【アルゼンチン共和国杯 2022】最終予想

公開日: 

どうも、工藤新一です

今回は出世馬も輩出率が高い東京の重賞レース「アルゼンチン共和国杯(G2)」の最終予想記事になります

過去の勝ち馬にはオーソリティ、スワーヴリチャード、シュヴァルグラン、ゴールドアクターといった地味ながらも強いタイプのG1がおり…やはり東京2500mを勝ち切るのに必要となってくるスタミナ+スピードは必須の舞台

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年齢別で見ればやや優勢は3、4歳となりますが…例年であれば4歳馬が多く出走するレースも今年は人気馬に限ってはテーオーロイヤルのみとやや小粒。複勝率に限れば100%の3歳馬ですが…今年のキラーアビリティはやや距離不安もあり鞍上・クリスチャンともなれば人気も先行し嫌って妙味なタイプ。ここはデータブレイクにも期待しつつの予想が必要になってくるでしょう

という訳で、予想です!

アルゼンチン共和国杯 2022 予想

◎ラストドラフト
○ヒートオンビート
▲ディアマンミノル
☆カントル
△テーオーロイヤル
△ボスジラ
△キラーアビリティ
△ハーツイストワール
△ブレークアップ
△レインカルナティオ
△ダンディズム

◎ラストドラフト

ヴェリスト産駒で母マルセリーナと奥深さがあり、鞍上・三浦も手の内に入れてきた印象。何度も本命を打ってきていますが、好走条件が揃ったのがまさに今回。季節的にはこの時期は走る馬で11月~2月は(2.2.2.2)と好成績。更には東京芝2500mは得意としている舞台で2020年の同レースでもオーソリティに次ぐ2着と好走。上がりの掛かる非根幹距離は得意で人気を落として挑むことになるなら妙味的にも狙い目

陣営もこの舞台を狙ったかのようなローテーションを組んでおり、叩きっぽさがあった前走のオクトーバーステークス(L)にしても好位で競馬を進めてからは最後の直線では馬郡の中を突っ込んできての2着。勝ち馬ゴールドスミスが斤量56キロに対して同馬は58キロを背負っており、休み明け初戦での0.2秒差なら上出来といった内容でした

2走前の目黒記念(G2)では好内容でやや前が優勢だった展開の中で道中はイン寄りの後方からの競馬。1000m通過が1分02.5秒とやや遅くなった流れとなり逃げたウインキートスが3着に粘り、先に抜け出したボッケリーニが勝利した事を考えても、あのポジションから最後はジリジリと伸びての5着は強い内容。このレースを見る限りでは年齢の衰えは感じさせなかったですし、いつか重賞でも穴を空ける要素を十分に感じさせてくれました

まだまだ見限れない6歳馬でもともとはこのクラスでは勝ち負け出来ていた馬ですし、東京重賞でこそ買いの鞍上・三浦というのも良さげ。相手レベルを考えてもこのメンバーなら十分にやれていいはずでしょう

○ヒートオンビート

キングカメハメハ産駒×母マルセリーナの良血馬で距離は2000m~2500mがベスト。非根幹距離を得意としており2200m戦では(2.1.1.2)、2500m戦では(0.1.1.0)と去年の目黒記念(G2)でも2着と舞台設定は悪くないはず

前走の新潟記念(G3)は2000m戦での負けですし、2走前の七夕賞(G3)では先に突き放しにかかったエヒトこそ捉えきれなかったですが、自力の高さを見せる形での2着なら上出来

今年の天皇賞・春(G1)では逃げたタイトルホルダーがそのまま勝利した前有利な展開の中で同馬は後方からの競馬を選択。ややごちゃついていた道中を考えると最後まで伸びていたのは評価できますし、もうワンテンポ前で競馬が出来ていれば上位との差を詰めることは出来たはず

その前の日経賞(G2)にしても、これまた逃げたタイトルホルダーにしてやられた感じがありましたがボッケリーニの後ろのポジションを確保してからは正攻法の競馬で上がり最速を繰り出しての3着なら上出来といった内容。勝ち切れない面を見せてしまいましたが…相手なりに走れて大きく崩れないという長所はここでも活きてきそう

鞍上・戸崎も関東圏の重賞であれば心強い存在ですし、この乗り変わりはそこまでマイナスにはならなそう。本命のラストドラフトの半弟にあたりますが、ここは兄弟での好走があっても驚けない一戦でしょう

▲ディアマンミノル

この舞台では好相性のオルフェーヴル産駒で追えば追うほどに伸びてくる末脚があり、鞍上・荻野もそのタイプの馬とは合っている印象。直線の長いコースでこそ持ち味を発揮出来るのは良く、去年も同レースで上がり33.6秒となる最速の末脚マークしてオーソリティから0.6秒差での5着なら上出来

前走の京都大賞典(G2)では大外枠となったのも痛恨でしたし、終始後方のポジションとなった事で競馬に参加する事が出来ずの10着。鞍上・荻野極はレース後に「勝ち馬の後ろにつけられて、ロスなくタイトに乗った結果です。この馬らしいロングスパートをかける形の方が良かったのかも知れません。タフさを生かす競馬ができませんでした」とコメントしており、1000m通過が1分00.7秒→1600m通過1分38.5秒と後半のペースをスローに落とされたことによって最後は瞬発力の勝負となり、持ち味であるスタミナを発揮出来なかったと考えるのが妥当

2走前の新潟記念(G3)にしても距離2000mではこの馬にとってはやや短い印象がありますし、ワンテンポ置いて行かれた事でリズムに乗れずという結果だったので仕方なし

好内容だったのは3走前の目黒記念(G2)でウインキートスが逃げて3着に粘ったようにやや前優勢の展開の中で最後方待機の競馬から最後は上がり最速となる33.4秒をマークしての4着。やはり東京芝2500mは向くというレースっぷりを見せてくれましたし、ここでもスタミナの高さを証明したという内容

とにかくエンジンさえ掛かれば最後はしっかり伸びてくる脚があり、舞台設定を考えればこの馬にとってベストの条件。去年こそ5着に敗れましたが…鞍上・荻野極も2022年はG1を勝って勢いもある状態。去年よりも上の着順に来る可能性はあってもいいはず

☆カントル

ディープインパクト産駒で兄妹にはワグネリアンが居る良血馬。やはり勢いが大事になってくるディープインパクト産駒で前走を勝った状態で格上げに挑めるのは好材料

その前走の佐渡ステークス(3勝クラス)ですが、人気こそなかったものの後方からの競馬に徹して上り最速をマークしての勝利と良血の復活を印象付けた内容。勝ちタイムも1分58.1秒と良く、これまでも大崩れこそないタイプでしたが、ここに来て1着でゴールできたのは次に繋がる結果

6歳ながらもまだまだ奥深さがある馬ですし、ハンデ戦での斤量54キロなら即通用も可能。鞍上・岩田望来も末脚に賭けてきそうな乗り方をしてきそうですし、最後の直線でスタミナ勝負になればバテ差しでの食い込みがあってもいいかもしれません

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  • 工藤新一(管理人)

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    競馬歴:10年

    職業:予想家

    趣味:お酒、ドライブ、旅行、映画、読書、楽しむこと

    座右の銘:一期一会

    予想スタイル:オッズの盲点をつき、いかに回収率を上げれるか。ファクターはデータ、馬・騎手能力、調教、血統、メイチ度など全てを重視します

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