【エリザベス女王杯 2021】最終予想

公開日: 

どうも、工藤新一です

今回は秋の牝馬同士のG1「エリザベス女王杯(G1)」の最終予想記事になります

今年も去年同様に阪神開催。近5年は全て外人ジョッキーが勝っており、2200mという距離からも騎手の手腕も問われてくる舞台。黄金世代と言われる現3歳からはアカイトリノムスメ、ステラリアも参戦してきますが…今年はやや混戦。ここは紛れも見込めると見て穴っぽいところから攻めたいですね

という訳で、予想です!

エリザベス女王杯 2021 予想

◎ランブリングアレー
○ソフトフルート
▲アカイトリノムスメ
☆クラヴェル
△ウインキートス
△レイパパレ
△ウインマリリン
△ステラリア
△アカイイト
△ロザムール
△テルツェット

◎ランブリングアレー

血統的にはディープインパクト産駒で母ブルーミングアレー(母父シンボリクリスエス)は中距離で好走が目立った馬だった事を考えればここでの距離延長はプラス。適正距離は2000m前後でしょうし、どちらかと言うならば非根幹距離が合いそうなタイプ。戦歴からも過去に同レースを勝った『マリアライトに似たような雰囲気』があり、ここは一撃の末脚に賭けて本命で勝負

個人的には前走のオールカマー(G2)でも本命を打ちましたが…結果は7着。とは言っても内容的には先行のインが有利となった展開の中で同馬はワンテンポ遅れる形で外を回っており、さすがに届かないタイミングの仕掛けとなったという負け方。それでも最後はしっかり脚を使っており、距離は問題なさそうな印象を受けました

2走前のヴィクトリアマイル(G1)は勝ち馬のグランアレグリアの強さが際立ったレースではありますが…1000m通過が57.6秒でハイペースとなった中で最後の直線では上り33.2秒を繰り出しての2着。そこまで得意ではないマイルで結果を出せた事は収穫ですし、言うても負かした相手にマジックキャッスル、レシステンシア、ダノンファンタジー、マルターズディオサなどの牝馬屈指のタレントが揃っておりレベルは高かった一戦。阪神芝コースでの成績は(1.1.0.1)で勝った垂水ステークス(3勝クラス)では先行して抜け出してからは2着のショウナンバルディには1馬身半差を付けての完勝

厩舎力の高い友道厩舎に加えて、同馬には乗り慣れている鞍上・吉田隼人という点も問題なし。本格化してからも常に人気以上の着順で来てくれる妙味特化タイプという点も良さそうですし、ここは穴人気もそれなりで収まるなら自信を持っての本命でいきたい一戦です

○ソフトフルート

人気薄のディープインパクト産駒という立場で挑める点ではかなり面白し一頭。血統的には半姉には重賞馬ミッドサマーフェアが居る良血馬。芝2200mでは(1.1.0.1)と得意としている距離で着外だったのは去年の同レースという事を考えれば今年はチャンスがあってもいいはず

その去年のレースを見てても好位で立ち回って正攻法の競馬に徹しましたが…最後は上位勢の末脚に屈したという内容でした。その上位を占めていたのはラッキーライラック、サラキア、ラヴズオンリーユーと言ったハイレベルな牝馬が相手だった事を考えても0.6秒差の6着なら上出来ともいえる結果

3歳時には初めての古馬対決となった夕月特別(2勝クラス)では好スタートを決めてからスッと後方に下げて中団より後ろ目の後方3番手のポジションでじっくり脚を溜めて最後の直線ではインから鋭い末脚で抜け出しをはかると上り最速となる34.3秒で勝利と味のある内容。良馬場で1000m通過が1分01.8秒とスローペースで逃げたダンツイノーバ、2番手のカサーレが2、3着となる前有利の決着の中を4馬身差をつけての完勝ですから強い勝ち方でした。秋華賞(G1)では出遅れて後方からの競馬になりましたが…上り3Fのタイムはメンバー最速の35.7秒での3着とデアリングタクトに迫る競馬。この時から「今後の牝馬の中距離路線では面白くなりそう」と感じていたので…気付かれないまま今年もこのレースに出走できるなら買いでOKという感じの一頭

デビュー時から馬体重は20キロ近く増えているのは成長分でしょうし、まだまだ鮮度の削がれてないディープインパクト産駒なら勢いのままに上位に来れてもいいはず。鞍上・岩田望来もG1では振るわないのですが…追えないジョッキーではないと思うので、そろそろ穴を空ける順番が回ってきてもいい頃合いでしょう

▲アカイトリノムスメ

人気にはなってきそうですが…鮮度の削がれてないディープインパクト産駒で更には黄金世代と言われている現3歳の中でも実績トップの馬がここに出てくるなら素直に上位評価といった感じで3番手

個人的には前走の秋華賞(G1)でも本命を打っていますし、人気を被ってしまう事以外では嫌う理由は特にないのかなと。爆発的な瞬発力があるというよりはジリジリと長く良い脚を使えるタイプで陣営も2歳時から「レースが上手」と言うように立ち回り力にも優れており、パワーも兼ね備えながらも最後は確実に脚を使える安定型。これまでの戦歴を見ても大きく崩れたことがなく…まだ幼さが残った新馬戦こそ7着でしたが…その後は未勝利戦→1勝クラスと勝ち上がり重賞も制覇→桜花賞(G1)4着→オークス(G1)2着→秋華賞(G1)1着とクラシック皆勤でありながらも全て上位と総合力の高さはここでも驚異になってくるはず

問題となるのが距離の壁なのですが…本質的にはベストの距離は1600mですが、2400mのオークス(G1)でも2着に来ており前走の秋華賞(G1)で阪神芝コースも克服。オークス(G1)ではソダシをマークするような形で中団追走から最後の直線ではやや進路が詰まっており、ゴール手前で追い出してからは上り3位となる34.4秒を繰り出しての2着。最後はユーバーレーベンにこそ外から差し込まれましたが…インで苦しんだ分を考えればこちらも負けて強しという内容。次走の秋華賞(G1)は外目から好位をキープして最後の直線では早めに抜け出しを図ってからはファインルージュ、アンドヴァラナウトを凌いでの完勝とここに来て馬はかなり良くなっている印象を受けました

人気の立場になってどんな競馬をするのかは気になりますが…おそらく最内枠に入ったレイパパレをマークしつつ好位をキープしてくるかと思うので持ち前の立ち回り力を発揮して上位には入ってこれるでしょう

☆クラヴェル

後方からの一辺倒な競馬しかできないのですが…最後の末脚がハマれば食い込みでの3着ならありえそうなのがこの馬。エピファネイア産駒で母ディアデラマドレと良血で近3走は重賞を3連戦して2着→3着→3着と高いレベルで安定

前走の新潟記念(G3)では牡馬を相手にしており、斤量52キロ+外枠有利の展開もハマったとはいっても最後の末脚は光るものがあり距離はまだまだ伸びてもOKという印象でした。今回も鞍上・横山典弘の事ですから最後の脚に賭けるようなポツンをしてきそうですし、前が崩れるようななだれ込みの展開になるのであれば食い込みの可能性は考えておいたほうがいいはず

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  • 工藤新一(管理人)

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    競馬歴:10年

    職業:予想家

    趣味:お酒、ドライブ、旅行、映画、読書、楽しむこと

    座右の銘:一期一会

    予想スタイル:オッズの盲点をつき、いかに回収率を上げれるか。ファクターはデータ、馬・騎手能力、調教、血統、メイチ度など全てを重視します

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