【菊花賞 2020】最終予想
どうも、工藤新一です
今回は牡馬クラシック最後の1冠を賭けての戦い「菊花賞(G1)」の最終予想記事になります
無敗の3冠に王手が掛かるコントレイルに最大の注目が集まっていますが…先週はデアリングタクトが牝馬3冠を無敗で達成しており、コントレイルまで無敗での3冠になればまさに歴史的な1年になるという感じ!
ただ・・・
当然ですが、コントレイルはグリグリの1番人気なので馬券的な妙味な無い馬ですし、先週の秋華賞(G1)の記事でも書いたように、こうゆう時は大衆心理の逆。つまりは「コントレイルが負ける方にBET」が期待値は高い一戦でしょう
という訳で、予想です!
菊花賞 2020 予想
◎ヴェルトライゼンデ
○ガロアクリーク
▲マンオブスピリット
☆アリストテレス
△コントレイル
△ディアマンミノル
△ロバートソンキー
△バビット
△ディープボンド
△人気ブログランキングへ (穴推し!)
◎ヴェルトライゼンデ
逆転候補として最後の1冠を奪取するならこの馬。叩き良化タイプでしっかり前哨戦を使ってここに標準を合わせて来たのは好材料でしょう
前走の神戸新聞杯(G2)からは唯一の「次走狙い馬」に挙げましたが、その時のレースは不利な外枠の17番でしたが、スタートしてからは鞍上・池添もゆっくり落ち着かせて無理させずに中団より後ろの後方5頭目あたりを追走。最後の直線まで末脚を温存する形になり、当日は伸びていなかった芝コースの外目を回りながらも上りのタイムは最速となる35.4秒で駆け上がってきており、コントレイルこそ前に居ましたがライバルよりも速い上りを使ってますし、内容的には2着でも負けて強しという感じだったのは明らかでした
2走前の日本ダービー(G1)でも前にコントレイル、サリオスという怪物2頭が居ましたが…中団に付けて最後はジワジワと伸びるような脚を使っており、最高峰の舞台で世代の中では能力は上位という事を示せた一戦
血統的にはドリームジャーニー産駒の奥深さに加えて半兄に菊花賞馬ワールドプレミアが居るようにスタミナは豊富で距離延長はOKという馬。陣営もクラシックの中では「菊花賞が一番合う」と豪語しており、大舞台でこその鞍上・池添×池江厩舎なら期待を込めたくなるような馬。ここは強敵こそいますが、逆転は可能と判断しました
○ガロアクリーク
短距離のイメージが強いキンシャサノキセキ産駒という事でやや人気は落としそうですが、母父キングマンボですし…これまでの走りを見ても距離は何とか大丈夫そうな印象。皐月賞(G1)のレース回顧の時にも「適正距離は1800m~2000mぐらいがベストな気もしますが、あの脚を見る限りではまだまだ距離は伸びてよさそう」と書きましたが…どの馬にとっても未知数な今回の3000mならチャンスはあってもいいはずで、枠も1枠2番とロスなく運べそうなところを引いたのは好材料
使われつつ良くなるような馬で、前走のセントライト記念(G2)はまさに前哨戦というような叩き台のレース。内容的には3番手からの競馬でしたが、逃げたバビットが作った1000m通過が1分02.6秒というスローで楽をされた感じもあり、ここを叩いて状態が良くなっているのであれば本来の力は発揮できるでしょう
2走前の日本ダービー(G1)にしても最後は良い脚を使って伸びておりヴェルトライゼンデとは0.1秒差の6着なのであれば評価できる内容。とにかく跳びが大きくて溜めれば弾けるタイプで、自在性のある脚質と言う点では舞台設定も悪くはなく、走っても人気にはならない妙味のある存在なのでここは上位に取りたいところ
▲マンオブスピリット
長距離には強いルーラーシップ産駒で、エンジンの掛かりが遅いタイプではありますが…この距離延長はプラスになってきそうな一頭
日本ダービー(G1)こそ16着でしたが、京都新聞杯(G2)からの連戦の疲れもあり末脚も不発だったという内容。今回は前哨戦を使いつつ立て直しを図っていそうですし、陣営もダービー以前から「長いところを使いたい」と言っていたようにクラシックの中ならここを狙いすましたかのようなローテーション。更には京都実績があるという点では舞台設定も悪くはないでしょう
その得意としている京都芝のレースですが、京都新聞杯(G2)では最速の上りのタイムで2着に来ており、まだまだ長いところでもやれそうな雰囲気さえ感じたレース内容。未勝利は楽勝しており次走のつばき賞(1勝クラス)では後に毎日杯(G2)で3着となるダノンアレーが逃げた展開となりそのまま逃げ切ると思わせたところ最後は後方でしっかり脚を溜めていた同馬が上がり最速で差し切っての勝利とこちらも味のある内容。いずれも京都芝コースでいいレースは出来ているので今回は枠も2枠4番と良いところを引いた印象で、じっくり溜める競馬が出来れば最後は弾けてもいいはずです
☆アリストテレス
「長距離は騎手で買え」という競馬の格言がありますが…やはり長距離G1と言う大舞台で菊花賞を2度勝利経験のある『鞍上・ルメール」は脅威になりそうな存在
夏の上り馬という立場で挑む今回ですが、格上げ挑戦でもしっかり結果を出すタイプの多いエピファネイア産駒という点は魅力。前走の小牧特別(2勝クラス)では3番手追走から楽な手応えでしっかり伸びて同世代のフライライクバードや古馬を完封。2走前の出雲崎特別(1勝クラス)では3ヵ月ぶりの実戦で馬体重はプラスの12キロでしたが、こちらも2着には2馬身半差を付けての勝利と、成長を感じさせる内容
通算成績は(3.4.0.1)とそれなりに走っても大崩れはしておらず、相手レベルが一気にあがった今回のレースですが、生産ノーザンファームの馬にルメールが乗っているのであれば無視は出来ない一頭になるでしょう
あとは穴推し馬として挙げたい馬が一頭。上がり馬という立場ですが、前走の内容的には馬場の悪いところを走っても伸びており良馬場なら更によくなりそうな雰囲気を感じました。スムーズに先行出来そうなメンバー構成ですし、長距離のレースでこの人気の鞍上も怖い存在→人気ブログランキングへ
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