どうも、工藤新一です

週末の3月14日(土)のホワイトデーは関東各地でまさかの雪が降り、競馬にもそれなりに影響を与えていたように思える気候。実際に土曜のメインで人気馬だったルメール鞍上のコントラチェックなんかは「雪を食べようとしながら走っていた」とまさかの敗因となっていましたし、平場もぼちぼち荒れていた印象

天気や馬場状況は大事な予想におけるファクターの一つなので今後もしっかり見ておきたいですよね

という訳で、先週のブログに公開していた重賞結果・回顧を書いていきます↓

【中山牝馬ステークス　2020】結果

1着　☆　フェアリーポルカ
2着　△　リュヌルージュ
3着　△　エスポワール

本命を打った◎フィリアプーラは6番人気で10着と撃沈でしたが、今回は後ろ過ぎたポジションも無理がありましたし、さすがにここまで馬場が不良となると厳しかったレース。その上最後のコーナーでは外を回っており、物理的に届かない位置からの競馬となればレースには参加出来ていなかったとみて次走は良馬場で見直したい一頭

勝ち馬の☆フェアリーポルカはタフだった馬場も含めて内枠からロスなく運んで最後は絶好の位置からの競馬で全てが噛み合っての勝利という内容。上りのタイムが37.1秒と凄まじく遅かったことを考えればこの手の上りのかかる馬場が合っていたはずですし、舞台設定は選びそうなタイプ。ルーラーシップ産駒で成長力がありまだ4歳なのですが、次走いきなり狙うという感じではないでしょう

2着の△リュヌルージュは逃げるモルフェオルフェをしっかり可愛がる形の番手追走でしたが、最後は斤量50キロという利も活かして残せたという内容。ペース的には前半の1000m通過が1分00.7秒と馬場を考えてもそこまでスローだった訳ではないので、先行有利という感じではなかったことを考えれば能力的にはそれなりに評価出来る一戦でした。鞍上・団野もこれが重賞初騎乗だった事を考えればやれていましたし、そもそも大崩れが無く相手なりに走れるタイプで器用さがありレースセンスは良い馬。まだ若干、重賞では足りないですが…今後も抑えておきたい存在

3着の△エスポワールは馬場的には一番合っていたような舞台でしたが、最後捉えきれなかったのは休み明けの分もあったのかもしれません。使われて良くなるタイプですし、オルフェーヴル産駒の牝馬ならここから先の成長も見込めそうな一頭

4着のデンコウアンジュは地味でいつも人気しないのですが、上がりは36.7秒の2位でここでも屈指の安定感は健在だったという内容。やはりタフな馬場は合いますし条件も良かったのでしょう。斤量56キロを背負っていたことを考えればまだまだやれそうですし、7歳ではありますがローカル路線であれば今後も無視は出来ない感じ

次走買い馬　→　リュヌルージュ

【金鯱賞　2020】結果

1着　○　サートゥルナーリア
2着　☆　サトノソルタス
3着　▲　ダイワキャグニー

印4点勝負で3頭が馬券内を締めましたが…◎ラストドラフトが5着で馬券的には外してしまった一戦。まぁ買い方が下手だったので仕方ないのですが悔やまれる結果。そのラストドラフトですが、近2走はマーフィーが乗っていた事を考えれば鞍上弱化でしたし…さすがにこのスローペースの中をサートゥルナーリア徹底マークでは厳しかったという内容で、もう少し前目で競馬が出来れば少なくとも2～3着はあったかもしれません。今回は勝った馬が強過ぎましたが…じわじわと力は付けている印象でノヴェリスト産駒で母マルセリーナと奥深い血統なだけに今後も追いたい一頭

まず勝ち馬の○サートゥルナーリアですが、単勝1.3倍の絶大な支持に応える完勝で。ペース的には前半の1000m通過が1分03.8秒とスローの中を最後のコーナーを回ってからは楽な手応えで上りのタイムは33.2秒とここでは能力の差が明らかだったといえる結果。斤量58キロ＋休み明け初戦ですし、この先は国内であれば無双してもおかしくない存在でしょう

2着の☆サトノソルタスは勝ち馬とは2馬身差以上の大きな差がありましたが、ここでの好走で復調は示せたでしょう。いうても重賞では好走歴のある馬ですし、戦歴の少ないディープインパクト産駒ならまだまだやれてもいいはず。G3クラスであればどこかで重賞勝利があってもいいかもしれません

3着の▲ダイワキャグニーは予想の記事にも「自分でペースを作ることが出来れば残り目もあっていいはず」書いたようにハナを取り切ってからはスローに落として粘っていたことを考えればまだまだやれそうな印象。東京巧者で左回りこそですが、条件が揃った時には狙っても良いかもしれません

4着のギベオンも中京では好走歴があり不気味さはありましたが、最後は鞍上・福永がインで詰まらせての結果と惜しかった内容。取ったポジションを考えればロスなく運べれば2～3着はあったはずですし得意の左回りならまだまだやれても良さそうな一頭

次走買い馬　→　サートゥルナーリア