【NHKマイルカップ 2020】最終予想
どうも、工藤新一です
今回は日曜の東京メインレース「NHKマイルカップ(G1)」の最終予想記事になります
個人的には去年は大的中した思い入れのあるレースなので今年もしっかり仕留めたいところ
展開的には2枠3番と逃げるには好枠を引いたレシステンシアがハナ追走が濃厚。阪神JFの時にやってのけた1000m通過が57.5秒というハイペースの逃げからスピードで制圧するような脚質が持ち味なので今回もそれなりに前は流れる展開になってきそう。その後に続くのがハーモニーマゼラン、ボンオムトゥック、プリンスリターン辺りが番手で構える配列。テン乗りとなる鞍上・ルメールがどう乗るかもポイントになってきますが、序盤から飛ばしはしないにしてもそれなりに持ち味を活かす競馬をしてきそうで、純粋なポテンシャル勝負にはなってくるはず
土曜日の現時点で5月10日(日)の府中の天候は雨のち曇り。やや馬場状態は気になるところですが…午前中に少しだけ降ってから後は乾くとみて良馬場or稍重ぐらいを想定して考えていきます
という訳で、予想です!
NHKマイルカップ 2020 予想
◎ルフトシュトローム
○ウイングレイテスト
▲ボンオムトゥック
☆タイセイビジョン
△プリンスリターン
△レシステンシア
△ラインベック
△ギルデッドミラー
△サトノインプレッサ
△ソウルトレイン
△人気ブログランキングへ (穴推し!)
◎ルフトシュトローム
3戦3勝で底を見せていない新星。そこに最強の鞍上・レーンが乗るとなれば…ここは好位で立ち回って最後は突き抜けると予想して本命で挑みます
血統的にはキンシャサノキセキ産駒で祖母ライクザウインドはディープインパクトの半姉という奥深い血筋。生産ノーザンファームの馬で堀厩舎が外人を乗せて来た時点で本気度は高く、前走ニュージーランドトロフィー(G2)の勝ち馬は過去10年で1勝。他にも壊さないといけないデータはそれなりにありますが…そこは鞍上・レーンならぶっ壊してくれるかなと
圧巻だったのはその前走のニュージーランドトロフィー(G2)で1000m通過が57.6秒とハイペースの展開となりましたが、最終コーナーではやや膨れる形で大外を回して最後の直線ではシーズンズギフトを馬群の中を突き抜けるようにしっかり差し切っての勝利。勝ちタイムは1分33.0秒は近年の同レースではかなりの好時計でした
それ以前の2走ですが、新馬戦はスローペースの中でしっかり折り合えており、先行追走から2着に3馬身半差を付けてのアッサリ完勝。次走の1勝クラスではそれなりにハイペースの中を中団待機から最後の直線で楽に伸びており、新馬戦からの勝ちタイムを2.5秒縮めての完勝。どちらもノーステッキの楽勝でこの時点で素質の高さは十分に感じられた内容
脚質に自在性がありながらもこれまでの上りのタイムは全て最速ですし、長く良い脚を使える点に加えてしっかり勝ちきれる「決め手」がある事は強み。混戦になってきそうな今回はこの手のタイプを狙いたいですし…鞍上込みで期待したい一戦です
○ウイングレイテスト
こちらも前走ニュージーランドトロフィー(G2)組ですが、内容的には勝ち馬ルフトシュトロームとはそこまで差が無かったので、評価したい一頭
その前走では最後のコーナーで大きく外へと弾かれる不利がありながらも最後はしっかり伸びておりキレ味があるタイプというよりは長く良い脚を使えるタイプなので、それなりに消耗戦になりそうな今回の舞台設定は悪くないでしょう
成長力のあるスクリーンヒーロー産駒で2歳の時から乗っていた松岡は当時「この時期で比べたら、ウインブライトより上」とコメントしており香港カップを制した相方以上の素質を感じて惚れ込んでいた逸材。陣営もここへのローテーションは早い段階で宣言していましたし、最大目標にしていたことを考えればメイチ度は前走以上
鞍上・横山武史も今年に入ってからは初重賞制覇するなど頭角を現しブレイク寸前のジョッキーなので大舞台でもしっかり乗ってくれるでしょう
▲ボンオムトゥック
持続力のある脚が使える点とクロフネ産駒で母父ダイワメジャーという事を考えれば前走の阪神芝1600mから東京芝1600mへの舞台変わりはプラス。と言うか一番合いそうな舞台設定
前走のアーリントンカップ(G3)では当時の鞍上の藤岡も「もう一列前で運びたかった」と言っており、スタートで出負けした事で最後の直線では2~3着の馬とはポジション取りの差という内容で、もうちょっと前で競馬が出来ていれば馬券内はあったはず
2走前の君子蘭賞(1勝クラス)では番手追走の先行策から楽に抜け出すと2着には2馬身半差を付ける完勝で、上りのタイムは最速でその時のタイムは同日の毎日杯(G3)と比べても0.2秒差と好内容。陣営もここに出走を叶えたかったはずですし、抽選を突破出来たのであればチャンス到来。鞍上・田中勝春は不安ではありますが前目で競馬が出来ればそう簡単にはタレなそうですし、消耗戦となる展開も向きそう
☆タイセイビジョン
世代屈指のマイラー候補ならこの馬だと思いますし…本命と同じぐらいの気持ち推したい一頭
新馬戦から重賞を4戦していますが、通算成績は(3.2.0.0)とパーフェクト。2走前に負けたのは怪物サリオスですしこの馬もまだまだ底は見せてないでしょう。さらには5戦中4戦が上がり最速を繰り出しており末脚のキレ味は東京の良馬場で活きてきそうな印象
同じ東京芝コースだった京王杯2歳ステークス(G2)をレコードで勝つぐらいのスピードも持ち合わせており舞台設定は悪くないはず
前走のアーリントンカップ(G3)は馬体重プラス10キロと余力があり明らかに叩き台に使ったようなレースでしたが…後方でじっくり脚を溜めてからは前が崩れる中をしっかり脚を使って2着に2馬身差を付ける好内容
ローテーション的にはここを最大目標にしていた点も好材料ですし、後方からの競馬で差し届かずはありそうですが…このメンバーなら上り最速を出すのはおそらくこの馬でしょう
あとは一頭穴推し馬として挙げたい馬が一頭。前走からの距離短縮はプラスに向きそう。2走前は最後にヨレていて甘くなる幼さがありましたが…成長力にも期待。馬券的な起爆剤になる可能性があるならここかなと思います→人気ブログランキングへ
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