【先週の結果】エリザベス女王杯 レース回顧と次走狙い馬

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どうも、工藤新一です

早いものでもう11月も下旬に突入。今年に関してはコロナで特殊な1年だったのですが…本当にあっという間に過ぎたなぁと思う今日この頃。このまま有馬記念(G1)までノンストップで行きたいと思います!

という訳で、先週のブログに公開していた重賞結果・回顧を書いていきます↓

【エリザベス女王杯 2020】結果

1着 △ ラッキーライラック
2着 △ サラキア
3着 ☆ ラヴズオンリーユー

本命を打った◎ウラヌスチャームは荒れると思って狙いにいった形になりましたが…序盤は後方待機から4コーナー手前で外から一気に押し上げる競馬を選択。最後は失速しての13着でしたが…予想記事では「ポジションの上げどころが肝心になってきそうですが…人気薄で強気な乗り方をしてくれそうな鞍上・斎藤新にも期待」と書きましたが、この馬の持続性のある脚を活かす為にはやれることはやったのかなという印象。鞍上・斎藤新もレース後には「この馬の特性を考えてレースを運びました。この経験を糧に人馬ともに成長していければ」とコメント。高速馬場が合わなかった感もあり、時計の掛かるロングスパート戦では改めて見直しは出来ると思います。言うても成長力のあるルーラーシップ産駒ですし、勝つ時は強い競馬が出来るので…ハマった時の破壊力に今後も期待はしたいです

勝ち馬の△ラッキーライラックは大外枠はそこまで不利にはならないと思っていましたが、好スタートを決めてからは中団の好位をキープ。展開的には3番人気のノームコアが逃げるというやや想定外の流れにはなりましたが…1000m通過が59.3秒と高速馬場という事を踏まえてもやや速めの流れの中をしっかり脚を溜めており、4コーナーではウラヌスチャームが上がっていったのを追うように徐々に先行を捉える形で進出。最後の直線では抜群の手応えで上り33.9秒の末脚を繰り出しての勝利。これまでは先行策を取ってイン突きで結果を出していた馬ですが…今回はまた違ったパターンでの勝利と好内容。相変わらず鞍上・ルメールも完璧に立ち回っており、人馬一体での勝利だったでしょう。エリザベス女王杯(G1)の連覇というのはここ近年ではスノーフェアリーぐらいですし、これでG1は4勝目。クラシックは全て現役最強のアーモンドアイに屈したことを考えれば仕方のない結果でしたし、この馬も成績はすさまじく、次走は有馬記念(G1)で引退になりそうですが…出てくるのであれば面白い存在にはなりそう

2着の△サラキアですが、勢いのある時のディープインパクト産駒はいついかなる時でも無視は出来ないと言ったかんじで、2連勝からの充実ぶりを考えればここに来てまた復活したという印象。勝ち馬こそ強かったのですが、ラッキーライラックの後ろで脚を溜めつつ最後は4コーナーで外に持ち出して上り最速となる33.7秒で猛追。鞍上・北村友一もこの馬の持ち味をしっかりつかんでおり、レース後には「この距離でもかかることなく、有力馬の後ろでリラックスして運べました。勝負どころで勝ち馬が動いたのは見えていましたが、まだ早いと思って我慢しました。ラストはいい脚で来てくれましたが、この馬の特性を考えて乗ったレースなので悔いはないです」とコメント。ディープインパクト産駒らしくキレがあり、良馬場で走らせれば最後までしっかり伸びれるような安定感があるタイプ。大崩れがあったのは不良馬場や重馬場などやや言い訳は出来る舞台ですし、ある程度は舞台設定は選びそうですが、展開不問で伸びてこれる脚は評価したい一頭です

3着の☆ラヴズオンリーユーですが、予想記事で「とにかく相手なりに走れていて大崩れがないタイプ。2000m以上の距離では(2.1.1.0)と好安定しており、言うても去年のオークス(G1)ではカレンブーケドール、クロノジェネシスを完封している力関係からも牝馬同士の対戦となれば能力は上位」と書きましたが…ここでも崩れることなく好走こそできましたが…決め手には欠けるような印象。ラッキーライラックのすぐ後ろに付けて同じように上がっていきましたが…最後に届かなかった+サラキアに差されたのは決めて不足が露骨に出てしまったかなという感じでした。鞍上・ミルコは「3コーナーでもっとスムーズに行きたかったです。ルメール騎手が先に行ったので、ペースもこれでいいかと考えたけど、思ったよりも(外へ)曲がっていました。直線で捕まえられそうだったけど、坂で止まりました」とコメント。坂だけが敗因とは思えないですが…本質的にはもう少しゆったりと回れる東京芝コースが合っていそうですし、中1周でジャパンカップ(G1)に出るのであれば可能性はあるかもしれないです

4着のウインマリリンは3歳勢の中では最上位となる結果。スタートはしっかり決めれており、出方を伺いつつ逃げるノームコアと番手のリアアメリアを見ながらの3番手からの競馬を選択。終始ロスのないインを追走し、最後は最内から一瞬の脚を見せましたが…力及ばずといった感じ。とは言っても上位との力関係があったとは言え力のあるところは見せていましたし、鞍上・横山武史も枠を考えてしっかり立ち回れおり、距離延長もプラスになったというレースっぷり。展開的には前が崩れる中で先行して残せている点は良く、今回こそ上位の瞬発力に屈していますが…スクリーンヒーロー産駒らしいロングスパート戦には向いてそうな一頭。まだまだ成長の余地は残しているだけに今後には注目です

5着の△センテリュオについては、先に仕掛けた上位勢と比較してもやや仕掛けが遅く非常に惜しい競馬をしてしまった感じがあったのかなと。鞍上・戸崎は好スタートを決めてからは無理させずに後方待機を選択しており、脚を溜めて弾けさせる競馬をしたのですが…届かずの内容。レース後には戸崎自身も「良いところを取りたかったのですが、後ろになってしまいました。最後はスムーズに前に来られた馬たちの後ろから伸びているので、もう少しポジションが前なら違っていたと思います」とコメントしており、積極的に運べていれば…と思ったはずでしょう。とは言っても能力は示した形ですし、これで去年の同レースから6戦連続で掲示板以内と好安定している成績。前走のオールカマー(G2)での勝利があるように、まだまだ衰えは見せていないだけに重賞での好走は普通にありそうな一頭です

6着の○ソフトフルートは予想の印で対抗を打っているように3歳勢の中なら最上位に来れるのはこの馬ぐらいかなと思っていたのですが…力及ばずといった感じの着差。まぁこのメンバー相手に先行してこの結果なら上出来といった感じなのですが、前が不利になった展開面と持ち味であるじっくり脚を溜める競馬が出来なかったのも痛恨。鞍上・福永はこの馬に乗るのは久しぶりでしたが…前走の秋華賞(G1)で見せた最後方待機とは違って今回は中団前目を追走。最後の直線では馬群の中をインを突くように伸びたのですが…上位勢とは脚色が違っていました。距離的には中距離がベストでしょうし、自己条件に戻してアッサリ勝利はあるかもしれないです

次走狙い馬 → センテリュオ

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  • 工藤新一(管理人)

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    競馬歴:10年

    職業:予想家

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    予想スタイル:オッズの盲点をつき、いかに回収率を上げれるか。ファクターはデータ、馬・騎手能力、調教、血統、メイチ度など全てを重視します

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