【京成杯オータムハンデキャップ 2023】最終予想
どうも、工藤新一です
今週の日曜中山メイン「京成杯オータムハンデキャップ(G3)」の最終予想記事になります
今週から自分にとってもホーム競馬場でもある中山競馬場での開催がスタート。今週の日曜日も現地にて観戦予定
京成杯オータムハンデキャップ(G3)の特徴としては開幕週の中山芝コースで行われるというのが特徴で2019年以降は特に逃げ馬(4コーナー先頭)が人気の有無に関わらず残っている傾向
2022年 ミッキーブリランテ 2着(12番人気)
2021年 コントラチェック 2着(12番人気)
2020年 スマイルカナ 2着(3番人気)
2019年 トロワゼトワル 1着(4番人気)
前有利というのは間違いなく去年も先行を想定し本命を打った◎ファルコニアでしっかり現地にて的中となったレース。今年もしっかり決めたいところ。という訳で予想です!
京成杯オータムハンデキャップ 2023 予想
◎ラインベック
○インダストリア
▲メイショウシンタケ
☆シャイニーロック
△グラニット
△ソウルラッシュ
△ミッキーブリランテ
△トーセンローリエ
△ウイングレイテスト
◎ラインベック
ディープインパクト産駒×母アパパネという良血馬で6歳馬ながらも安定感が増してきており、先行して持続力のある脚を使えるのでここでも前に付けれればしぶとさを見せれる一頭。中山1600mは1戦1勝ですが、その時負かしたゾンニッヒも高いポテンシャルを持っている馬だと思っていますので…この舞台はまず合うはずですし、今回のレベル的にも通用していいはず
前走の関屋記念(G3)では外枠16番からのスタートでしたが、スッとスムーズにポジションを取りに行ってからは外目の4番手をキープ。馬場の中団から抜け出すように上がってきましたが、最後はアヴェラーレ、ディヴィーナを捉えきれずの3着。スローの瞬発力勝負となるとキレ味の分が悪く勝ち馬は32.8秒の末脚を見せつけての勝利でしたし、2着ディヴィーナもハイレベルのヴィクトリアマイル(G1)4着から中京記念(G3)2着と勢いを付けての好走と相手レベルも悪くなかった一戦
2走前の米子ステークス(L)にしてもインの先行をキープ出来ており、最後のコーナーでは一頭だけインを突く形になりながらもそのままジワジワと伸びて3着を確保。当時の鞍上もレース後には「ペースは流れて、想定より後ろの位置からになりました」とコメントしていたようにもう少し前で競馬が出来ていれば更に勝ち馬とは差を縮める事が出来そうでしたし、この時ペースが600m通過33.7秒→1000m通過56.3秒とかなり速い流れになりながらも前受けでしっかり残せていたのは自力の証明でしょう
鞍上・石橋脩も継続騎乗になりますし、直近では2週連続で人気薄での重賞で2着と乗れているジョッキー。先行意識も高そうですし、前に馬を置きながら自分の競馬に徹する事が出来れば持ち前の長く良い脚を活かしての着内は十分にあってもいい一頭でしょう
○インダストリア
リオンディーズ産駒×母父ハーツクライと次世代感ある組み合わせで、半兄にはケイデンスコールが居る良血馬。中山1600mは3戦3勝と底を見せておらず、好位で立ち回って高い瞬発力を持って上がってこれる末脚はここでも魅力の一頭
前走のエプソムカップ(G3)はこの馬にとっては1F長い1800m戦でしたし、稍重の馬場も厳しくなったレース内容。鞍上・ルメールもレース後は「道中は冷静に走れていませんでした、一生懸命すぎますね。この馬場状態もあって、最後は伸び切れませんでした」とコメントしているようにやや力んで走っており、東京の左回りよりは明らかに中山の右回りでこその馬
2走前のダービー卿チャレンジ(G3)にしてもとにかく強さを見せての勝利で今回と同じ中山芝1600m戦でしたが、4コーナーで外目を回ってから最後の直線に向かうと先に抜けていたゾンニッヒを楽に交わして最後までしっかり伸びきっての勝ちっぷり。2着ジャスティンカフェは次走のエプソムカップ(G3)を勝利していますし…3~5着にはゾンニッヒ、マテンロウオリオン、ウイングレイテストと言った骨っぽい相手が揃っており…そこまで強敵不在の今回であれば十分その時の再現があっても良さそうな印象
特に馬主・サンデーレーシングの馬に鞍上・ルメールが継続騎乗で乗れるのも良さそうですし、前残りという開幕週であったとしてもポジションを取りに行けるジョッキーなのは良さげ。陣営もこの得意舞台でこの起用は取りに来ているという采配。アッサリ勝利という場面があっても良い一頭でしょう
▲メイショウシンタケ
開幕週の馬場がどう出るかも全5勝は全て右回りのコースでの勝利。ムラっぽさはありますが…走るときは最後までしっかり伸びれこれる末脚があり、後ろ過ぎない競馬が出来ればここでの一発も警戒の一頭。近2走はいずれも左回りの重賞だった事を考えればこの舞台変わりはプラスになってくるはず
3走前の米子ステークス(L)は速い流れの中を中団辺りに付けてからは最後は馬場の真ん中から突き抜ける形での勝利と味のある内容。勝ちタイムは1分31.7秒と好タイムをマーク出来ていますし、ここで初めてのオープン初勝利になりましたが…少しづつ力を付けている印象
鞍上・浜中での継続騎乗も良く追って良しのジョッキーなので最後まで溜めて弾ける事が出来れば食い込みでの馬券内は十分にあってもいいはずでしょう
☆シャイニーロック
同型の出方は気になるものの前に行ければ持続の力のある脚を使えるタイプで初の中山芝コースも合いそうな印象。
前走の米子ステークス(L)はノルカソルカが果敢な逃げを打ったことでハナを取り切れなかった事が痛恨でやや参考外の一戦。2走前の読売マイラーズカップ(G2)は今回と似たような状況の開幕週での京都芝コースで個人的にも重めの印を打っていましたが、ハナを取り切って自分の競馬に徹しての4着。勝ち馬シュネルマイスター、2着ガイアフォース、3着ソウルラッシュといったハイレベルが揃った中での0.1秒差なら展開の利があったとしても良く戦ったという内容
3走前の大阪城ステークス(L)では内枠の2番から好スタートを決めてハナを取りに行く形になりましたが、外から競り合ってきたニホンピロスクーロの応戦もあって前半1000m通過は58.5秒とハイペースになった事が痛恨。最後の直線では序盤は粘りを見せていましたが、さすがに苦しくなっての8着。やや距離が長かった事に加えて展開が向かなかったと考えれば仕方なしの結果
人気薄の逃げ馬という立場で鞍上・酒井という組み合わせも良さそうですし、まだまだ奥の深いベルシャザール産駒で前での立ち回りが上手くハマればチャンス
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