【金鯱賞 2022】最終予想
どうも、工藤新一です
今回は日曜の中京メインレース「金鯱賞(G2)」の最終予想記事になります
大阪杯の前哨戦に位置付けされてからは、G1クラスの馬がこぞってここを叩きに使ってきているレース。今年も好メンバーが揃いましたし、見ごたえは十分
人気想定は4歳世代の上がり馬で4連勝中のジャックドール、去年の大阪杯(G1)勝ち馬レイパパレになってきそうですが、どちらも前に行く脚質というのは気になるところ。今回は内枠に入ったギベオン、ショウナンバルディといったハナを取ってきそうな他の同型もいますし、ここは遣り合う形になって激流が生まれて前が総崩れになる可能性まで視野に入れていきたいところ
という訳で、予想です!
金鯱賞 2022 予想
◎シャドウディーヴァ
○ソフトフルート
▲ランブリングアレー
☆サンレイポケット
△ポタジェ
△ジャックドール
△レイパパレ
△ステラリア
△ショウナンバルディ
◎シャドウディーヴァ
東京巧者な同馬ですが、中京芝コースも似たようなコースとなっており、左回り+長い直線は追えば追うほどに伸びる末脚のタイプはいかにも合いそうな印象
6歳になりましたが、まだまだ成長力の見込めるハーツクライ産駒な点では今年も活躍には期待したい一頭
前走の有馬記念(G1)は見せ場もなくの惨敗でしたが…能力で負けたというよりは適正がやや厳しかったという感じ。さすがに相手レベルが悪かったレースですし、右回りの中山芝2500mはこの馬にとっては適正外の一戦
評価したいは2走前のジャパンカップ(G1)で好スタートを決めてからは3番手に付けるまさかの展開。アリストテレス、ワグネリアンを見る形で前目+インをロスなく回っており…最後の直線では一瞬オッと思わせる手応えで上がってきましたが、上位を占めた馬達の末脚に屈したという内容。それでも勝ち馬コントレイルはともかく2着オーソリティ、3着オーソリティとはそこまで差のない競馬だったはず。もうちょっと溜める競馬をしていれば更に上位はあったはずでしょう
そして3走前の府中牝馬ステークス(G2)は約2年半ぶりの久しぶりの勝利となったレースでしたが、最後方待機策から、最後の直線だけで一気に他の馬を抜き去っての勝利。上りは33.1秒をマークしており、まだまだ成長の余地を見せるような内容でした
展開の助けはそれなりに必要なタイプなのですが、そこまでスローに落ち込みそうにはないでしょうし、鞍上・福永となればしっかり作戦を組み立てて乗ってくれそう。いつもの末脚さえ使えれば上位に入ってこれるはず
○ソフトフルート
それなりの善戦が続いていますが、鮮度の削がれてないディープインパクト産駒で人気薄という立場で挑めるのは魅力的な一頭
血統的には半姉には重賞馬ミッドサマーフェアが居る良血馬で中距離を得意としている点を考えればここへの適性は高そうな印象。前走の愛知杯(G3)では今回と同じ中京芝2000m戦でしたが…やや後方に構えすぎており、最後は上がり最速をマークするも4着まで。ただそこまで悲観するような内容ではなかったですし、勝ち馬ルビーカサブランカや2着のマリアエレーナなどは上手くインを立ち回っての好走に対して同馬は一番外を回っており…当時のイン有利だった馬場を考えても「負けて強し」というレースだったのは明らかだったはず
2走前のエリザベス女王杯(G1)にしても最後はしっかり末脚を使っており、展開こそ差し有利とりましたが…勝ち馬から0.4秒差での4着なら上出来
引き続き鞍上・岩田望来で…今回は一気に人気落ちする事を考えれば妙味的にも勝っておきたい存在ですし、そろそろ馬券内があっても良い頃合い
▲ランブリングアレー
去年から本格化した印象を受けており…個人的にはエリザベス女王杯(G1)でも本命を打ったので、人気落ちした今こそ買い時な一頭でしょう
ディープインパクト産駒で母ブルーミングアレー(母父シンボリクリスエス)は中距離で好走が目立っており、距離2000mは守備範囲。陣営も「中京2000はいいイメージがある。広くて直線が長いから紛れが少なく、1コーナーまでの距離が長いので枠の内外の不利もないから」と語っており、実際に愛知杯(G3)での2着と実績があることを考えれば問題はないはず
前走の小倉大賞典(G3)では斤量55.5キロと牝馬にとっては背負わされた印象でしたが…しっかりと立て直したような形での2着とまだまだ鮮度が削がれてない事を考えれば本格化の勢いそのままに挑める今回は良さそう。鞍上・藤岡康太が引き続き乗れるのも良さそうですし、前走からの斤量減はプラス材料
溜めてどこまで伸びてこれるかという感じになりそうですが…スムーズな運びさえ出来れば能力的にはここでもやれていいはず
☆サンレイポケット
こちらも強烈な末脚を持っており、去年の同レースでは勝ち馬から0.2秒差の6着と左回り+長い直線への適性は高い一頭
前走の京都記念(G2)は逃げたアフリカンゴールドがそのまま勝利したような稍重の馬場での特殊な舞台でしたが、いつも通り後方から競馬を進めて最後の直線では上がり2位となる33.8秒を繰り出しての3着。そこまで得意ではない右回りの阪神芝コースだった事を考えれば上出来ともいえる結果でしょう
2走前のジャパンカップ(G1)では一線級を相手にいつもの末脚を引き出して最後は食い込む形での4着と見せ場を作っており、やはり最後に使える脚は本物という印象を受けました。何といっても3走前の天皇賞・秋(G1)では現役最強馬のエフフォーリアが勝ったレースですし、2着はコントレイル、3着にはグランアレグリアといったハイレベルな相手の中でこちらもしっかり脚を伸ばしての4着
今回はそれなりに強いメンバーが揃ってはいますが、さすがにエフフォーリア、コントレイル程の馬は居ないですし、これまで戦ってきた相手レベルを考えれば普通に上位。鞍上・鮫島克駿もこの馬のことは手の内に入れている感じもしますし、差しが優位に働く展開と予想しているからには重い印は打っておきたいところです
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