【秋華賞 2020】最終予想

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どうも、工藤新一です

今回は牝馬クラシック最後の1冠をかけての戦い「秋華賞(G1)」の最終予想記事になります

今年の注目点はやはり牝馬では史上初となる「無敗での牝馬3冠達成」がかかったデアリングタクトの存在でしょう

現在(17日土曜・19時)は1強に近いオッズで・・・

単勝1.1倍

複勝1.1倍

2年前のアーモンドアイが3冠に挑んだ時も同じことを書きましたが、仮に絶対に来ると思っている馬でも、この圧倒的支持率の単勝や複勝を買う事に妙味はないですし…それに競馬に絶対ははありません

なので結論的な事を言ってしまうと、デアリングタクトの馬の能力はともかく馬券的な期待値+オッズの妙味的な面で考えた時に「デアリングタクトが負ける方にBET」する方が得策だと判断して今年の秋華賞には臨みたいところ

という訳で、予想です!

秋華賞 2020 予想

◎マルターズディオサ
○ソフトフルート
▲マジックキャッスル
☆クラヴァシュドール
△デアリングタクト
△ウインマイティー
△ウインマリリン
△パラスアテナ
△リアアメリア
△ミスニューヨーク
△フィオリキアリ
△ムジカ
△オーマイダーリン

◎マルターズディオサ

前走の紫苑ステークス(G3)も含めてあらゆる場面で本命を打ってきましたが…爆発的な末脚を使えるデアリングタクトに勝つなら前に行く馬かなと思いまして、ここは本命で勝負

とにかく非凡なレースセンスの高さと自在性のある脚質は魅力。良馬場希望ではありますが、多少は時計が掛かってもOKというタイプなので土曜から降る雨の影響で稍重ぐらいになるのは問題ないでしょう

まずクラシックのレースっぷりを振り返ってみても、桜花賞(G1)→先行してそれなりのポジションを取りましたが…ドロだらけの重い馬場が合わずに失速という内容。優駿牝馬(G1)→前残りだった高速馬場の中を不利な外枠の8枠17番から終始外を走りつつ、最後は中団を追走から直線に向かいましたが…結果的には枠も響いた感じもありつつ外を回って伸びそうな感じで上がっての10着で最後に垂れたのはその前の重馬場での競馬での見えない疲労と2400mという適正距離の壁もあったかなという内容。と、どちらも言い訳の出来るクラシックだったという印象

前走の紫苑ステークス(G3)は好スタートを決めてからは逃げたショウナンハレルヤを可愛がる形での番手からの競馬を選択。開幕週の稍重で1000m通過が1分01.8秒なら若干遅いぐらいのペースで4コーナーではあっさり先頭に立ちそのまま押し切る形での勝利。正攻法で2着には1馬身以上の差を付けている点からも完勝といえる内容。夏場を休養に充てつつぶっつけ本番ではなくしっかり前哨戦を使っていてそこを勝利している点も好感は持てますし、機動力の高さと卓越したレースセンスは小回り向きで京都2000mの舞台設定も合いそう

大物を食らいそうな鞍上・田辺ですし、キズナ産駒で地味な非ノーザン系の生産となれば人気もしなさそう。ここは先行して抜け出しを図る形の競馬に期待

○ソフトフルート

鮮度の削がれてないディープインパクト産駒で人気が無いのであれば面白い存在。母父キングマンボと血統的にはいかにもここでは走りそうな血筋。半姉には重賞馬ミッドサマーフェアがおり距離も1800m~2000mぐらいがベスト条件

前走の夕月特別(2勝クラス)は古馬が相手で中京2000mでのレースですが…好スタートを決めてからスッと後方に下げて中団より後ろ目の後方3番手のポジションでじっくり脚を溜めて最後の直線ではインから鋭い末脚で抜け出しをはかると上り最速となる34.3秒で勝利。良馬場で1000m通過が1分01.8秒とスローペースで逃げたダンツイノーバ、2番手のカサーレが2、3着となる前有利の決着の中を4馬身差をつけての完勝ですから強い勝ち方を見せたという印象。勝ちタイムは2分ジャストでしたが、1週間前に同コースで行われた重賞のローズステークス(G2)とは0.1秒差なら世代レベルを踏まえても十分評価できる内容だったはず

土曜の傾向を見た感じでは外差しも決まる今の京都の芝コースで鞍上・藤岡康太もおそらく待機して末脚に賭けるでしょうし、最後に突っ込んでくるイメージで上位に来れてもいいでしょう

▲マジックキャッスル

ディープインパクト産駒で母ソーマジックと良血馬。大崩れが少なく、相手なりに末脚は発揮出来るタイプなので…この人気であれば上位に取りたい一頭

前走の紫苑ステークス(G3)では1枠2番の内枠からの競馬で緩めのペースを中団追走。4コーナーでは前が開けた馬群の外目を突っ切る形になりましたが…ホウオウピースフルに馬体をぶつけられたのも痛恨でしたし、やや伸びを欠いてしまったのは稍重となった馬場も影響したかなという結果。2走前の優駿牝馬(G1)は5着と健闘しており、進路の確保に手間がかかりつつも伸びていたインを狙って最後の直線では追えば追うほどにしっかり伸びていたので次に繋がるような内容だったはず

重馬場の桜花賞(G1)以外は全て掲示板以内で上り3Fのタイムも全て3位以内と追えば伸びるので、良馬場でこそという感じはあるのですが…紛れがあるなら安定した末脚で最後に3~5着以内なら上がってこれるはず

☆クラヴァシュドール

前走のローズステークス(G2)は少し嫌な負け方でしたが、言うても安定感がありレースセンスの高い馬

クラシックを振り返ってみると桜花賞(G1)→荒れていたインの馬場を果敢に突いて上り2位となる37.1秒で走れており、外を回った勝ち馬デアリングタクトとポジションが変わっていたらもっと上位に来れていたという内容。優駿牝馬(G1)→先行策での競馬をしましたが…最後の失速は初めて経験した2400mの距離が長かったのと重馬場だった桜花賞(G1)での見えない疲れもあったという感じ。この時は陣営も「体重も栗東にいた時よりも減っていたので、3戦目でしんどかったのかなと思う」と話しており、前哨戦を使ってここに標準を絞ってきたのは好材料

嫌な負け方だった前走のローズステークス(G2)は馬体重もプラス18キロと減らした分をしっかり戻せており、好勝負になるかと思ったのですが…最後に脚が止まって5着。とは言っても前哨戦仕上げと考えれば次に繋がりましたし、好成績は右回りに寄っている点もプラス

言うてもサウジアラビアロイヤルカップ(G3)で怪物サリオスの0.2秒差の2着があり、阪神JF(G1)3着→チューリップ賞(G2)2着と本命を打ったマルターズディオサやレシステンシアとも接戦してきた存在。鞍上・ミルコこそ不調ですが…とにかく忘れた頃が怖いジョッキーなので、ここは上位に取りたい一頭です

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  • 工藤新一(管理人)

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    競馬歴:10年

    職業:予想家

    趣味:お酒、ドライブ、旅行、映画、読書、楽しむこと

    座右の銘:一期一会

    予想スタイル:オッズの盲点をつき、いかに回収率を上げれるか。ファクターはデータ、馬・騎手能力、調教、血統、メイチ度など全てを重視します

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