【オークス 2021】最終予想

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どうも、工藤新一です

今回は5月23日(日)の東京メインレース「オークス(G1)」の最終予想記事になります

3歳牝馬にとって未知の領域となる府中2400mというタフなコースで行われる牝馬クラシック2冠目。過去6年の勝ち馬を見ても…デアリングタクト、ラヴズオンリーユー、アーモンドアイ、ソウルスターリング、シンハライト、ミッキークイーンなどその後も重賞での好走が目立つような実力がある馬ではないと勝ちきれない舞台

傾向としては逃げ馬or番手の馬の成績は(0.1.0.13)と全く振るわず。逆に近7年で上り最速を繰り出した馬に関しては(5.2.2.0)とパーフェクトな上に3年連続で勝利と超優秀。展開的にはコレといった逃げ馬も不在で、平均よりのスローペースが濃厚ですが…今の馬場状況を考えれば騎手心理的には前有利の意識が高まるのもいなめない印象。とは言っても持続力よりも瞬発力が問われるという舞台は変わらずで、例年通り上り最速を繰り出せそうな馬+好位をキープできる立ち回り力もあるような馬を狙いたいところですね

という訳で、予想です!

オークス 2021 予想

◎ククナ
○アカイトリノムスメ
▲エンスージアズム
☆ニーナドレス
△タガノパッション
△アールドヴィーヴル
△ファインルージュ
△ユーバーレーベン
△ステラリア
△ソダシ
△ファインルージュ
△ハギノピリナ

◎ククナ

血統的には父キングカメハメハ×母クルミナル(父ディープインパクト)という良血馬。とにかく非凡な瞬発力があり、桜花賞(G1)の時も重い印は打ちましたが…ルメールが乗っていた時よりも明らかに妙味増しな点も魅力。追えば追うほどに伸びそうなタイプ+速い上りも使えるという点ではこの舞台は合いそう。母クルミナルはオークス3着の実績があり距離延長も望むところ

前走の桜花賞(G1)では全く競馬に参加しないような後方待機策の競馬になりましたが、高速馬場で前のポジションを取った馬達にも分があり、動きた時には遅かったというレース内容。それでも最後はしっかり伸びており…サトノレイナスに次ぐ上り2位となる33.2秒の末脚を使っての6着なら上出来だったはず。ブログには書けなかったですが…この時の個人的なレース回顧では「次走買い馬」に指名しており、直線の長いオークスでは是非買いたい思ったほど

デビューから3戦連続で上り最速をマークしており、アルテミスステークス(G3)では今回の人気馬ソダシにこそ敗れましたが…後方からの競馬で最後の直線では上り最速となる33.4秒の末脚を使って猛追しており、スローペースだった事を考えればあのポジションから上がってこれたこと自体が驚異的ですし…もう一段階上のギアまでありそうな印象さえ受けました。その前のシンザン記念(G3)は大外枠でポジションを取り切れず前有利の展開の中での4着なら言い訳は出来る結果

鞍上・横山武史も乗れているジョッキーですし、前走の鞍上・藤岡佑介と比較しても今となっては鞍上強化とも思えるほど。データ的な面では桜花賞(G1)負けた馬の巻き返しはあまり見られないですが…今年はデータブレイクにも期待。枠に関しても1枠1番と好枠を引いており、最後の直線まではインで脚を溜めることが出来れば最後はしっかり弾けれると判断しました

○アカイトリノムスメ

父ディープインパクト×母アパパネ(父キングカメハメハ)とこちらも良血馬。更には生産ノーザンファーム×鞍上・ルメールで国枝厩舎となれば全てのブランドは揃ったとも言える一頭でしょう。本命と同様に桜花賞(G1)4着以下組ですが…今年はデータブレイクすると予想しているので対抗評価

東京芝コースに関しては(3.0.0.0)と負けておらず好相性。ディープインパクト産駒らしいキレがあり一瞬で抜け出せる瞬発力と追うほどに伸びそうな末脚は長い直線でこそ。前走の桜花賞(G1)ではソダシをマークしながら先行して抜け出しを図ろうとしましたが…早めに先頭に立った勝ち馬を捉えきれずという結果。勝負所でややもたつきながらも最後の直線では盛り返しを見せていた点からもまだまだ逆転は可能と言う印象を受けました

1600mの距離しか経験をしていないですが…そういった距離不安が囁かれる馬ほど好走するのがオークスという舞台。実際に母アパパネも距離が不安視されていた中で同レースを制していますし、この手の不安はいつも払拭してくれる国内最強の『鞍上・ルメール』なら完璧に立ち回って上位に来れるでしょう

▲エンスージアズム

小柄な馬体ですが…自在性があり相手なりに走れるタイプで、ディープインパクト産駒らしく安定した末脚は魅力。好位で競馬を進めてスパっと切れるような脚を使えるので瞬発力も問われるオークスという舞台は向きそうな一頭。言うても陣営は桜花賞(G1)よりもオークス(G1)を目標にしてきたと語っており、ここは人気も無いのであれば素直に狙いたいところ

言うても2走前のフラワーカップ(G3)ではユーバーレーベン、クールキャットにも先着しており、負けたレースに関してもスタートが決まらずという結果で明らかな敗因が分かっているので…まだまだ見限れないといった感じ

鞍上・岩田望来こそ重賞以上では買えないジョッキーかもしれませんが…この馬には3戦連続で乗っており手の内に入れているはず。今年は桜花賞(G1)を負けた馬達が上位を占めるという事になるのであればこの馬にもチャンスがあっていいはずでしょう

☆ニーナドレス

未知の魅力と言う面では2戦2勝のハーツクライ産駒のこの馬も気になる存在

前走の君子蘭賞(1勝クラス)は1000m通過が1分01.5秒のスローペースのレースでしたが…逃げ馬+番手の馬が前で楽に競馬を進める中でその一歩後ろから上り33.4秒のキレのある抜群の瞬発力を見せて差し切り勝ちと味のある内容。デビュー戦もいきなり未勝利戦でしたが…スタートで出遅れながらも外を回って差し切り勝ちを決めており、持っているポテンシャルは明らかに非凡

どこまで通用するかは走ってみなければ分からない感もあるのですが、人気にならないのであれば抑えたいところ

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  • 工藤新一(管理人)

  • プロフィール

    競馬歴:10年

    職業:予想家

    趣味:お酒、ドライブ、旅行、映画、読書、楽しむこと

    座右の銘:一期一会

    予想スタイル:オッズの盲点をつき、いかに回収率を上げれるか。ファクターはデータ、馬・騎手能力、調教、血統、メイチ度など全てを重視します

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