【先週の結果】京都牝馬ステークス、ダイヤモンドステークス、フェブラリーステークス レース回顧と次走狙い馬
どうも、工藤新一です
皆さん、3連休お疲れ様でした。今年の初G1が終わりましたが…競馬的にはまだまだ今年はこれから!!
今週は豪華メンバーが揃う中山記念(G2)も開催され目白押しな週末。今のところですが…そんな豪華メンバーの中山記念(G2)の有力候補はこちら→人気ブログランキングへ
ここは舞台設定は特にいいはずですし、まぁ普通に実績も能力も上位。適正を考えれば無視は出来ないはず
という訳で、先週のブログに公開していた重賞結果・回顧を書いていきます↓
【京都牝馬ステークス 2020】結果
1着 サウンドキアラ
2着 プールヴィル
3着 △ メイショウグロッケ
本命を打った◎リバティハイツは14番人気と低評価だったのですが、さすがにポジションを下げ過ぎたのは痛かった感じ。それでも全体では3位となる上り34.7秒の良い脚を使っての8着。条件的には時計の掛かる1400mがベストでしょうし、ポジションがもうちょっと前なら着差も変わっていたはず。今後も条件が揃えば上位に考えたい一頭
勝ったサウンドキアラは結果的には1番人気でしたが…これで京都金杯(G3)から重賞連勝とまさに今年ブレイクしそうな一頭。2着には1馬身以上の差を付けており、最後の直線では大外からまだ伸びるのか…と思わせる脚で駆け抜けている辺りは本格化を漂わせる内容。前半の3Fのタイムが36.0秒で重馬場という事を踏まえてもかなりスローだった事を考えれば、前の馬を差し切る内容は強かったという感じ。今後にも注目です
2着のプールヴィルは好位追走からしっかり荒れたインを伸びて残したという内容で、やはり1400mでは重賞クラスといったレース。これで芝の1400mは(3.4.0.0)でパーフェクト連対をキープしており、休み明けの馬体重プラス24は成長分でしょう。今回はそれなりに展開が向いた感じはしますが…この距離なら無印には出来ない存在
3着の△メイショウグロッケはスローペースの中を最後のコーナー直前で早めに押し上げたという内容での入線で鞍上・大野も好判断だったはず。新馬戦以来の1400mに対応も出来ており、メイショウサムソン産駒らしいズブさを見せて馬場も向いた感じ
展開的にはその他、後方勢はお手上げと言った感じですが…人気の4歳馬ビーチサンバはここは明らかに叩きの一戦でしょうし、最後方から上り最速を使っての5着ですし見直せる一戦。同じく人気の4歳馬シゲルピンクダイヤも流石に後方からは無理な競馬でしたし距離も合わなかったはず。ここを使ってどこを視野に入れるべきかといったレースだったはず
次走買い馬 → サウンドキアラ、ビーチサンバ、シゲルピンクダイヤ
【ダイヤモンドステークス 2020】結果
1着 ミライヘノツバサ
2着 ◎ メイショウテンゲン
3着 △ オセアグレイト
ここは派手に荒れましたが…勝ったミライヘノツバサはまさかの最低人気で単勝は32,550円めったに見れない重賞での単勝300倍オーバー…。長距離も向いていましたし、今のやや時計の掛かる東京の芝コースも合っていたという内容。鞍上・木幡巧也もしっかりエスコート出来ていましたし、これでドリームジャーニー産駒のJRA重賞初勝利。地味な血統と鞍上で人気は今後もしなさそうですが…ここで復活出来た事で面白くなってきましたし、もとは中山コースを得意としている同馬。舞台次第では狙っても良いかもしれません
2着の◎メイショウテンゲンは正直、勝ったと思ったのですが…最後は差し切れずハナ差の負けと悔やまれる一戦。とは言っても最後の直線ではミライヘノツバサに馬体を寄せられてやや不利もあった感じですし、能力は示せたでしょう。妙味的にはここが最大の買い時だったかもしれませんが…まだまだ年齢的に明け2歳。長距離では今後も狙いたい一頭
3着の△オセアグレイトは上位2頭から5馬身離される結果でしたが…ここでも東京巧者の力は示せたでしょう。結果的には脚を溜めて爆発させた上位に対してこちらは中団の前追走とややポジション的にも前過ぎた一戦。鞍上・野中と地味なので今後も人気はしなさそうですが、東京芝コースでは特に無印には出来ない印象
次走買い馬 → メイショウテンゲン(長距離)
【フェブラリーステークス 2020】結果
1着 △ モズアスコット
2着 ケイティブレイブ
3着 ▲ サンライズノヴァ
まず本命を打った◎タイムフライヤーについてですが…10番人気ながらも5着と健闘。予想していた通りの前に馬を置いて先行というレース運びで、最後の直線を向いた時は「勝ったかも」と思ったのですが…最後は上位馬のキレ味に屈したという内容。溜めをもうちょっと利かせていれば変わったと思いますし、ハイペースで掛かっていたのは折り合いにも課題は残したかなという感じ。この手の馬を乗りこなせるジョッキーに変われば一変もあるでしょう
勝ち馬の△モズアスコットは正直、このメンバーなら一枚も上だったかなという貫禄勝ち。終わってみれば1番人気×鞍上・ルメールというG1ではお馴染みの組み合わせなので仕方ない訳ですが…本命を打つには難しいタイプだったのは明らか。それでも本命で勝負した人はお見事ですね。上りのタイムは35.4秒は2位タイですし、追い出しのタイミングも良かった。下手に芝に戻すよりはダート一歩に絞った方が良さそうで、芝レースに出るなら危険な人気馬にもなりかねない感じ。今後のローテーションには注目したいところ
2着のケイティブレイブは今年の台風の目となる形で中団から内目を突いて追い上げる芸当は内容的に良く、最低人気の16番人気で渾身の騎乗を見せてくれた鞍上・長岡禎仁には賞賛の声も多いはず。言うてもメンバー最多となる重賞勝利を挙げている馬ですし、G1を制してるほどの実力馬。今回は完全に鞍上だけで軽視されていた一頭でしょう
3着の▲サンライズノヴァは得意舞台で上り最速となる35.3秒の鬼脚を繰り出してもここが精一杯という内容。とは言っても上位の馬は内目を回っていたのに対して同馬は大外を回った事を考えれば強い内容だったはず。ポジションの差で着差も変わっていたような結果なだけに次走はいきなり狙いたいところです
4着の△ワンダーリーデルはこの展開ならややハマった感じもしますが…陣営もしっかり照準をここに絞り仕上げて来たという印象。武蔵野ステークス(G3)で圧巻の走りを見せたように適正は東京ダート1600mなのかもしれません。7歳にして今が充実期を迎えた気もしますので…今後も注目したい一頭です
次走買い馬 → サンライズノヴァ
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