【京成杯オータムハンデキャップ 2022】最終予想
どうも、工藤新一です
今週の日曜中山メイン「京成杯オータムハンデキャップ(G3)」の最終予想記事になります
今週から自分にとってもホーム競馬場でもある中山競馬場での開催がスタート。出来る限りは現地に行こうと思っています!
京成杯オータムハンデキャップ(G3)と言えば例年までは差し馬の決着が目立っていましたが…2019年以降からやや傾向が変わっており、近3年の逃げた馬の成績は↓
2021年 コントラチェック 2着(12番人気)
2020年 スマイルカナ 2着(3番人気)
2019年 トロワゼトワル 1着(4番人気)
と、開幕週の芝コースらしく前有利になってきている印象。今年のメンバーを見た感じでは近走逃げて結果を出しているベレヌス×鞍上・西村or前走は逃げて穴を空けたシュリ×鞍上・津村がハナ主張してきそうですが、共にトップハンデの57キロでの出走は気になるところ。開幕週とはいっても超が付くほどの高速馬場ではないでしょうし、ここは行集団を見ることが出来るような持続性のある差し馬を軸にチョイスし、相手に先行勢に印を回して勝負していきたいところ
という訳で、予想です!
京成杯オータムハンデキャップ 2022 予想
◎ファルコニア
○インテンスライト
▲コムストックロード
☆シュリ
△ベレヌス
△タガノディアマンテ
△シャーレイポピー
△ミスニューヨーク
△ミッキーブリランテ
△ルークズネスト
◎ファルコニア
やや勝ち切れない面があるものの総合力の高さ+鮮度の削がれてないディープインパクト産駒という点は魅力で、今年に入ってからも馬券内を外していない堅実派という事を考えれば軽視はできない一頭
血統的には母カンビーナとやや長距離への適性が高そうな印象もあるのですが…4走前の初マイルを走ってからは芝1600戦では(0.1.2.0)で全て勝ち馬から0.2秒差と結果を出せているのは好印象
前走の中京記念(G3)ではやや不利な外枠に入りましたが、好スタートからすぐに好位に取りつくと中団で競馬を進めて4コーナー手前で押し上げるように追走。逃げたベレヌスがそのまま勝つレースとなり最後はカテドラルに差されての3着でしたが、この馬なりの自力は示すことの出来た一戦でした
3走前の六甲ステークス(L)を見ても最後は勝ち馬エアロロノアに切れ負けしてしまったのですが、この時のメンバーはカレンシュトラウス、スマートリアン、ウインカーネリアンといった骨っぽい相手が揃っており、マイル2戦目だった事を考えても評価出来る内容だったはず
キレる脚がないので、中団からジワっとあげてきそうなイメージで乗れる鞍上・吉田隼人もそこまで悪くはないはず。頭までは厳しいにしてもこのメンバーなら上位に来れていいはずでしょう
○インテンスライト
先行力が持ち味で中山芝コースを得意としており、前走の東京芝コースからの舞台替わりは確実にプラスになってきそう
特に良かったのは2走前のダービー卿チャレンジトロフィー(G3)で、外差しが決まる馬場だった事を考えても同馬は中団の好位で競馬を進めて最後の直線ではやや内寄りを突いたことで外差し勢との差が出たという一戦。勝ち馬からは0.4秒差でしたし、得意の中山芝1600mだったら重賞でも十分にやれる能力を示せたレースでした
3走前の幕張ステークス(3勝クラス)では逃げるオパールシャルム、2番手のハーモニーマゼランを見ながらの3番手追走の競馬。最後の直線でまとめて2頭を楽な手応えで交わしてそのまま勝利は着差以上の余裕を感じる内容でした
今回も逃げ馬を見つつの競馬になりそうですし、斤量54キロで挑めるのは魅力。この舞台でこそ買いたい馬ですし、しっかりポジションを取っての粘り込みに期待
▲コムストックロード
まだまだ未知数な3歳の牝馬ですが、前に行ける脚質と斤量51キロは魅力的な一頭。近走は1400m以下のレースへの出走がメインだったのですが、スピードを活かせる開幕週の中山という点はそこまで条件的には悪くない印象
前走の福島テレビオープン(OP)にしてもスタートでやや出遅れるロスがあった事でインで包まれて先行出来ずといった展開となり、最後の直線では馬場の悪かった最内を突いて伸びていましたが、勝ち馬オパールシャルムから0.3秒差での4着なら仕方なしという結果でした
2走前のパラダイスステークス(L)では好スタートからしっかり3番手をキープしつつ最後は荒れ気味だったインを嫌って馬場の真ん中を通りましたが、結果的には同馬より更に外を回った馬が優勢となったといった感じ。勝ち馬リフレイムも決して弱い馬ではないと思うのが個人的な見解ですし、斤量50キロの恩恵があったとは言え古馬相手にやれていたことを考えれば上出来な内容
鞍上・柴田大知も前の意識はあるはずでしょうし、スピードを活かして前で競馬が出来ればという条件にはなってきますが…ここは期待の方が大きい一頭です
☆シュリ
前走の関谷記念(G3)でも重い印を打って馬券も取らせてもらいましたが、その時の予想記事にも「近走は全く振るってない実績ではありますが…本来の先行策が取れずに結果になってない印象があり、能力的には重賞でもやれる力は持っているはず」と記載したように、決してフロックではなかったはず。レース的には600m通過36.2秒→800m通過48.4秒のスローに落とし込んでの逃げでしたが、4F戦に持ち込んでからは覚醒後のウインカーネリアンに交わされての2着でしたが、勝ち馬が強かっただけで、ダノンザキッド、スカイグルーヴの猛追を凌いだのは評価できる内容でした
2走前のメイステークス(OP)では行きたい馬に前を譲る形になり中団後方よりでの競馬を選択。道中は行きたがる面を見せており、コーナー手前では一気に先頭まで押し上げており、終わってみれば差し決着となった中で中盤で脚を使った事が響いており、最後の失速は仕方なしといった感じのレース
まだまだ成長力の見込めるハーツクライ産駒ですし、引き続き鞍上・津村が乗るのであれば逃げor2番手での競馬が濃厚。前に行ってこその馬なので、ここは積極策を打てればもう一丁があってもいいかもしれません
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