【阪神大賞典 2020】予想オッズとレース展望 穴馬候補も!
どうも、工藤新一です
今週は天皇賞・春に向けての大事なステップレース「阪神大賞典(G2)」
日本一堅い重賞と言われていますが…実際に1番人気の成績は過去10年で(6.2.2.0)と馬券内100%
これを見れば「1番人気は鉄板!」と思う人も多いかもしれないですが…オッズは投票する人達が決めるものなので…動きがあるもの。重要なポイントは阪神3000mと紛れの少ない舞台で絶対的な能力の高い馬が好走出来る点という事でしょう
まずはnetkeibaによる予想オッズと人気上位馬についての見解です
阪神大賞典 2020 予想オッズ
キセキ 2.2
ユーキャンスマイル 2.8
ボスジラ 5.9
メイショウテンゲン 6.5
タイセイトレイル 17.8
メロディーレーン 19.2
ムイトオブリガード 26.7
トーセンカンビーナ 34.6
レノヴァール 49.7
ドレッドノータス 53.5
キセキ
実績も戦ってきた相手レベルもここでは一枚上の存在
前走の有馬記念(G1)では対抗を打っていましたが…大外枠での出遅れは痛恨だったという一戦。それでも国内最高クラスのメンバーで5着持ってこれたのは自力の高さの証明でしょうし、今回は先行勢が普通に主張してきたのも展開的に厳しかった内容
国内屈指のタフさを兼ね兼ね備えておりまだまだ底を見せてない馬ですので、ここでは主役クラスなのは明らか。鞍上・川田とも手は合っていますし、勝ちきれない面はありますが、先行力があり前に行けばなかなか沈まない大崩れのないタイプなので軸には最適な一頭
ユーキャンスマイル
去年の秋は新潟記念(G3)を勝ってからは天皇賞・秋(G1)4着→ジャパンカップ(G1)5着と充実期を迎えた印象
キングカメハメハ産駒で5歳ごろから更に成長しても不思議ではないですし、長距離は本質的には向いてはなさそうですが…菊花賞(G1)3着・ダイヤモンドステークス(G3)勝ちがあることを考えればこなしても不思議ではないはず
今回は天皇賞・春に向けての叩き台の一戦ではありますが、相手レベルは楽になりますし、決め手がある馬なので良馬場であれば上位に来れても良さそう
ボスジラ
グッドラックハンデ(2勝クラス)→早春ステークス(3勝クラス)を連勝と上り馬のディープインパクト産駒
明け4歳でフレッシュな立場で挑める今回は条件的には合いそうですし、半兄には菊花賞(G1)2着のポポカテペトルが居るので長い距離も問題はないはず
陣営も「ここを使って天皇賞・春へ向かいたい」とハッキリ言っていますし、出走を決める為にもキセキ・ユーキャンスマイルよりはここへのメイチ度は高そうな一戦
メイショウテンゲン
前走のダイヤモンドステークス(G3)でも本命を打ちましたが…最後の直線ではミライヘノツバサに馬体を寄せられてやや不利もあった感じですし、最後は差し切れずハナ差の負けと悔やまれる内容
2走前のステイヤーズステークス(G2)では最後の直線でかなり外に弾かれる不利を受けながらも最後は上り2位の末脚を見せての4着ですし、その時は前に居たのはモンドインテロ、アルバートなどと現役屈指のステイヤーだった事を考えてもレベルは高かったはず
とにかく距離は長いところが合う印象で、年齢的には明け4歳でまだまだフレッシュな立場。ディープインパクト産駒ですが母メイショウベルーガ譲りのスタミナがあり復調しているのであればここでも面白そうな存在
タイセイトレイル
距離2500m以上は(2.2.2.1)と安定感があり、騎手が大事になってくる長丁場で鞍上・福永は強化と思える乗り替わり
前走のダイヤモンドステークス(G3)はやや早めに脚を使ってしまった事で伸びを欠きましたが5着なら見直せる結果
2走前の日経新春杯(G2)では陣営も急仕上げと言っており馬体重はプラス14キロでの出走。それでも最後は斤量55キロを背負いながらも上り2位の末脚で4着と安定感を示すことが出来たのは良かったでしょう。妙味を考えれば人気の下がった今は美味しい印象
と、人気上位5頭についてザックリ書きましたが、やはり能力上位のキセキはやや抜けた存在。可能性としてはヒモ荒れはありそうですが、予想オッズ的にはこの馬が面白そう↓
前走で3勝クラスを勝ちましたが、ここに来ての充実ぶりが良くて鮮度の高いディープインパクト産駒という点も魅力。レースセンスが高いので長距離には不安はなさそう。人気が無いなら上位の印を考えたい一頭です
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