【ダービー 2020】予想オッズとレース展望 今年は2強!爆穴候補も!

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どうも、工藤新一です

今回は「ダービー(G1)」の予想オッズとレース展望についての記事になります

2020年の今年に関してはコントレイルvsサリオス『2強』というメンバー構成。どちらも2歳時にG1を制しており前走の皐月賞(G1)がワンツー決着。これといった新勢力も居ないので世代の勢力図は2歳時から変わっていないという印象

ただ・・・個人的には2強で思い出されるのは2010年のダービー。この年の1番人気は皐月賞(G1)を5連勝で勝ったヴィクトワールピサ、2番人気は無敗の4連勝で青葉賞(G2)を制したペルーサでしたが…終わってみれば勝ち馬は鋭い末脚を使って伸びた7番人気のエイシンフラッシュ

この事からも競馬って『2強で決まる!』って世間で言われている時ほど…2強では決まらないですし個人的にはコントレイル-サリオスの馬連の組み合わせは絶対に買わないような馬券。この決着になったら諦めるぐらいの気持ちで馬券的にプラスを目指すためにしっかり考えていきたいと思います

まずはnetkeibaによる予想オッズと人気上位馬についての見解です

ダービー 2020 予想オッズ

コントレイル     1.5
サリオス       3.4
サトノフラッグ    8.6
ワーケア       13.0
ガロアクリーク    33.0
ダーリントンホール  34.4
ヴェルトライゼンデ  38.2
ビターエンダー    48.5
アルジャンナ     51.5
ディープボンド    57.0
ヴァルコス      63.8
マイラプソディ    82.1
サトノインプレッサ  83.4
コルテジア      95.5
ウインカーネリアン  100.7
マンオブスピリット  152.3
レクセランス     257.4
ブラックホール    323.3

コントレイル

4戦4勝で無敗の皐月賞馬。既にディープインパクトの最高傑作とも言われる逸材

前走の皐月賞(G1)では最内枠からインで競馬を進めて最後の直線では外に持ち出して上り最速となる34.9秒での勝利。内容的には1000m通過が59.8秒とやや早めのペースとなって最後はディープインパクト産駒らしい瞬発力とパワーまで見せたようなレース内容でした

2前走のホープフルステークス(G1)は普通に強い内容。ペース的には1000mの通過が60.9秒だったことを考えれば平均ぐらいで、その中を前で競馬する形で運んだ鞍上・福永も好判断。最後の直線では弾けるような抜群の手応えで上がって上りのタイムは35.8秒とやはりパワーの要する馬場で勝ちタイムは2分1.4秒とレベルは高かった一戦

東京スポーツ杯2歳ステークス(G3)を1分44.5秒の圧巻のレコードでの勝利という事を考えても今の府中の高速馬場は合うでしょうし、もともとは皐月賞よりダービー向きだった馬。「不安がない事が不安」という感じではあるんですけど…勝負付けが終わっているメンバーなだけに普通に有力候補

サリオス

ハーツクライ産駒×外人ジョッキーというG1では特注の組み合わせで挑む今回のダービー。鞍上・レーンが継続して乗れるのは強みになってくるはず

前走の皐月賞(G1)馬場の荒れている内目を走った事で最後はコントレイルに交わされましたが…先行抜け出しの勝ちパターンに持ち込んで最後は失速しなかったところを見れば距離は問題ないとみていいはず。むしろ内容的には負けて強しのレースぶり

2走前の朝日杯フューチュリティステークス(G1)は展開的には前にビアンフェ、メイショウチタンを置く形で600m通過が33.8秒と思ったよりもハイペースとなったレースで、この流れを前に付けて先行から抜け出しでの1着は素晴らしい内容。本来なら先行勢は全滅でもおかしくなかったような展開でも失速せずに伸びており勝ちタイムの1分33.0秒はレースレコードと操縦性の良さとレースセンスの高さを感じさせる内容でした

本質的には良馬場の時計の出る舞台で能力が全快になるタイプなのでこちらも府中替わりはプラスになってきそう。当然ですが余程の外枠を引かない限りは重い印は必要でしょう

サトノフラッグ

ディープインパクト産駒で鞍上・武豊と人気になってしまいそうな組み合わせ

新馬戦こそ6着でしたが、その後は未勝利→1勝クラス→弥生賞(G2)を連勝と勢いに乗ったかと思ったら前走の皐月賞(G1)は2番人気ながらも5着と案外の内容

とは言っても陣営は「最大の目標はダービー」と公言していたみたいですし、未勝利戦では東京芝2000mコースで1分59.5秒の2歳レコードを出した舞台。府中変わりはそれなりに悪くはないはずでしょう

鞍上・ルメールから武豊への乗り替わりはどう考えてもプラスには思えないのですが…距離が伸びても良さそうという点ではそれなりの着順までは来れても良さそう

ワーケア

ハーツクライ産駒×外人ジョッキーとここでも怖い組み合わせで今回は最強の鞍上・ルメールで挑むダービーの舞台

そのルメールがこの馬が2歳の時から「ダービーを勝てる馬」と惚れ込むほどの逸材。早くからダービーの乗り馬はサトノフラッグよりもこちらを選んでいたことを考えれば、不気味な存在

言うても東京では2戦2勝でアイビーステークス(L)は重馬場の東京芝1800mコースを危なげなく完勝しており、内容的には中団に付けてからは最後は軽く追い出すような形で、終わってみれば2着のクリスティに3馬身差なら強かったレースでしょう

前走の弥生賞(G2)では2着でしたが、重馬場が厳しかったという結果ですし、東京の良馬場コースなら見直せる一頭

ガロアクリーク

妙味的な事で言うならば好走しても人気にならないようなタイプで、美味しい存在になりそうなのがこの馬

おそらく短距離のイメージが強いキンシャサノキセキ産駒に加えて今回は乗り替わりで挑むダービーという事で人気を落としそうですが…近2走で見せた好走はフロック視出来ない印象

特に前走の皐月賞(G1)では上位2頭とは0.7秒離されていましたが…外枠から無理せずに中団でじっくり構えて最後の直線では良い伸び脚を使っての入線であの脚を見る限りではまだまだ距離は伸びてよさそうでしょう。跳びが大きくて溜めれば弾けるタイプという点では広い東京芝コースは向きそうですし、国内屈指の強メンタルジョッキーの川田への乗り替わりはそこまで悪くはないはずでしょう

ダーリントンホール

現時点で穴馬候補として挙げたいのがこの馬

世界を股にかける馬主ゴドルフィンが本気で日本のダービーを取りに来てる近年ではありますが…今年の最右翼はどう見てもコレ

前走の皐月賞(G1)ではスタートで出遅れてからは無理させずに後方待機を選択。この時点で自分の競馬が出来れていなかったのですが…最後は外を回ってそれなりに伸びておりスタートでのロスが無ければもうちょっと着順は上げれたかもという内容でした

東京芝コースでは共同通信杯(G3)の勝利があり、鞍上に関しては復活のG1男ミルコ・デムーロなら普通に一発の可能性は秘めている一頭でしょう

と、上位6頭について書きましたが…例年ながら馬券的に悩みそうなレースになってきそうで、勝負こそ出来ないかもですが…それなりの波乱の目があるならという事を踏まえた爆穴候補はこちら↓

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府中芝コースは大得意ですし、前走では先行抜け出しから追い込んできた馬には抜かせない勝負強さを見せての好内容。その手の競馬が得意な鞍上も強みですし内枠に入ったら普通に怖い存在

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  • 工藤新一(管理人)

  • プロフィール

    競馬歴:10年

    職業:予想家

    趣味:お酒、ドライブ、旅行、映画、読書、楽しむこと

    座右の銘:一期一会

    予想スタイル:オッズの盲点をつき、いかに回収率を上げれるか。ファクターはデータ、馬・騎手能力、調教、血統、メイチ度など全てを重視します

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