【先週の結果】スプリンターズステークス レース回顧と次走狙い馬

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どうも、工藤新一です

いよいよJRAが「東京、京都、新潟の3か所の競馬場で指定席の一部に限って観客の入場を再開」と発表!思えばコロナの影響で2月29日から無観客競馬だったので…約7ヵ月ぶり!

入場には事前にインターネットを通じて指定席券の購入が必要らしく、各競馬場では観客の距離を保つため指定席は全体数のうち2割から半分程度に限って使用するということで、東京競馬場の場合は全体のおよそ2割にあたる1047席が発売されるということですが・・・

「これ応募しても当たるの?」っていう倍率になりそうな気がしてならない今日この頃。とりあえず行ける日は応募だけして様子を見たいですね

という訳で、先週のブログに公開していた重賞結果・回顧を書いていきます↓

【スプリンターズステークス 2020】結果

1着 △ グランアレグリア
2着 ◎ ダノンスマッシュ
3着 △ アウィルアウェイ

まず勝ち馬の△グランアレグリアですが、ちょっと驚愕するレベルで強かったかなと。5枠10番と外差しが決まっていた中山芝コースを考えれば好枠でしたし、スタートは難なくこなして道中は後方2番手をキープ。モズスーパーフレアに競っていくような形で外からビアンフェが追走したことでペースがやや早くなった印象で、600m通過が32.8秒までは去年と同じペースなのですが、勝ちタイムは1分08.3秒とやや時計はかかるような馬場だったので、差し馬には展開的にも向いたかなと思います。それでもグランアレグリアに関しては爆発的な末脚を見せており上りのタイムは33.6秒と最速で、2着には2馬身差を付けての完勝。鞍上・ルメールもしっかり構えてこの馬らしい競馬をしたことが結果に繋がりましたし、まぁ大舞台では安定して買えるジョッキーなので、順当と言えば順当。レース後には「スタートはゆっくりで、1200mのリズムを見つけられず、後ろの位置になりました。心配しましたが、パニックになることなく、直線は凄く良い脚で伸びてくれました。ペースが速かったので、前の馬は止まりましたが、この馬はゴールまで、速い脚を使ってくれました」とコメント。これで1200m~1600mでは敵なしという印象さえ与えましたし、今回の馬体重プラス12キロは成長分。年齢もまだ4歳ですし、この先には楽しみしかないような一頭です

2着の◎ダノンスマッシュですが、今回は2枠3番と去年同様に鬼門とも言える枠を引きましたが…スタートでやや出負けしており、それをややリカバリーするかのようにポジションを上げて4番手をキープ。そこから直線に向かうまでは完璧に立ち回ったように見えましたし、4コーナーでは「勝った!」と思わせるぐらいの手応えはあったのですが…一頭だけ前に強い馬が居ただけという結果。鞍上・川田もレース後は「ゲートの難しい馬ですが、今日の状況では最善の形で良いポジションが取れました。良い内容のレースでしたし、成長を感じました。今日は相手がはるかに強かったということです」とコメントしており、スプリンターとしての実力は示せた内容。差し馬が有利の展開の中で4番手から残せたのは能力の高さ故ですし、ロードカナロア産駒らしい優等生さがあり、1200m~1400mなら安定して買えるタイプ。個人的には2年連続で同レースはこの馬に本命を打っていますが、悔いなしの一戦でした

3着の△アウィルアウェイは外差しの決まる馬場状態+8枠16番の枠順+展開の恩恵を一番受けたかのようなレース内容。道中は最後方からの競馬でしたが、特にポジションを上げることなく4コーナーまでは脚を温存して最後は大外を回って上り2位となる33.7秒を使っての入線。ややフロック視されそうですが…もともとはスプリント重賞勝ちのある実績馬ですし、やや坂を気にしてオッズ的にも舐められていたような印象もありました。ジャスタウェイ産駒の古馬なので、まだまだ未知数な部分もありますが…ハマった時の爆発力はありますし、当然ですが平坦のコースに戻ったら買いでOKでしょう

4着の△ミスターメロディは去年と同じ4着と惜しくも馬券外という結果でしたが…スプリンターとしてのポテンシャルの高さは証明出来た内容。道中は中団のポジションに付けていましたが4コーナーに向かう所で一気にポジションを3番手まで引き上げて自力勝負に持ち込もうとしましたが…最後は脚を溜めていた馬に差されるような形。とは言っても決して得意ではない右回りのコースで勝負をした結果だとは思いますし、鞍上・福永も「一発を狙うなら、こういうレースと考えていました。上手くレースはできましたが、上位の馬の決め手は凄かったです。力は出し切れたと思いますが、手前は今日も替えていません」とコメント。年齢的には5歳とまだまだやれそうですし、気は早いかもしれないですが…現時点では来年の高松宮記念(G1)では有力候補の一頭として考えたいところです

5着の☆クリノガウディーですが、それなりに重い印を打って狙いましたが…やはりまだ見限れないという感じで最後の直線では伸びており、この馬にとっても外枠というのはプラスになった一戦。時計の掛かる方が向きそうですし、1200mへの対応は出来ていますが…本質的にはマイルがベストかなという感じ。スクリーンヒーロー産駒らしいズブさがあり、地味さもあって人気にはならずに妙味のあるタイプなので…今後も重賞では抑え以上の評価は必要になってくるでしょう

6着の▲レッドアンシェルもこの馬らしい末脚に賭けるような競馬をしましたが、4コーナーでややダイアトニックに馬体をぶつけられる形になり…最後は伸びていましたが勝負どころのロスが響いたかなという感じ。更には今回はブリンカーを外したことで直線でも横に寄れる面を見せており…それなりに言い訳は出来る結果。中山芝1200mは初めてだったのですが…内容的にはそこまで悪く、次走にはそれなりに期待は持てるはず

次走狙い馬 → グランアレグリア、ダノンスマッシュ

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