とも言えるでしょう
そして今回は、そのジャパンカップ後の有馬記念
目に見えない疲れが溜まっていてもおかしくないと思っています
1.4倍だった今年も宝塚記念も叩き3走目でしたし、ダービーの時もそうでしたが、使われていく最中で負けるときは案外あっさり負けるのもこの馬の特徴
そもそもですが馬券的な妙味を追いかける自分のスタイルとして買いたくない理由の一つが
『2017年の世相を表す「今年の漢字」が「北」に決まったこと』
え?そんな事で?
って思うかもしれませんけど、競馬素人も参戦する年末最後の競馬の祭典・有馬記念においてこの出来事はオッズをかなり動かすと思っています
オッズを作り出してるのは主催者のJRAでもなければ、競馬のプロたちでもありません
馬券を勝っているすべての人
つまりは世間の人です
強い馬だと世の中の誰しもがわかってる上に
更に人気も上乗せされてしまう事になるのでオッズ的な妙味は一切ないと言えるでしょう
的中させるにはこの馬を軸にするのが妥当だとは思いますが、馬券的に勝つためにはこの馬を外すべきだと考えています
個人的には今回内枠になってくれたことで中途半端に人気が上がるぐらいなら、とことん吸ってくれと思っていたので、嬉しい限りです
なので、この馬が勝つようなら素直に諦めますけどね(笑)
ただ実際にアンチも多い馬ではありますので、ディープインパクトやオルフェーヴル並みの一桁台(ディープインパクト1.2倍、オルフェーヴル1.6倍)人気までは下がらないのも事実
最終的な単勝はいっても2倍ぐらいでしょう
やはりそういったアンチがいる時点で本当の意味で歴史的な最強馬ではないのかぁと思うんですよね
ちなみにですがディープインパクト、オルフェーヴルも有馬記念を引退レースにして有終の美を飾っています
そんな偉大な2頭に続けるのか・・・
勝つにしても負けるにしても
結果はどうであれ注目な一戦です!
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