【七夕賞 2020】最終予想

公開日: 

どうも、工藤新一です

今回は夏の到来を感じさせる「七夕賞(G3)」の最終予想記事になります

去年こそ福島芝コースは内が荒れていて外差しも決まっており、ミッキースワローが強烈な決め手を持って制したレースですが…先週と今日の土曜の馬場を見る限りでは先週のラジオNIKKEI賞(G3)では逃げた最内枠のバビットがそのまま逃げ切り勝ち、今日のメインレースのテレビユー福島賞(3勝クラス)も好スタートを決めたアユツリオヤジが逃げてそのまま一人旅の競馬で2着に5馬身差を付けての勝利と「逃げ・先行有利」の馬場状態

展開的には去年のマルターズアポジーのようにどうしても逃げたい馬が居ないので、出たなりのハナ争いとなりそうですが…逃げて勝利経験のある鞍上・レーンのジナンボー、外枠から果敢に先行策を取りそうな鞍上・ミルコのリュヌルージュの外人2は積極的な競馬をしてくれそう。ペースもそれなりに流れそうという事で瞬発力と言うよりは高い持続力を求められそうになってきそうで、更にはスピードを維持できる小回りへの適正も大事になってくるレースでしょう

とにかく今年も難解な一戦で荒れそうな気配があり、ここは3連係は印を増やして手広く狙いたいですね

という訳で、予想です!

七夕賞  2020 予想

◎ウインイクシード
○ブラヴァス
▲リュヌルージュ
☆オセアグレイト
△ノーブルマーズ
△アウトライアーズ
△バレリオ
△ヴァンケドミンゴ
△エアウィンザー
△ヒンドゥタイムズ
△ジナンボー
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◎ウインイクシード

先行して持続力のある脚質が持ち味で、前が有利の今の福島の芝コースには持ってこいという感じ。更には枠も1枠2番と好枠を引きましたし、ここは本命で勝負

去年の暮れに行われたディセンバーステークス(L)ではセダブリランテスが長期休養明けでいきなり勝った舞台で相手も悪かっただけで、今年に入ってからは中山金杯(G3)で2着に入るなど6歳になりながらも充実期を迎えたような晩成っぽさのあるマンハッタンカフェ産駒で、その時の勝ち馬トリオンフは順調なら大舞台でも好走出来そうな馬だっただけに高いレベルでもやれている点は強み

前走の福島民報杯(L)は1番人気で3着でしたが、重馬場も影響したように見えましたし、展開的にも前が苦しくなった中を粘り切ったレースっぷりはここでも通用すると見ていいでしょう。舞台設定に関しても福島芝コースは(1.0.1.1)で小回りはベストな舞台。その中でも着外で4着だったのは去年の福島記念(G3)ですが、あの時はハイペースを先行しており、前は総崩れとなったレースで4着なら上出来だったと言えるでしょう

鞍上・横山武史も今年に入ってからは同じウイン冠のウインマリリンで重賞を制して勢いにも乗ってきそうですし、「何とかタイトルを獲らせたい」と意気込む陣営の本気度からもこの夏のシリーズには全力投球なはず。そこまで雨は降ってほしくないようなタイプなので曇りのままならOKですし…ここは持ち前の先行力で馬券内に残す判断しました

○ブラヴァス

父キングカメハメハ×母ヴィルシーナと良血馬で血統的なスケールもありますので、ここは通用してきそう。佐々木オーナーの馬に鞍上・福永が乗るからには信頼回復の為にもここは強気な競馬をしてくれそうな点も良さそうで、好位より前で立ち回る可能性もありそう

問題なのは小回りの適正ですが、内容的に強かったのは札幌で走った時の1勝クラスのレースで、平坦でトリッキーな小回りの4コーナーの舞台で勝ち星がある点はプラス。その時は馬体重プラス16キロで迎えた一戦でしたが…終わってみれば他の馬をねじ伏せての完勝。その後も順調に勝ち上がって重賞出走となった新潟大賞典(G3)ですが、逃げた馬が止まらないまま勝利という流れ的にも厳しかったですし、直線の長いコースも合わなかった可能性があり、更には鞍上・柴山というのも荷が重かったかなと言える結果

オッズ的には今回人気となっているヒンドゥタイムズには2走前の但馬ステークス(3勝クラス )先着していながらも、そこまで被ってないですし、妙味アリの一頭ともいえるでしょう

▲リュヌルージュ

外枠の鞍上・ミルコならスタートしてからは好位で立ち回って4コーナー手前で一気に押し上げるような積極的な競馬をしてきそうですし、大崩れが少なくて相手なりに走れるタイプで器用さがありレースセンスがある馬なので…混戦の今回は鞍上を含めても印は上位に回しておきたい一頭

前走のマーメイドステークス(G3)では好位からインを狙う競馬をしましたが…鞍上・団野がレース後に「逃げ馬の後ろを取りたかったです」と言うようにもうちょっと前で競馬がしたかったというレース。それでも3着なら自力は示しており、中山牝馬ステークス(G3)組で見せた早い流れの中を驚異の粘りで2着に残したというのはフロックではなかったのを見せつけたという内容

夏は牝馬という格言があるように状態が落ちてないのであれば、引き続き重賞での好走も考えられそうですし、ここは斤量52キロの恩恵を受けて牡馬相手でも激走があっていいはずでしょう

☆オセアグレイト

一気に人気が落ちた感じもしますが、前走の目黒記念(G2)ではタフな東京芝2500mコースでやや早めに仕掛けたのも仇となっていましたし、外枠の16番から外を回っての競馬で0.6秒差の6着

そこまでキレるようなタイプではなく自ら動ける脚質と持続力があるような馬だけに今回の舞台設定もそこまで悪くはないでしょう

去年の夏の福島芝コースでは距離こそ違いますが、信夫山特別(2勝クラス)では先行して抜け出す強い競馬を見せており、能力的にはいつ重賞で好走しても不思議ではないポテンシャルがありな感じにも関わらずそこまで人気にならないなら妙味は増している一頭。言うてもルメールからの乗り替わりで懸念はされそうですが…この馬に関しては乗りなれている鞍上・野中がしっかり好位で立ち回れれば結果は付いてくるでしょう

あとは穴推し馬として挙げたい馬が一頭。近走はノーカウントとも取れる舞台設定ですし、今回の福島芝2000mは勝ち星もあるコースなので普通に買いで良さそう。鞍上も完全復活してきそうですし、下手すれば頭まで?と思わせる存在です→人気ブログランキングへ

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  • 工藤新一(管理人)

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    競馬歴:10年

    職業:予想家

    趣味:お酒、ドライブ、旅行、映画、読書、楽しむこと

    座右の銘:一期一会

    予想スタイル:オッズの盲点をつき、いかに回収率を上げれるか。ファクターはデータ、馬・騎手能力、調教、血統、メイチ度など全てを重視します

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