【紫苑ステークス 2020】最終予想

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どうも、工藤新一です

今回は開幕週の中山競馬場で開催される「紫苑ステークス(G3)」の最終予想記事になります

去年も書きましたが、紫苑ステークスと言えば「牝馬重賞の中でも屈指の出世レース」になりつつある重賞。去年の2着フェアリーポルカは後に重賞を2勝し、3着のカレンブーケドールは秋華賞(G1)、ジャパンカップ(G1)を連続で2着

一昨年のノームコアは後にヴィクトリアマイルを日本レコードで勝利しておりその後も活躍。一昨年のディアドラはそのまま秋華賞勝利、2016年2着ヴィブロスも直行した秋華賞勝利と出世するならここ!といった感じでしょう

今年も同世代の2冠牝馬であるデアリングタクトこそ不在ですが、それなりにメンバーも揃っているので楽しみな一戦。天候では雨予報になっていますが…その辺りもポイントになってくるでしょう。という訳で、予想です!

紫苑ステークス 2020 予想

◎マルターズディオサ
○チェーンオブラブ
▲レッドルレーヴ
☆マジックキャッスル
△ウインマイティー
△ミスニューヨーク
△ショウナンハレルヤ
△ホウオウピースフル
△コトブキテティス
△シーズンズギフト

◎マルターズディオサ

個人的には桜花賞(G1)→優駿牝馬(G1)でも本命を打っていますが…非凡なレースセンスの高さと自在性のある脚質からしても混戦である今回は上位に取りたい一頭

多少は時計が掛かってもOKというタイプなので雨が降って稍重ぐらいになるのは問題なし。言うても実績的にはレシステンシアが勝った阪神ジュベナイルフィリーズ(G1)では2着+チューリップ賞(G2)勝ち馬ながらも人気にはならない存在なので妙味はあるような馬なのは明らかですし、実績なら世代トップクラス

優駿牝馬(G1)のレース映像は何度も観ていますが…前残りだった高速馬場の中を不利な外枠の8枠17番から終始外を走りつつ、最後は中団を追走から直線に向かいましたが…結果的には枠も響いた感じもありつつ外を回って伸びそうな感じで上がっての10着。とは言え悲観するわけでもなく、最後に垂れたのはその前の重馬場での競馬での見えない疲労と2400mという適正距離の壁もあったかなという内容。今回は距離短縮で舞台設定も合いそうなのは好材料。マイルだった桜花賞(G1)に関しては先行してそれなりのポジションを取りましたが…ドロだらけの重い馬場が合わずに失速というレース内容

着順だけ見れば終わった感もあるのですが…とにかくこの2戦は言い訳の出来るレースでしたし、巻き返しがあるならココしかないという一戦。夏場はしっかり休養に充てて陣営もここは狙ったかのような出走なはずで…中山は最も得意としている鞍上・田辺なら期待の方が高い一頭です

○チェーンオブラブ

前走の優駿牝馬(G1)から唯一「次走狙い馬」に指名した一頭なので、人気が無いのであれば尚更ここで狙わない訳にはいかないといった感じ

その前走ですが、道中は折り合いに専念しつつ脚を温存する形で最後の直線では大外を回って上り2位タイの末脚を繰り出しての6着と味のある内容。あの時は相手がデアリングタクトで更にはインが異様に伸びていた府中の馬場を踏まえても一番外を回った同馬は強かったという感じ。良馬場の左回りでこそ…っていう感じもあるのですが、中山芝コースではフェアリーステークス(G3)での2着があり、その時もスマイルカナが絶好枠から逃げる展開の中で後方からの上り最速となった末脚を遺憾なく発揮しての2着。ノーマークだった逃げ馬にしてやられた事を考えれば一番強かったのは明らかだったはず

負けて強しの競馬が続いていますが…成長力のあるハーツクライ産駒に加えて、中山重賞ではそれなりにやれる鞍上・石橋というのも悪くはないでしょう。雨で渋るかもしれない馬場への対応さえ出来ればといった感じでしょう

▲レッドルレーヴ

血統的なスケールからはこの馬も悔やまれない存在。言うても母はラストグルーヴで母父ディープインパクトとエアグルーヴの孫にあたるキングカメハメハ産駒

前走のフローラステークス(G3)では7着でしたが…直線で向かい風を受ける影響もありながら最後は失速こそしましたが…本質的には中山向きなので仕方なしといったレースでした。その前のフラワーカップ(G3)では中山芝1800mコースで中団から4コーナー手前で押し上げてからは勝ち馬に迫る勢いで猛追しての2着で、今回も人気になっているシーズンズギフトに先着なら上出来だったレース内容

中山芝コースは未勝利で馬群を捌く競馬で鞍上・ルメールが2000mを楽勝しており、その時の2着馬コトブキテティスや3着馬ルカ、4着馬アピテソーロも善戦を続けながらも未勝利は勝ち上がり相手レベルはそこそこといった感じ。新馬戦では2着でしたが3着以下には6馬身を付けており勝ち馬のフィリオアレグロも良血馬で次走の共同通信杯(G3)では3着と高レベルだったはず

良血ながらもオッズ的にも鞍上・三浦でそこまで目立たず美味しくなりそうですし、妙味はある一頭でしょう

☆マジックキャッスル

ディープインパクト産駒で桜花賞3着の母ソーマジックと良血馬。とにかく脚質の自在性がありレースセンスが高くて完成された馬といった感じ

前走の優駿牝馬(G1)では5着でしたが、最後の直線では追えば追うほどにしっかり伸びており、進路の確保に手間がかかりつつも伸びていたインを突いた鞍上・浜中も合っていました。今回は引き続き浜中ですし、実績ほどそこまで人気が被らないなら妙味のある存在。天候や馬場には左右されそうですが…多少の雨でも開幕週でやれるならチャンスはあるでしょう

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  • 工藤新一(管理人)

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    競馬歴:10年

    職業:予想家

    趣味:お酒、ドライブ、旅行、映画、読書、楽しむこと

    座右の銘:一期一会

    予想スタイル:オッズの盲点をつき、いかに回収率を上げれるか。ファクターはデータ、馬・騎手能力、調教、血統、メイチ度など全てを重視します

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