【東京新聞杯 2023】最終予想

公開日:  最終更新日:2023/02/04

どうも、工藤新一です

今回は「東京新聞杯(G3)」の最終予想記事になります

現マイル路線はかなり混戦模様となっており、ここの結果次第では勢力図もそれなりに明らかになってきそうな印象

展開的には逃げた時に結果を出しているシュリ×鞍上・津村がハナ主張が濃厚になってきそうで、スタートこそ決まればショウナンマグマ×鞍上・ミルコ辺りも前に出てきそう。有力どころではウインカーネリアン×鞍上・三浦、ファルコニア×鞍上・吉田隼人もそこそこのポジションを取ってきそうですが、配列はスムーズに決まってペースも落ち着いてきそう。開幕2週目でやや前が優勢の馬場を考えれば有力馬が差しに徹する中で好位で進めてくるような馬を狙い撃ちしたいところ

という訳で、予想です!

東京新聞杯 2023 予想

◎ウインカーネリアン
○ファルコニア
▲ピースワンパラディ
☆プレサージュリフト
△ジャスティンカフェ
△カイザーミノル
△ピンハイ
△ナミュール
△エアロロノア
△シュリ
△インダストリア

◎ウインカーネリアン

ここは個人的に常に高い評価をし続けていますのでこの馬から。ベスト距離は1600mのマイラーで先行力に優れている上にレースセンスも高く、前に付けれて早い上りも使えることができる上にゴール前でも衰えない持続性のある脚を使える万能タイプ。血統面からも本格化を遂げたスクリーンヒーロー産駒といった感じで明け6歳ながらも今が充実期

前走のマイルチャンピオンシップ(G1)こそ12着と崩れましたが、インが荒れて外差しが効いていた馬場を考えれば1枠2番は苦しい枠となったのも痛恨。好位をキープしつつ最後は脚を伸ばしましたが、直線に向かって伸びていたところにホウオウアマゾンに馬体を寄せられて更にインに追いやられたところで伸びを欠いたという結果。不完全燃焼のレースだったという感じがありますし、鞍上・三浦も「自分の競馬をつくっていく形でしたが、瞬発力を求められる展開で持ち味を発揮できませんでした」とコメント

2走前の関屋記念(G3)では楽な競馬が出来た感もありましたが…逃げたシュリを可愛がりつつ2番手追走から最後は32.9秒の末脚を繰りだしての完封での勝利は危なげない好騎乗

3走前の米子ステークス(L)もかなりの好内容で1000mの通過が57.9秒と早めの流れとなった中で3番手を追走。逃げ馬・番手が共に失速するところを同馬は最後の直線を迎えて抜け出してからはジリジリと持続性のある脚を見せてそのまま押し切っての勝利。2着カイザーミノル、3着クラヴァシュドールもそこまで弱い相手ではないですし、その相手に着差以上の強さを見せての勝利は価値のある内容

鞍上・三浦に関しては当ブログでも何度も「東京コースでの三浦は買い」と書いてきていますし、東京芝1600m戦に関しては更に信頼度が上がる得意コース。同馬に関しても全7勝を全て乗ってきているのは強み。このコンビなら悲願のG1まで獲れると思っていますし、枠も1枠2番ならこの馬にとっては好枠なので、ここは好勝負に期待です

○ファルコニア

東京1600m戦には強いディープインパクト産駒でキレ味で勝負するよりは先行力があり持続性が持ち味というタイプ。前走のG1では崩れましたが、芝1600mでは(1.1.2.1)とそれまでは重賞を含めても全て馬券内に来ていた安定感があり…今回も前受けで立ち回れれば好勝負は可能

前走のマイルチャンピオンシップ(G1)は先行勢にとっては苦しくなった展開の中での13着でしたが、外枠から果敢に前に行ったことで息が上がってしまったというレース内容。当時の鞍上・池添は「G1にしてはペースが遅いと思ったので、ハナに行く形になりました。もう少し自分のペースで動いていければ良かったです。坂の途中まで頑張ってくれましたが、そこから苦しくなりました」とコメント

2走前の京成杯オータムハンデ(G3)では逃げたミッキーブリランテが奇策という感じの逃げの一手を打ちスローの流れに持ち込みを図る中で2番手に付けながら最後は早めに先頭に立ちながらも接戦を凌いでの勝利。ここでも持ち前の安定感を発揮出来ており、立ち回り力の高さを見せることが出来たという内容

3走前の中京記念(G3)は1800m戦でしたが、やや不利な外枠に入りましたが、好スタートからすぐに好位に取りつくと中団で競馬を進めて4コーナー手前で押し上げるように追走。逃げたベレヌスがそのまま勝つレースとなり最後はカテドラルに差されての3着でしたが、この馬なりの自力は示すことの出来た一戦でした。その前の読売マイラーズカップ(G2)はハイレベルが相手だったと思うのですが…勝ち馬ソウルラッシュから0.1秒差の3着と崩れることなく走れており、相手なりに走れる総合力の高さはここでも活きてくるはず

鞍上・吉田隼人にしてもこの馬に乗った時は(2.1.0.0)と重賞勝ちを含めてしっかりと結果を出せているのも良さげ。ここは前優勢の展開になれば持ち前の安定感で上位に来れてもいいはずでしょう

▲ピースワンパラディ

全5勝中の4勝を左回りの1600m戦であげており、今回の舞台設定は悪くはないはず。大事に使われていますので明け7歳でも気にしなくて良さそうですし、やや人気の盲点になってきそうな一頭

前走の京都金杯(G3)でも本命を打ったのですが、それなりにしっかりと立ち回って最後の直線では来たかと思いましたが、伸びきれずの4着。勝ち馬イルーシヴパンサーが強かったというもありましたが、斤量57.5キロもやや苦しくなった要因の一つでしょう。当時の鞍上・松山も「直線で一瞬来るかなと思いましたが、最後にじりっぽさが出てしまいました。斤量を背負っていたぶん苦しくなった印象です」と語っており、まだまだ十分に戦える自力は見せれたはず

2走前の富士ステークス(G2)は長期休み明け2戦目でしたが、セリフォス、ソウルラッシュ、ダノンスコーピオンが上位を占めた相手レベルが高かった一戦の中で0.7秒差での6着。ただレースを振り返ってみてもスタートでやや後手を踏む形になり、序盤は最後方からの競馬に。最後の直線では馬群の中に潜り込ませてインを狙ってきましたが、さすがに届かないポジションから苦しい展開を強いられたという印象でした。それでも最後までしっかり伸びており、斤量56キロを背負っていたことを考えてもやれていた一戦

3走前の関屋記念(G3)は大外枠からスッと前に付けて勝ち馬をマークする形になりましたが、スローペースの前残り展開ながらも逃げ馬、番手の馬を追い越せずの5着。最後に差してきたダノンザキッドも強い馬ですし、やや休み明け初戦というのも響いたという感じのレース内容でした

とにかくこれまでのレースを見ててもあと一歩が及ばずという競馬を続けており、東京芝1600m戦での実績を考えれば上位に来れていいはずの存在。鞍上・菅原明良とも手が合いそうで、人気も下がった頃合いの今こそ買いという感じはします

☆プレサージュリフト

ハービンジャー産駒で母父シュプリームギフトとマイラー色が高くベスト距離は1600m。馬主・サンデーレーシング×木村哲也厩舎×鞍上・ルメールとブランド力ならここではトップクラスで前走からの上積みがあれば当然上位は可能。東京芝1600m戦のクイーンカップ(G3)では後の2冠馬スターズオンアースを負かしての勝利があり、ここは舞台設定も全て揃った印象

前走の京都金杯(G3)では馬体重プラス16キロでの出走となり、レースでも前目のインで脚を溜めてからは最後の直線に向かうと勝ったと思わせるぐらいの手応えで上がっており、ゴール板手前で勝ち馬イルーシヴパンサーには交わされていますが、久しぶりの1600m戦にしては上出来という内容でした

2走前の秋華賞(G1)では痛恨の出遅れが響き、最後方からの競馬になった事でやや競馬に参加出来なかったという一戦で当時の鞍上・戸崎も「スタートをちょっとうまく出せず、腹を括って最後の脚にかけましたが、ペースが落ち着いてキツイ競馬になりました。・・・広いコースのワンターンの方がいいのかもしれません」とコメントしており、この一戦で見限るにはどう見ても軽率といったレース内容

これまでは出遅れて後方から末脚を使ってくるような馬でしたが、前走を見た感じでは好位に付けての競馬でしっかり伸びてこれそうですし、ミスが少ないタイプの鞍上・ルメールであれば大外枠でもこなしてくれそうですし、多少の出遅れもリカバリーは可能と見ていいはずでしょう

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  • 工藤新一(管理人)

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    予想スタイル:オッズの盲点をつき、いかに回収率を上げれるか。ファクターはデータ、馬・騎手能力、調教、血統、メイチ度など全てを重視します

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