【先週の結果】菊花賞 レース回顧と次走狙い馬 天皇賞・秋狙い馬も!

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どうも、工藤新一です

先週はコントレイルが無敗の3冠馬となり盛り上がりましたが…世間的には過去のディープインパクトほど浸透していないような気がする今日この頃。やはり衝撃的な強さとスター性で言うならば現時点ではコントレイルよりディープインパクトのほうが上といった感じでしょうか

そして今週は、その「スター性」の高さなら現役屈指のものがあるアーモンドアイが天皇賞・秋(G1)に出走予定。ここを勝てばG1を8勝という史上最多の記録が掛かる一戦。ただ…今の府中の芝コースを見ても例年の秋ほどの超が付くほどの高速馬場ではなく、他の馬にも十分チャンスがあっていいはず。なのでアーモンドアイ以外で現時点での狙い馬候補はコチラ↓

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オッズ的な妙味も増しそうですし、2000mの距離も舞台もベスト条件。最近は大舞台では振るわない鞍上こそ不安ですが、狙いたい一頭

【菊花賞 2020】結果

1着 △ コントレイル
2着 ☆ アリストテレス
3着   サトノフラッグ

本命を打った◎ヴェルトライゼンデですが、道中は中団の後方をキープして前にコントレイルを置き有力馬を徹底マークするようなポジションを選択。ここまでは理想的な運びだったのですが、最後の直線では外に持ち出して伸びるかな…と思ったところでやや力を欠いての7着。鞍上・池添はレース後に「最初のコーナーに入ってから、勝ち馬を見られるいい位置を取れました。ルメール騎手の馬がガードしていたので、スムーズならチャンスはあると思っていたけど、3コーナーで先にこちらの手が動いてしまいました」とコメントしており、立ち回りこそ良かったのですが…今回に関しては完敗というレースだったでしょう。ドリームジャーニ産駒で半兄に菊花賞馬ワールドプレミアがいるスタミナ血統で条件の揃ったレースを着内に来れなかったのは悔やまれますが…グランプリレースなどでは見直したい一頭です

勝ち馬のコントレイルはここを勝って無敗の3冠を達成。単勝は1.1倍と全く妙味のないようなオッズでしたが…この手のレースは印の打ち方よりも買い方が重要だったのかなと思うような結果。ペースを考えれば外枠から大逃げを打ったキメラヴェリテが1000mの通過1分02.2秒→2000m通過2分04.8と淡々としたラップを刻みややスロー気味だったはず。その中を4コーナーまでは中団待機から最後の直線では前が開けた良いポジションを取ってそのまま突き抜ける勢いて上がって最後はアリストテレスとの一騎打ちを制しての勝利。どの馬も荒れていたインを避けるように回っており、必要以上の距離を走らされたのと適正面でやや3000mは長かったかなという印象。爆発的な瞬発力と先行出来るレースセンスには長けていますが…スタミナ勝負となるとやや疑問が残る感じ。矢作調教師もレース後には「二度と3000mを走らせることは無い」と語るように、適正距離は1600m~2000mぐらいでしょう。今後の古馬との対戦では府中の良馬場なら好走は当然できそうですが…海外レースや有馬記念のような舞台では脆さが出るかもしれないです。更には「無敗の3冠馬」という事で当然人気にもなりますし『妙味は一切ない』と断言できますので…次走狙うのはちょっと違う感じはしています

2着の☆アリストテレスですが、終わってみれば生産ノーザンファーム×ルメール強しという感じの結果。予想記事にも『「長距離は騎手で買え」という競馬の格言がありますが…やはり長距離G1と言う大舞台で菊花賞を2度勝利経験のある「鞍上・ルメール」は脅威になりそうな存在」と書きましたが、まさに完璧な立ち回りを見せており、道中はコントレイルの外をしっかりキープしており、最後のコーナーでは同じように上がってきてゴール手前ではあわや勝ってしまうのかと思うぐらいの末脚を見せてくれました。上りのタイムは35.1秒と最速ですし、長距離への適正も高そうなレースでした。エピファネイア産駒で母父はディープインパクトとパワーがありタフな舞台もOKという奥深い血統的にも面白そうですし、天皇賞・春などを目指すのであれば楽しみな一頭です

3着のサトノフラッグは上位2頭とは3馬身半差を付けられる形にはなりましたが、コーナー通過順は14-15-15-14の後方待機で末脚を溜める競馬を選択して…最後の直線では馬場の中をしっかり伸びて上りのタイム35.2秒はコントレイルと同じ2位タイ。もともと重馬場の弥生賞(G2)を制している馬ですし…ディープインパクト産駒ですがタフな馬場が向いているような印象で、キレキレの良馬場よりも今回のややタフな馬場が合っていたという感じ。溜めれば脚を使えるような馬ですが、それなりに買い時は選びそうな感じです

4着のディープボンドは好枠だった4枠8番からスタートも好発進で序盤は5番手の好ポジションをキープ。4コーナーでは前に居た馬を射程圏内に捉えて良い手応えで上がっていったのですが、それよりも外に居た上位2頭には完封されたという感じでした。完璧に立ち回ったアリストテレスやじっくり脚を溜めたサトノフラッグには敗れたもののコチラもかなりの好騎乗を見せており、世代の中では上位の力は示せたでしょう。キズナ産駒で派手さこそないのですが…走っても人気にはならないような妙味馬タイプになりそうなので、これからも無印は禁物といった存在でしょう。距離は伸びても良さそうですし、跳びが大きいので小回りというタイプではないのですが…スタミナがあり持続性のある良い脚を使えるのでその手の馬が好走出来る舞台であれば狙っても良さそうです

6着のブラックホールは14番人気と人気こそ落としていましたが…言うても重賞勝ち馬ですし、そこまで見限られるような馬ではなかったはず。コーナー通過順は12-12-13-11と後方からの競馬でしたが、4コーナーでは大外を回って持ち前のパワーのある末脚を繰り出しましたが…追撃が及ばすというレース。上りのタイムは35.4秒と3位ですし、ゴールドシップ産駒でスタミナがありパワーの要する馬場は得意というタイプ。これまで乗っていた石川からわざわざ藤岡佑介に変えた陣営の本気度合いも感じましたし…この世代の中ではまだまだ戦える力は示せたはず

次走狙い馬 → ディープボンド

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  • 工藤新一(管理人)

  • プロフィール

    競馬歴:10年

    職業:予想家

    趣味:お酒、ドライブ、旅行、映画、読書、楽しむこと

    座右の銘:一期一会

    予想スタイル:オッズの盲点をつき、いかに回収率を上げれるか。ファクターはデータ、馬・騎手能力、調教、血統、メイチ度など全てを重視します

    詳しいプロフィールは→こちら

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