【先週の結果】札幌記念 レース回顧と次走狙い馬
どうも、工藤新一です
夏競馬も終盤戦。秋になればG1シリーズも開幕しますが…ビシッと弾みをつけていきたいですね。個人的にはスプリンターズステークス(G1)なんかは中山競馬場の重賞なので好きなレースの一つ
その前哨戦として行われるのが今週のキーンランドカップ(G3)ですが現時点の穴馬候補はコチラ→人気ブログランキングへ
先行力があり洋芝は得意舞台。能力的には劣りそうですが…馬券内なら残せてもいいかもしれません
という訳で、先週のブログに公開していた重賞結果・回顧を書いていきます↓
【札幌記念 2020】結果
1着 ○ ノームコア
2着 ◎ ペルシアンナイト
3着 ラッキーライラック
本命対抗決着にて的中!
◎ペルシアンナイトが差し切っていれば単勝やら馬単が跳ねていたので…最後の直線では「やったれ!」という気持ちで見ていましたが、まぁ勝ち馬が強かったかなと
その勝ち馬の○ノームコアですが、最後に末脚を爆発させるタイプで理想的な乗り方をした鞍上・横山典弘も完璧だったという感じ。展開的にはトーラスジェミニが想定通りにハナを取って600m通過35.8秒→1000m通過1分0.3秒と平均ペースぐらいの流れだったので絶好枠を活かして中団のインをキープしつつ最後の直線手前ではスムーズに外に持ち出してからは持ち前のスピードの持続性の高い上り34.5秒をマークしての勝利。洋芝も2000mの距離もいい方向に向くとは思っていましたが…内容的には完勝だったので今後に向けての視野は広がったはず。小回り2000mのスピードが活きる舞台だったり、府中のマイルはもちろんのことですが時計の出る良馬場が合いそう
2着の◎ペルシアンナイトにしても鞍上・大野が中団より後ろからのポジションで終始インを回って、最後の直線ではしっかり進路を確保して伸びきったあたりは立ち回りとしては完璧。予想記事でも「今年は枠順は2枠2番と内の良いところを引きましたし、出たなりにインで脚を溜める競馬が出来れば持ち前の持続性のある末脚で抜け出せそう」と書きましたが…まさにそのような競馬が出来たのでうれしい結果。言うてもG1馬ですし皐月賞(G1)2着、大阪杯(G1)2着の実績馬で6番人気は舐められ過ぎだったかなと。叩き良化タイプなので、この後の路線が気になりますが…右回りなのであれば普通に買いでOKでしょう
3着のラッキーライラックは先行力を活かす競馬をしようとトーラスジェミニを前に置く形で番手でのポジションになりましたが…最後はやや伸びを欠いたのは先行勢にとって展開的には苦しくなったからでしょう。鞍上・デムーロは「状態はとても良かった。ゲートもうまく出た。ペースが遅くなると困るのであの位置に行った。いつもは追い出しての反応が遅くても最後に伸びてくるが、きょうは思ったほど伸びなかった。休み明けの影響かな」とコメント。もうちょっと溜めを利かせる事が出来れば変わっていたかもしれないですが…ここでの3着は自力が高い証拠ですし、非根幹距離での大舞台ではまた走ってくれそうな気はしています
4着のポンデザールは前走の札幌日経オープン(L)が2着に4馬身差を付ける好内容でしたが…やや忙しさがったスピード競馬では向かずで、更にはここでは相手が一枚上だったかなという感じ。距離ももうちょっと長い方が向きそうで、どちらかと言うとスタミナが問われる舞台が良さそうな印象。鞍上・ルメールも「向こう正面から忙しくなった。距離は長い方がいいけど、ラッキーライラックからそんなに負けていないからね」とコメントしており、ハーツクライ産駒の良血馬だけにまだまだ奥が深そうなので…長距離を使っての覚醒待ちといった感じでしょうか
5着は10番人気のイェッツトでしたが、今回は上に居た馬のレベルが高かっただけで一発に賭けるような感じの後方待機から最後のインを突く末脚を見る感じではこのレベルでも十分やれる兆しは見せたかなと。前走からの距離延長はプラスになっていましたし、上りのタイム34.5秒はノームコア、ペルシアンナイトと同タイムの1位タイ。鞍上・横山武史は「しまいの脚が武器になるので、それを信じて競馬をしました。格上挑戦でこの内容ですし、重賞でもやれる力があります」とコメントしており、テン乗りだったのですがこの馬らしい乗り方は出来ていたのかなと思います
次走狙い馬 → イェッツト、ノームコア、ペルシアンナイト
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